SESの検索設定

このページを使用して、システムがSecure Enterprise Search (SES)に対して構成されている場合に検索設定を表示または変更します。

このページにWebCenter Portal管理からアクセスすると、変更は、ホーム・ポータルを含むすべてのポータルの検索の動作に影響します。ポータル管理からアクセスした場合、変更はそのポータルのみに影響します。

注意:

Oracle SES 11.1.2.*または非ファセット検索を使用するように構成されているシステムの場合、「検索設定」ページには検索設定は表示されません。

最高のパフォーマンス、スケーラビリティ、ファセットのサポートおよび容易な構成を実現するには、Oracle SESリリース11.2.2.2以降およびファセット検索タスク・フローを使用するようアプリケーションを構成してください。ただし、アップグレードされたインスタンスで、以前の非ファセット検索タスク・フローが引き続き使用される場合もあります。

検索設定を管理するには:

  1. 「検索」のアイコンをクリックして、「検索設定」ページを開きます。
  2. ファセットがサポートされたOracle Secure Enterprise Search 11.2.2を使用するには、「ファセットがサポートされた新規検索タスク・フローを使用します」(デフォルト)を選択します。

    このチェック・ボックスを選択解除すると、「検索 - 非ファセット検索」タスク・フロー(ファセットのかわりにリファイナを使用)が使用され、このページに次回アクセスしたときに、このページの残りの設定が無効になります。

  3. 「検索」タブで、検索結果に表示する結果のタイプとフィルタリング・ドロップダウンに含める内容を指定します。
    • グローバル検索ボックスからフィルタリング・ドロップダウンを削除するには、「フィルタリング・ドロップダウンの有効化」を選択解除します。

    • 「フィルタリング・ドロップダウンの有効化」を選択すると、ユーザーは、「すべて」の検索ではなく、「組み込まれた結果タイプ」列で選択した特定のサービスを検索できます。

  4. ドロップダウンおよび検索結果の左側にあるフィルタ・リストに含める結果タイプと、結果タイプの表示順序を選択するには、「使用可能な結果タイプ」リストと「組み込まれた結果タイプ」リストの間で結果タイプを移動させます。

    注意:

    • ポータルおよびページのメタデータのみ(ポータル・コンテンツまたはページ・コンテンツではなく)が検索され、デフォルトでは、これらの結果タイプはポータルでは除外されます。ポータルおよびページのメタデータを検索結果に含めるには、「組み込まれた結果タイプ」リストに「ポータル」および「ページ」を追加します。

    • ポータル・マネージャは、管理するポータルごとに異なるフィルタリング・ドロップダウン構成ができます。

  5. ホーム・ポータルのみまたはすべてのポータル(ホーム・ポータルを含む)の検索結果を表示するように「検索範囲」を設定します。
  6. 検索結果で表示するファセットおよびファセットの表示順序を選択するには、「使用可能なファセット」リストと「組み込まれたファセット」リストの間でファセットを移動します。ファセットを使用すると、ユーザーは新しい検索を実行せずに索引データをナビゲートできます。検索内のファセット・ナビゲーションにより、ユーザーは検索対象を明確にすることができ、また新しい発見さえも可能になります。

    Oracle SES内でまずファセット(必須のScopeGUIDおよびServiceIDファセットを含む)を構成する必要があります。システム管理者は、Oracle SES内でファセットを作成、変更、および削除します(WebCenter Portalでは、この「検索設定」ページが開くまでファセットの変更が検出されません)。

    注意:

    検索結果ページには、Oracle SES管理ツールの「グローバル設定」→「ファセット名の翻訳」ページで指定された翻訳に従ったファセット名が表示されます。ファセット名は、ユーザー・ロケールで翻訳された名前です。ただし、「検索設定」ページには、基本ファセット名(つまり、翻訳されていない名前)が表示されます。例外は「ポータル」ファセット名で、これはOracle SESではなくWebCenter Portalで指定された翻訳に従います。

  7. 「カスタム属性」セクションでは、「組み込まれた属性」セクションに属性を移動して、検索結果に表示されるカスタム検索属性と、それらの属性の表示順序を選択できます。

    注意:

    • 検索結果ページには、Oracle SESで指定した、カスタム属性の翻訳名が表示されます。カスタム属性名は、ユーザー・ロケールで翻訳された名前です。ただし、「検索設定」ページには、基本名(つまり、翻訳されていない名前)が表示されます。

    • ドキュメントのすべての検索属性をContent Serverのメタデータ・リスト・パラメータに追加する必要があります。

  8. 「適用」をクリックします。