コンテンツ・サーバーの通信のカスタマイズ

この章では、コンテンツ・サーバー・インスタンスへのアクセスおよび通信をカスタマイズする方法に関する情報を提供します。

この章の構成は、次のとおりです。

親トピック:セキュリティの管理

ログイン/ログアウトのカスタマイズ

ExtranetLookコンポーネントを使用して、Webサーバーが発行したエラーと問題のページを介してOracle WebLogic Serverユーザー・ストアにより認証されないユーザーに対するインタフェースを抑制して、ユーザー・アクセスをカスタマイズできます。インタフェースの変更については、『Oracle WebCenter Contentでの開発』匿名ユーザー・インタフェースの変更に関する項を参照してください。

ExtranetLookコンポーネントはデフォルトでコンテンツ・サーバーとともにインストールされ、無効化されます。このコンポーネントを使用するには、拡張コンポーネント・マネージャを使用して有効化する必要があります。

ブラウザURLのカスタマイズ

BrowserUrlPathコンポーネントは、コンテンツ・サーバーおよびWebサーバーの特定の構成で使用されるURLパスの特定をサポートします。このコンポーネントはデフォルトでコンテンツ・サーバーにインストールされ、無効化されています。このコンポーネントを使用するには、拡張コンポーネント・マネージャを使用して有効化する必要があります。

このコンポーネントはOracle WebLogic Serverドメインにデプロイされ、ロード・バランサの背後に配置されたコンテンツ・サーバー・インスタンスに対して有効です。

この項の内容は次のとおりです。

BrowserUrlPathのカスタマイズについて

BrowserUrlPathコンポーネントにより、特定のIdocスクリプト変数および関数のオーバーライド、特定の変数に対する計算の追加、およびURLパスを判断するための追加の構成エントリの提供が行われます。BrowserUrlPathコンポーネントはコンテンツ・サーバーのネイティブ・ユーザー・インタフェース用の「トレイ」および「トップ・メニュー」レイアウトでのみサポートされます。

BrowserUrlPath構成変数は、IntradocDir/config/config.cfgファイルに配置できます。

注意:

BrowserUrlPathコンポーネントには変数を使用した拡張構成が必要です。変数を変更する前に構成をバックアップする必要がある場合があります。

一般的なシナリオでは、Webサーバーにより、2つの重要な情報がコンテンツ・サーバー・インスタンスに転送されます。

2つの重要な機能には、ブラウザ・ベースのフル・アドレスが使用されます。

  1. コンテンツ・サーバー・インスタンスの「トレイ」レイアウトのサイド・フレームにおけるURLの自動作成。特に、サイドのミニ検索には、相対URLではなく、フルURLを予測する必要があります。

  2. PDFドキュメントを強調表示するセカンダリURL (PDFのURLの後に続く#xml-http…の部分)。

BrowserUrlPathコンポーネントにより、追加の構成なしで特定の変数の機能が強化され、SERVER_PORTの値が433の場合、コンポーネントではプロトコルはHTTPではなくHTTPSであると推測されます。同様に、SERVER_PORTの値が433ではない場合、コンポーネントではブラウザがHTTPSではなくHTTPを使用してリクエストを発行したと推測されます。この拡張により、SSL (HTTPS)および非SSL Webサーバー(HTTP)の両方から、同じコンテンツ・サーバー・インスタンスにアクセスできます。

このコンポーネントにはWebDAVアクセスに関する特別な機能もあります。構成エントリWebDavBaseUrlが追加されたため、動的に使用されます(ホストおよびプロトコルが“絶対“パス・ルールを使用して変更されます)。

注意:

WebDAVアクセスの機能により、一部のコンテンツ・サーバーのページにおけるCHECKOUTおよびOPEN関数の動作、およびSite Studioクライアントの一部の動作が変更されます。

影響を受けるIdocスクリプト変数および関数

BrowserUrlPathコマンドは、次のIdocスクリプト変数および関数の計算をオーバーライドします。

BrowserUrlPathコンポーネントにより、次の変数に計算が追加されます。

ブラウザ・パス変数HttpBrowserFullCgiPathおよびHttpBrowserFullWebRootの場合、ユーザーが現在使用しているブラウザのプロトコル(HTTPとHTTPS)、ポート番号およびホスト名は実装コードにより判断されます。この判断は、Webサーバーがリクエストで何を受信するかに基づいています。

URLパスの判断

BrowserUrlPathコンポーネントでは、ブラウザがURLパスを判断する際にそれを推測するための次の構成エントリがサポートされています。

絶対フル・パスの計算の変更

BrowserUrlPathコンポーネントでは、絶対フル・パスの計算方法を変更するため次の構成エントリがサポートされています。ブラウザで別のURLが示されていても、固有のホスト名とプロトコルを使用する方がよい電子メールに便利です。このパスは絶対または汎用パスとみなされます。

拡張ユーザー属性

ExtendedUserAttributesコンポーネントにより、管理者は拡張セキュリティ属性をコンテンツ・サーバー・ユーザーに追加できます。拡張セキュリティ属性は既存のユーザー属性とマージされ、ユーザーの管理に柔軟性を追加できます。たとえば、内部の設定を実行する必要なく、ロールおよびアカウント属性を外部LDAPユーザーに追加できます。また、ロールおよびアカウント属性を、ベース・ユーザー属性とは別に、カスタマイズされたアプリケーション用のユーザーに追加できます。

コンテンツ・サーバーでは、ExtendedUserAttributesコンポーネントはデフォルトでインストールされ、有効化されています。ExtendedUserAttributesコンポーネント向けにインストールされるサービスについては、『Oracle WebCenter Contentサービス・リファレンス』ユーザー属性サービスの拡張に関する項で説明しています。

この項では、拡張ユーザー属性の次のトピックについて説明します。

これらのリソースに加えて、拡張ユーザー属性用のデータを収集するために使用できる追加された問合せがあります。問合せは、コンポーネント・ウィザードまたはWC_CONTENT_ORACLE_HOME/ucm/idc/components/ExtendedUserAttributes/resources/extendeduserattributes_query.htmファイルで検索することにより表示できます。

ExtUserAttribInfo結果セット

ExtUserAttribInfoは、コンテンツ・サーバーが拡張ユーザー属性を処理するために使用する結果セットです。これは標準のユーザー属性の処理に使用されるUserAttribInfo結果セットと同様で、いくつかの追加の情報を使用します。

この結果セットには3つの列があります。1つの行につき1つの属性、または1つの行に複数の属性(アプリケーションごと)を指定できます。次の列が含まれます。

次にこの結果セットの例を示します。

@ResultSet ExtUserAttribInfo
3
dUserName
dApplication
AttributeInfo
jsmith
appl
role,contributor,15
jsmith
app2
account,abc,15,account,xyz,15
@end

拡張ユーザー属性の構成変数

次の構成変数はコンテンツ・サーバーに追加でき、デフォルト属性と連携する場合に便利です。