1 概要とロードマップ

この節では、このガイド『WebCenter WLSTコマンド・リファレンス』の内容と構成について説明します。

1.1 ドキュメントのスコープおよび対象読者

このドキュメントでは、WebCenter Portal、WebCenter ContentおよびWebCenter Enterprise Captureを管理するために使用できるカスタムWebLogic Scripting Tool (WLST)コマンドについて説明します。

ノート:

コンポーネントは、ORACLE_HOMEディレクトリにインストールされている場合のみ、指定されたOracle Fusion MiddlewareコンポーネントのカスタムWLSTコマンドが使用できます。

このドキュメントは、OracleのJava Platform, Enterprise Edition (Java EE)を使用してJava EEアプリケーションをデプロイする、WebLogic Serverの管理者およびオペレータを対象としています。読者は、Webテクノロジ、およびWebLogic Serverがインストールされているオペレーティング・システムとプラットフォームに精通していることが前提となっています。

1.2 このドキュメントの手引き

このマニュアルの構成は次のとおりです。

1.3 関連ドキュメント

WebLogic Scripting Toolの使用方法については、『WebLogic Scripting Toolの理解』を参照してください。

1.4 このガイドの新機能と変更された機能

この項では、WebCenter Content、WebCenter Enterprise CaptureおよびWebCenter Portalの新しいおよび変更されたカスタムWLSTコマンドについて説明します。この項の内容は、次のとおりです。

1.4.1 12c リリース(12.2.1.3.0)の新機能と変更された機能