タスク・フロー・プロパティ

「タスク・フロー・プロパティ」ダイアログを使用して、タスク・フロー・パラメータを作成します。

タスク・フローからタスク・フローのコンポーネントに値を渡すには、タスク・フロー・パラメータを使用します。このようにして、コンポーネントにはタスク・フロー・パラメータに基づくデータが表示されます。タスク・フロー・パラメータを子コンポーネントのパラメータに関連付けると、ユーザーが子コンポーネントに表示するデータを決定できるようになります。

データ・コントロールを含むタスク・フローの例について考えます。タスク・フロー・パラメータを作成し、それをデータ・コントロール・パラメータにバインドできます。タスク・フローからデータ・コントロールに値を渡すと、データ・コントロールにはタスク・フロー・パラメータ値に基づいてレコードが表示されます。エンド・ユーザーはタスク・フローのパラメータをページ・エディタで編集できるため、データ・コントロールに表示する内容を制御できます。

タスク・フロー・パラメータを定義するには、次の手順を実行します。

  1. タスク・フロー・パラメータの「名前」「タイプ」、および「記憶域」値を入力します。

    「記憶域」値は、パラメータの有効範囲を特定します。これは、パラメータ値の格納場所を指定します。デフォルトでは、次の表に示すように、4つの記憶域オプションを選択できます。ただし、EL値を指定することで、任意のカスタム記憶域の場所を指定できます。

    表3-1 「記憶域」の値

    名前 説明

    pageFlowScope

    この値は、ページのタスク・フローのすべてのインスタンスで使用できます。

    viewScope

    この値は、現在のユーザーに対して、選択したインスタンスのみで使用できます。

    applicationScope

    この値は、アプリケーション内またはアプリケーション間のタスク・フローのすべてのインスタンスで使用できます。

    sessionScope

    この値は、現在のセッションで、現在のユーザーのみで使用できます。

  2. 「記憶域」フィールドの値をメモしておきます。
  3. 「OK」をクリックします。