アセットのコピー/アセットの削除/アセットのアップロード/アセットのダウンロード/アイコンのアップロード

アセットのコピー

組込みアセットを含むほとんどのアセットは、コピーを作成できます。これは、次の操作を実行する場合に役立ちます。

  • アセットのバックアップを作成する。

  • オリジナルのアセットを使用したままアセットを更新する。

  • 組込みアセットを、新しいアセットを作成するための開始点として使用する。組込みアセットは編集できませんが、さらに絞込みを行うための開始点として使用するコピーを作成できます。

アセットのコピーを作成すると、オリジナルのアセットのステータスにかかわらず、コピーは最初に非表示とマークされます。

注意:

コンテンツ・プレゼンタ表示テンプレートのコピーは作成できません。

アセットをコピーするには、次の手順を実行します。

  1. 「コピー」ダイアログで、「表示名」フィールドにコピーの名前を入力します。
  2. 「説明」フィールドに、オプションで新しいアセットの説明を入力します。
  3. 「OK」をクリックします。

アセットの削除

アセットが不要になった場合、削除が必要になることがあります。組込みアセットは削除できません。

注意:

アセットを削除する前に、そのアセットが使用中でないことを確認する必要があります。ページ・レイアウトを除いて、アセットを削除用にマークすると、使用中であっても削除されます。ページ・レイアウトでは、レイアウトが使用中で削除できないことを通知するメッセージが表示されます。

アセットを削除するには:

  1. 「削除」ダイアログで、「OK」をクリックします。

アセットのアップロード

注意:

あるポータルからダウンロードしたアセットを別のポータルにアップロードすることはできません。すなわち、ポータル間でのアセットの移行はサポートされていません。複数のポータルに渡ってアセットを使用するには、アセットを共有アセットとして作成する必要があります。

アセットをWebCenter Portalにアップロードする場合:

  • 同じ内部IDを持つ既存のアセットが上書きされます。

  • ポータル・アセットは、そのオリジナル・ポータルにのみアップロードしなおされます。ポータル・アセットを、別のポータルにアップロードすることはできません。

  • ローカル・ファイル・システムまたはリモート・サーバー上のアセットは、アーカイブ・ファイル形式にする必要があります。

アセットをアップロードするには、次の手順を実行します。

  1. 「アップロード」ダイアログで、次を選択します。
    • 自分のコンピュータで表示: ローカル・ファイル・システムからアーカイブ・ファイルをアップロードする場合にクリックします。ファイルを見つけるには、「ファイルの選択」をクリックします。

    • WebCenter Portalサーバーで表示: リモート・サーバーのファイル・システムからアーカイブ・ファイルがアップロードされます。下のフィールドに、サーバー上でファイルを見つける場所を入力します。

  2. 「アップロード」をクリックします。
  3. アセットがポータルにすでに存在する場合は、「はい」をクリックして、アセットをアーカイブ・ファイルのコンテンツで置き換えることを確定します。
  4. 正常な結果を示すダイアログで、「OK」をクリックします。

    注意:

    イメージやアイコンなど、アセットが使用または参照するアーティファクトは、アセットがアップロードされるとき、アセット・アーカイブには含まれていません。アセットをアップロードする際、依存アーティファクトは手動で管理および移動する必要があります。コンテンツ・サーバーでアセット・アーティファクト専用のフォルダ構造を使用して、必要に応じてコンテンツを簡単に識別したり移動したりできるようにすることをお薦めします。

    MDSにアーティファクトを格納するレガシー・アセットを管理する場合、依存アーティファクトをコンテンツ・サーバーに再配置することをお薦めします。ただし、MDSに格納されたアーティファクトを移動する必要がない場合は、MDS WLSTコマンドexportMetadataおよびimportMetadataを使用できます。

アセットのダウンロード

注意:

あるポータルからダウンロードしたアセットを別のポータルにアップロードすることはできません。すなわち、ポータル間でのアセットの移行はサポートされていません。複数のポータルに渡ってアセットを使用するには、アセットを共有アセットとして作成する必要があります。

アセットをダウンロードすると、その構成がアーカイブ・ファイル内に保存されます。このアーカイブ・ファイルは、ローカル・ファイル・システムまたはリモート・サーバー・ファイル・システムに保存できます。

アセットをダウンロードする手順は次のとおりです。

  1. 「ダウンロード」ダイアログの「アーカイブ・ファイル名」フィールドに、アーカイブ・ファイルの名前を入力します。アーカイブ・ファイルの拡張子は.aarであることが必要です。
  2. 次のいずれかを選択します。
    • 「自分のコンピュータに保存」を選択すると、アーカイブ・ファイルがローカル・ファイル・システムに保存されます。「ダウンロード」ボタンをクリックすると、ファイル・システム上でファイルを保存する場所の入力を求めるプロンプトが表示されます。

    • WebCenter Portalサーバーに保存: ポータル・サーバーのファイル・システムにアーカイブ・ファイルが保存されます。.aarアーカイブ・ファイルはデフォルト・パスDOMAIN_HOME/WC_Archivesに保存されます(DOMAIN_HOMEは、WebCenter Portalがインストールされているドメインの場所を参照します)。

  3. 「ダウンロード」をクリックします。
  4. アーカイブ・ファイルをローカル・ファイル・システムに保存するように選択した場合、ファイルを保存する場所の指定が求められます。
  5. アセットをダウンロードすると、選択したIDE (JDeveloperなど)にインポートできるようになります。

注意:

イメージやアイコンなど、アセットが使用または参照するアーティファクトは、アセットがダウンロードされるとき、アセット・アーカイブには含まれていません。依存アーティファクトは手動で管理および移動する必要があります。コンテンツの識別や移動が簡単になるように、必要に応じて、アセットのアーティファクト専用のフォルダ構造をコンテンツ・サーバーで使用することをお薦めします。

MDSにアーティファクトを格納するレガシー・アセットを管理している場合は、依存アーティファクトをコンテンツ・サーバーに再配置できます。ただし、MDSに格納されたアーティファクトを移動する必要がない場合は、MDS WLSTコマンドexportMetadataおよびimportMetadataを使用できます。

アイコンのアップロード

アップロード・アイコン: データ視覚化の定義ウィザードで表示するアイコンをアップロードして、カスタム視覚化テンプレートを表すことができます。アイコン・イメージのファイル・タイプはGIF、PNGまたはJPGである必要があり、最良の結果を得るためには150K以下および200x143ピクセル以下である必要があります。