25 Satellite Server JSONファイルのCORSプロパティ
次のトピックでは、Satellite Serverのwcs_properties.json
ファイルのCORSカテゴリとCORSの下に分類されたプロパティについて説明します。
25.1 Satellite Server JSONファイルのCORSプロパティについて
Satellite Serverのwcs_properties.json
ファイルのCORSプロパティは、WebCenter Sitesのwcs_properties.json
ファイルのCORSプロパティに関連付けられます。
Satellite Server用のCross-Origin Resource Sharing (CORS)メカニズムを構成するプロパティはCORSカテゴリの下に分類されます。これらのプロパティにより、リソースをWebCenter Sitesドメイン以外のドメインからリクエストできます。
WebCenter Sites以外のドメインからのリクエストがWebCenter Sitesリソースに対するものの場合、ブラウザはHTTP OPTIONS
リクエスト・ヘッダーを使用して、WebCenter Sitesからサポートされているドメイン・メソッドを要求することで、リクエストを事前に点検します。WebCenter Sitesから承認されると、CORSはHTTP
リクエスト・メソッドを使用してリクエストを送信します。WebCenter Sitesはクライアントに、リクエストとともに資格証明(CookieおよびHTTP認証データを含む)を送信する必要があるかどうかも通知します。
25.2 Satellite Server JSONファイルのCORSカテゴリのプロパティ
次の表では、Satellite Serverのwcs_properties.json
ファイルのCORS関連の各プロパティについて説明します。
表25-1 Satellite Server JSONファイルのCORSカテゴリのプロパティ
プロパティ | 説明 |
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Cookie、HTTP認証またはクライアント側の証明書などのユーザー資格証明がクロス・オリジン・リクエスト(CORS)でサポートされているかどうかを指定します。 デフォルト値: |
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WebCenter Sitesドメイン以外のドメインからWebCenter Sitesリソースにアクセスできるオリジンのカンマ区切りリスト(形式: デフォルト値: |
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このプロパティを使用して、事前の点検リクエストの結果をクライアントによりキャッシュできる最大時間を示す整数を指定します。 |
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WebCenter Sitesによりサポートされるクロス・ドメイン・リクエストのHTTPメソッドを定義します。 デフォルト値: |