Elasticsearchの検索設定

このページを使用して、システムがElasticsearchに対して構成されている場合に検索設定を表示または変更します。

このページにWebCenter Portal管理からアクセスすると、変更は、ホーム・ポータルを含むすべてのポータルの検索の動作に影響します。ポータル管理からアクセスした場合、変更はそのポータルのみに影響します。

「検索」のアイコンをクリックして、次の2つのタブが含まれる「検索設定」ページを開きます。

Elasticsearchの検索設定 – 「検索」タブ

Elasticsearchの検索設定をカスタマイズするには、次の手順を実行します。

  1. 「検索」のアイコンをクリックして、「検索設定」ページを開きます。
  2. 「検索」タブで、「フィルタリング・ドロップダウンの有効化」を選択して、選択したサービスに基づいた検索結果のフィルタリングを有効にします。
  3. 検索結果に含める結果タイプを選択するには、「使用可能な結果タイプ」「組み込まれた結果タイプ」の間で結果タイプを移動します。
  4. ホーム・ポータルのみまたはすべてのポータル(ホーム・ポータルを含む)の検索結果を含めるように「検索範囲」を設定します。
  5. 検索結果で表示するファセットおよびファセットの表示順序を選択するには、「使用可能なファセット」リストと「組み込まれたファセット」リストの間でファセットを移動します。
  6. 「カスタム属性」セクションでは、「組み込まれた属性」セクションに属性を移動して、検索結果に表示されるカスタム検索属性と、それらの属性の表示順序を選択できます。
  7. 「適用」をクリックします。

Elasticsearchの検索設定 – 「スケジューラ」タブ

「スケジューラ」タブを使用して、検索クロール・ソースの表示と作成、設定時刻に自動的にアクティブ化するためのクロールのスケジュールおよびクロールの手動開始を行うことができます。

次のタイプのクローラを構成して、WebCenter Portalリソースを索引付けできます。

  • ポータル・クローラ: ポータル・クロール・ソースを使用して、リスト、ページ・メタデータ、ポータル、プロファイルなどの特定のオブジェクトをクロールします。

  • ドキュメント・クローラ: ドキュメント・クロール・ソースを使用して、Wikiやブログなどのドキュメントをクロールします。

  • ディスカッション・クローラ: ディスカッション・クロール・ソースを使用して、ディスカッション・フォーラムおよびお知らせをクロールします。このオプションは、ディスカッションを含む以前のリリースからアップグレードされたポータルに対してのみ使用できます。

実行するタスクを選択してください。

ポータル・クロール・ソースの作成

リスト、ページ・メタデータ、ポータル、プロファイルなどのオブジェクトをクロールするクロール・ソースを作成するには、次の手順を実行します。
  1. 「検索」のアイコンをクリックして、「検索設定」ページを開きます。
  2. 「スケジューラ」タブで「ポータル」クロール・ソースを選択し、「編集」をクリックします。
  3. 「ポータル・クロール・ソースの編集」ページで、必要に応じて次のソース・パラメータを変更します。
    • 最大接続試行回数: 構成URLにアクセスするための接続試行の最大数。2から10までの値を選択します。

    • 構成URL : RSSクロール・サーブレットのURL。例: http://wcp-host:wcp-port/rsscrawl

  4. WebCenter Portalのクロール管理ユーザーの資格証明を入力します。
  5. 「テスト」をクリックして、接続をテストします。
  6. 「保存して閉じる」をクリックして、変更内容を保存します。

ドキュメント・クロール・ソースの作成

WebCenter Contentを構成済の場合は、ドキュメントのWikiおよびブログを含むクロール・ソースを作成できます。
  1. 「検索」のアイコンをクリックして、「検索設定」ページを開きます。
  2. 「スケジューラ」タブで「ドキュメント」クロール・ソースを選択し、「編集」をクリックします。
  3. 「ドキュメント・クロール・ソースの編集」ページで、必要に応じて次のソース・パラメータを変更します。
    • 最大接続試行回数: 構成URLにアクセスするための接続試行の最大数。2から10までの値を選択します。

