メソッド統計について

メソッド統計ページは、集計統計に基づいて最適化できるメソッドの識別に役立ちます。

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たとえば、会社の規模を拡大したため、50人の従業員を新規採用するとします。これは、現行のユーザーがOracle WebCenter Portalで毎日実行していた一連のタスクを追加のユーザーが近々実行するということを意味します。新規ユーザーを追加したことでパフォーマンスが低下しないようにメソッドを最適化できるかどうかを確認する必要があります。

最適化の可能性のあるメソッドを見つけるには:

  1. メソッド統計ページに移動し、統計のリセットをクリックして、リストされている現在のメソッドをすべて削除します。

  2. Oracle WebCenter Portalにサインインし、必要な一連のタスクを実行します。

  3. メソッド統計ページに移動します。

    テスト中に実行されたインストゥルメント・メソッドはすべて集計され、表にリストされています。

メソッドのリストに目を通し、各メソッドのヒット数および合計時間に注目することで、最も高負荷のメソッドを簡単に特定できます。上位のメソッドを消去することで、検索対象を下位のメソッドに制限できます。これらのメソッドでは、最小、最大および平均時間を考慮する必要もあります。最も高負荷のメソッドを最適化することで、新規ユーザーを追加した際のパフォーマンスの問題はなくなるはずです。