表の作成

「表」オプションは、表の列に表示できるオブジェクトのコレクションを戻すデータ・コントロール・アクセッサのみに表示されます。

タスク・フローにデータ・コントロールを表として追加するときには、次の2つのオプションを選択できます。

  • 読取り専用表: データ・コントロールを読取り専用表として追加します。表のコンテンツは編集できません。

  • : 編集可能な表は現在サポートされていません。

表形式でデータを表示するには:

  1. 表の作成ウィザードの「タイプ」ページで、「読取り専用表」を選択します。
  2. (オプション)「動作」セクションで、次に示すオプションを1つ以上選択して表をカスタマイズできるようにします。
    • 行選択: ユーザーが任意の操作を実行できる行の選択を有効にします。

      表の行選択を有効にして行を選択すると、内部では、選択した行の列値が行選択Beanに追加されます。列値は次のEL形式で格納されます。

      #{dataComposerViewContext.dataSelection.COLUMN_NAME}
      

      この形式を使用して、タスク・フローの別の場所から表の列を参照できます。通常、これはデータ・プレゼンテーションがマスター/ディテール関係で結び付けられているタスク・フローで役立ちます。

      注意:

      データ・コントロールにバインド・パラメータが含まれている場合は、行選択がサポートされません。

    • フィルタリング: 表の各列の上部にテキスト・フィールドが表示されます。ユーザーは、これらのテキスト・フィールドでフィルタ基準を指定して、その基準と一致する行のみを表示できます。

    • ソート: 各列のヘッダーに矢印と矢印を表示します。この矢印をクリックすると、ユーザーは、その列で表を昇順または降順にソートできます。

  3. 「次へ」をクリックします。
  4. 「アイテム」ページでは、表に表示するアクセッサ属性がデフォルトですべて選択されています。表に表示する必要のないアクセッサ属性がある場合は、その属性を「選択済アイテム」リストから選択して、「選択可能アイテム」リストに移動します。

    注意:

    アイテムにスカラー値が含まれている場合は、最初の作成後にアイテムを表に追加することができません。

  5. 「選択済アイテム」リストの横にある矢印アイコンを使用して、表の列として各属性が表示される順序を決定します。
  6. 「次へ」をクリックします。
  7. 「列」ページで、表内の各列に対して、次に示す表示オプションを指定します。
    • 列ヘッダー: 選択した列のヘッダーとして使用する名前を指定します。

    • 表示形式: 列の出力形式を選択します。

      • 出力テキスト: データ・レコードを、スタイル指定された読取り専用テキストとして表示します。

      • 出力フォーマット済: データ・レコードを、形式がかぎられた読取り専用テキストとして表示します。

      • ハイパーリンク: 選択した列のデータをリンクとして表示します。たとえば、従業員データベースに接続する場合は、従業員名をハイパーリンクとして表示して、ユーザーがリンクをクリックしたときに従業員のプロファイル・ページに移動できるようにします。

    • 位置合せ: 表のセル内のデータを、「中央」「終了」「左」「右」、または「開始」に位置合せする必要があるかどうかを選択します。

    • URL: データ・コントロールからの値に基づいて動的URLを作成します。URLは、URLに追加する必要のあるEL値とともに指定します。「URL」フィールドは、「表示形式」リストで「ハイパーリンク」を選択した場合にのみ使用できます。

      たとえば、現在のユーザーがメンバーになっているポータルをリストする表として、WebCenter Portalサービスのデータ・コントロールを追加する場合は、「URL」フィールドに/spaces/#{row.item}を入力すると、ポータル名をハイパーリンクとして表示できます。表に示されたポータル名をクリックすると、そのポータルが開きます。

    • 新規ウィンドウで開く: URLを別のウィンドウで開くかどうかを選択します。このチェック・ボックスは、「表示形式」リストで「ハイパーリンク」を選択した場合にのみ使用できます。

  8. データ・コントロールに、パラメータ・フォームで公開する関連パラメータが含まれている場合は、「次へ」をクリックします。
    1. 「視覚化パラメータ」ページで、ユーザーが独自の値を指定できるようにするパラメータの横にあるチェック・ボックスを選択します。

      このように選択したパラメータは、編集中の表、フォーム、またはグラフの上部のパラメータ・フォームに表示されます。ユーザーが値を指定してボタンをクリックすると、指定した値に応じてデータがリフレッシュされます。

    2. 「視覚化パラメータ」ページで、ユーザーが独自の値を指定できるようにするパラメータの横にあるチェック・ボックスを選択します。

      このフィールドに表示される初期値は、データ・コントロールを作成したときに指定されます。この初期値をオーバーライドすることで、表示される初期データを制御できます。

    3. 「「送信」ボタン・ラベル」フィールドに、ユーザーがパラメータ・フォームの値を送信するときにクリックするボタンに表示するテキストを入力します。
  9. 「作成」をクリックします。