「電子メール・メッセージのチェックイン」ダイアログ・ボックス

「電子メール・メッセージのチェックイン」ダイアログ・ボックスは、電子メール・アイテム(メッセージと添付ファイル)を、新しいコンテンツ・アイテムとして電子メール・アプリケーション(Microsoft OutlookまたはLotus Notes)からOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスにチェックインするために使用します。

メッセージに添付ファイルが含まれる場合、それらは個別のアイテムとしてコンテンツ・サーバーにチェックインすることも、メッセージに埋め込むこともできます。(常にこれらの処理のうちの1つを実行するようにシステムを設定できます。)

添付ファイルを個別のアイテムとしてチェックインできる場合、選択したメッセージで検出されたすべての添付ファイルは、このダイアログ・ボックスに表示されます。デフォルトでは、このダイアログ・ボックスの設定によって、それぞれ独自のコンテンツIDを持つ個別のアイテムとして添付ファイルがチェックインされます。メッセージとその1つ以上の添付ファイルを単一のアイテムとしてチェックインする場合、埋込みを行う各添付ファイルに対応するチェック・ボックスの選択を解除します。

要素 説明

サーバー

電子メール・アイテムをチェックインするコンテンツ・サーバーを選択します。現在のサーバーと異なるサーバーを選択した場合は、ログイン名とパスワードの入力を求めるプロンプトが表示される場合があります(サーバー構成によります)。

使用可能なサーバーのリストには、Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスのみが表示され、Oracle Content Databaseサーバーや他のWebDAVサーバーは表示されません。このページでは、Oracle WebCenter Contentサーバーの標準チェックイン機能が使用されるためです。

プロファイル

チェックイン・フォームに適用するコンテンツ・プロファイルを選択します(プロファイルがコンテンツ・サーバーに定義されている場合)。コンテンツ・プロファイルは、チェックイン・フォーム(および複数の他のコンテンツ・サーバー・ページ)に表示されるメタデータ・フィールドをコンテンツのタイプに応じて制限するために使用します。たとえば、販売プロファイルには収益や販売予測などのメタデータ・フィールドを表示し、サポート・プロファイルにはケース番号やステータスなどのメタデータ・フィールドを表示できます。

プロファイルは、それらをサポートするコンテンツ・サーバーに接続している場合にのみ使用できます。不明な点については、コンテンツ・サーバー管理者に問い合せてください。

フォルダ

チェックインされた電子メール・アイテムが格納されるサーバー上のフォルダが表示されます。「なし」が表示されている場合、以前に使用したフォルダをドロップダウン・リストから選択できる場合があります。そうでない場合は、「参照」ボタンを使用してフォルダを選択します。

参照

選択すると、「フォルダの選択」ダイアログ・ボックスが開き、チェックインされた電子メール・アイテムが格納される場所を選択できます。

「情報」領域

電子メール・アイテムに関する情報(「ファイル名の競合があります。名前変更を使用してこれらを修正してください。」など)を表示します。

名前の変更

これは、リスト領域で任意のアイテムを選択すると使用できます。これによって「ファイルの名前変更」ダイアログ・ボックスが開き、現在選択しているファイルまたは添付ファイルの名前を変更できます。現在のファイル名が宛先フォルダの名前と同じである場合、その名前を変更するか、それが添付ファイルの場合は埋込みアイテムとしてチェックインする必要があります(そのファイル名の横にあるボックスの選択を解除します)。

メッセージと添付ファイルのリスト

コンテンツ・サーバーにチェックインするために選択したすべての電子メール・アイテムが表示されます。添付ファイルは、そのメッセージの下にネストされます。各添付ファイルに対応するチェック・ボックスによって、その添付ファイルを個別にチェックインするか、埋込みアイテムとしてチェックインするかを選択できます。コンテンツのチェックイン・ダイアログアイテムの除外が選択されている場合を除き、リスト内のすべての電子メール・アイテムがコンテンツ・サーバーにチェックインされます(後述の「続行」を参照してください)。ファイル名の横にある警告の三角形は、宛先フォルダにすでに同じ名前の電子メール・アイテムが含まれることを示します(前述の「名前の変更」を参照)。

すべて選択

これは、リスト領域に複数の添付ファイルがある場合にのみ使用できます。このボックスの選択を解除すると、リスト領域のすべての添付ファイルの選択が解除されます。このボックスを選択すると、リスト領域のすべての添付ファイルが選択されます。選択した添付ファイルは、個別のコンテンツ・アイテムとしてチェックインされます。

ヘルプ

このダイアログ・ボックスの状況依存ヘルプ情報を表示するには、このボタンをクリックします。

続行

これは、リスト領域にファイル名の競合がない場合にのみ使用できます。これにより、チェックインされる個々のアイテムまたはアイテムの組合せに対するメタデータ・ページが含まれるコンテンツのチェックイン・ダイアログ・ボックスが開きます。

取消

電子メール・アイテムをコンテンツ・サーバーにチェックインしないでダイアログ・ボックスを閉じるには、このボタンをクリックします。

関連項目

『Oracle WebCenter Content: Desktopの使用』コンテンツ・サーバー接続についてに関する項