    • 構成URL: Webcenter ContentのSESCrawlerExportコンポーネントのURL。

      例: http://wcc-host:wcc-port/cs/idcplg?IdcService=SES_CRAWLER_DOWNLOAD_CONFIG&source=source_name

      source_nameは、WebCenter ContentのSESCrawlerExportコンポーネントのソース名(sceSourceName)パラメータで使用される文字列の1つにする必要があります。

      例: http://host.example.con:port/cs/idcplg?IdcService=SES_CRAWLER_DOWNLOAD_CONFIG&source=esDS

  4. WebCenter Contentのクロール管理ユーザーのログイン資格証明を入力します。
  5. 「テスト」をクリックして、接続をテストします。
  6. 「保存して閉じる」をクリックして、変更内容を保存します。

ディスカッション・クロール・ソースの作成

このオプションは、ディスカッションを使用する以前のリリースからアップグレードされたポータルに対してのみ使用できます。ディスカッション・フォーラムおよびお知らせをクロールするクロール・ソースを作成するには、次の手順を実行します。
  1. 「検索」のアイコンをクリックして、「検索設定」ページを開きます。
  2. 「スケジューラ」タブで「ディスカッション」クロール・ソースを選択し、「編集」をクリックします。
  3. 「ディスカッション・クロール・ソースの編集」ページで、必要に応じて次のソース・パラメータを変更します。
    • データベース接続文字列: ディスカッション・スキーマのjdbc url。文字列の書式は、jdbc:oracle:thin@host:port:servernameです。

  4. ディスカッション・クローラ・スキーマのユーザー名(Prefix_Discussions_Crawlerなど)とパスワードを入力します。
  5. 「テスト」をクリックして、接続をテストします。
  6. 「保存して閉じる」をクリックして、変更内容を保存します。

増分クロールのスケジューリング

デフォルトでは、クローラは「手動」に設定されますが、別の頻度(毎時や毎日など)を指定できます。
  1. 「検索」のアイコンをクリックして、「検索設定」ページを開きます。
  2. 「スケジューラ」タブで、「ポータル」クロール・ソースを選択して「スケジュール」をクリックし、「ポータル・クローラのスケジュール」ページを開きます。
  3. 「頻度タイプ」リストから必要な頻度タイプを選択します。
    オプション 説明

    手動による起動

    これがデフォルトのクローラの頻度タイプです。

    毎時

    次のオプションを選択します。

    • 起動の間隔(時間)

    毎日

    次のオプションを選択します。

    • 起動の間隔(日)

    • 起動時間のスケジュール

    毎週

    次のオプションを選択します。

    • 起動の間隔(週)

    • 起動時間のスケジュール: 曜日と時間(1から12まで、AMおよびPM)を選択します

  4. 「保存して閉じる」をクリックします。

スケジュール済クロールの有効化と無効化

クロールが進行中の場合、クロールは無効化できません。クロールで定義されたスケジュールを有効化または無効化するには、次の手順を実行します。
  1. 「検索」のアイコンをクリックして、「検索設定」ページを開きます。
  2. 「スケジューラ」タブで、変更するクロール・ソースを選択し、「有効化」をクリックして、クロールで定義されたスケジュールをアクティブ化するか、「無効化」クリックして、クロール・スケジュールを停止します。

手動によるフル・クロールの開始

フル・クロールを手動で開始すれば、WebCenter Portal内のすべてのアイテムをクロールできます。フル・クロールには時間がかかるため、必ずピーク時以外の時間帯に実行してください。フル・クロールは手動で実行する必要があり、自動実行されるようにスケジュールできません。

フル・クロールを開始するには:

  1. 「検索」のアイコンをクリックして、「検索設定」ページを開きます。
  2. 「スケジューラ」タブで、クロール・ソースを選択して「スケジュール」をクリックし、「ポータル・クローラのスケジュール」ページを開きます。
  3. 「今すぐクロールを開始」をクリックします。
  4. 「保存して閉じる」をクリックして、変更内容を保存します。

手動による増分クロールの開始

増分クロールを開始するには、次の手順を実行します。
  1. 「検索」のアイコンをクリックして、「検索設定」ページを開きます。
  2. 「スケジューラ」タブでクロール・ソースを選択し、「開始」をクリックします。

    選択したクロール・ソースの増分クロールがWebCenter Portalによってただちに開始されます。