5 Contributorインタフェースの操作

Contributorインタフェースのクイック・ツアーにご案内します。このツアーでは、Contributorインタフェースを使用するために必要なことと、インタフェースの使用の概要について学習します。ツアーの最後に、別のサイトに切り替える方法についても学習します。

このクイック・ツアーについて

このクイック・ツアーは、WebCenter SitesとそのContributorインタフェースに精通することを望むWebCenter Sitesの新しいユーザーを対象としています。このクイック・ツアーでは、デフォルトのdemoユーザー(パスワード: demo)を使用して各インタフェースにアクセスします。WebCenter Sitesdemoユーザーとしてログインすると、Contributorインタフェースと、ユーザーが権限を持つすべてのコンテンツ管理機能にアクセスできます。

ノート:

実際には、Contributorに対するアクセスは、コンテンツの作成または編集など、特定のタスクに着目して設定されています。

このクイック・ツアーを利用するには、各セクション内に用意されている順序でトピックを実行するか、学習の興味があるタスクに直接移動します。

クイック・ツアーの前提条件

このクイック・ツアーの手順を利用するには、avisportsおよびFirstSite IIサンプル・サイトをWebCenter Sitesシステムにインストールする必要があります。サンプル・サイトがインストールされていない場合は、WebCenter Sites管理者に問い合せてください。

サンプル・サイトの詳細は、「このガイドで使用するサンプル・サイト」を参照してください。

このクイック・ツアーの最後の手順は、「ページの承認およびパブリッシュ」です。ページを手動でパブリッシュできるのは、アセットを承認する宛先に対して管理者によってパブリッシュ・イベントが構成されている場合のみです。

Contributorインタフェースの使用のクイック・ツアー

クイック・ツアーを使用して、Contributorインタフェースの使用方法を学習します。

Contributorインタフェースのクイック・ツアーは、次のトピックで構成されています。

Contributorインタフェースの習熟

  1. WebCenter Sitesdemoユーザー(パスワード: demo)としてログインし、avisportsサンプル・サイトを選択し、Contributorインタフェースを選択します。

    WebCenter Sitesで、avisportsサンプル・サイトのContributorインタフェースを開きます。

  2. Contributorインタフェースを参照して、実行できる各種のコンテンツ管理操作を理解してください。

    図5-1 avisportsサンプル・サイトのContributorインタフェース

    図5-1の説明が続きます
    「図5-1 avisportsサンプル・サイトのContributorインタフェース」の説明

    次は、Contributorインタフェースで使用可能な機能のリストです。

    • メニュー・バーには、「コンテンツ」「編集」および「表示」オプションと、下向き矢印アイコンがあります。

      • 「コンテンツ」オプションを使用すると、パブリッシュの作成、保存および承認、ブックマーク付け、異なるサイトとの共有、アセットの権限の変更を行うことができます。

      • 「編集」オプションを使用すると、アセットの調査、変更、コピーおよび削除、リビジョン追跡の使用、アセットに割り当てられたレイアウト(テンプレート)の変更を行うことができます。

      • 「表示」オプションを使用すると、アセットのプレビュー、アセットのステータス・サマリーの表示、フォーム・ビューとWebビューの切替えを行うことができます。

      • 下向き矢印アイコンは、アプリケーション・バーを開くために使用します。アプリケーション・バーでは、別のサイトまたはアプリケーションへの切替え、ユーザー・プロファイルの編集、WebCenter Sitesのログアウトを行うことができます。

    • Contributorインタフェースのメイン・エリアは、ダッシュボード(ワークスペース)がある場所です。

      「ホーム」タブはワークスペースに常時表示され、ここにはダッシュボードがあります。ダッシュボードには、保存した検索条件にすばやくアクセスできるウィジェット、ブックマークを付けたアセット、ワークフローの割当て、およびリビジョン追跡を使用してチェックアウトしたアセットが表示されます。各アセットは独自のタブ(「ホーム」タブの上)で開きます。

    • ナビゲーション・ペインはダッシュボード(ワークスペース)の左側にあり、ここでは「サイト・ツリー」「コンテンツ・ツリー」「ワーク」および「マーケティング・ツリー」からアセットにアクセスできます。

    • 「検索」フィールドには、検索条件を入力できます。虫眼鏡ボタンをクリックすると、検索結果が「検索」タブに、またはワークスペースの右側にドッキングされた状態で表示されます。「検索」フィールドでは、検索対象の特定のアセット・タイプを選択するか、拡張検索を実行することにより、検索範囲を絞り込むことができます。

ダッシュボードの編成

ダッシュボードには、「ブックマーク」「保存済検索」「割当て」および「チェックアウト」ウィジェットがあります。また、ダッシュボードには開発者によってカスタム・ウィジェットが作成されている場合もあります。

ダッシュボード上のウィジェットを編成するには、ウィジェットのタイトル・バーをクリックし、ダッシュボード上の別の位置までドラッグ・アンド・ドロップします。

ナビゲーション・ペイン内のツリーの操作

ナビゲーション・ペインでは、「サイト・ツリー」「コンテンツ・ツリー」「ワーク」ツリーおよび「マーケティング・ツリー」からアセットにアクセスできます。この項の手順に従い、ナビゲーション・ペイン内の様々なツリーについて理解してください。

  1. ナビゲーション・ペインで、次のいずれかのバーをクリックします。

    図5-2 ナビゲーション・ペイン: サイト・ツリー

    図5-2の説明が続きます
    「図5-2 ナビゲーション・ペイン: サイト・ツリー」の説明
    • サイト・ツリー: Webサイトのページを参照できます。これらのページは、サイト・ナビゲーションの下の階層に配置するか、または配置取消しにする(ページをどのサイト・ナビゲーションにも属さないようにする)ことができます。サイト・ナビゲーションは、Webサイトのナビゲーション(編成)を表します。単一のCMサイト内で複数のサイト・ナビゲーションが存在し、それぞれのサイト・ナビゲーションをCMサイトの「サイト・ツリー」に表示できます。

    • コンテンツ・ツリー: 自分のサイトに存在するフレックス・アセット階層を視覚的に参照できます。

    • ワーク: 「ブックマーク」「履歴」および「マイ・タグ」ノードが含まれます。

    • マーケティング・ツリー: セグメント、推奨、プロモーション・アセット、およびA/Bテストに関連付けられているアセットが含まれます。

    ナビゲーション・ペインには、選択したツリーが表示されます。ツリーの詳細は、「ナビゲーション・ペイン」を参照してください。

  2. ツリー内のアセットを参照します。アセットを右クリックして、そのアセットに対して実行可能なコンテンツ管理オプションを含むコンテキスト・メニューを開きます。
  3. 階層をドリル・ダウンします。ノードの横のプラス記号をクリックしてノードを開き、関連付けられたアセットを表示します。「コンテンツ・ツリー」を操作している場合は、親アセットをダブルクリックして、子アセットのリストを含む「参照」タブを開きます。
  4. アセットを右クリックします。WebCenter Sitesでは、そのアセットに対して実行可能なコンテンツ管理機能を含むコンテキスト・メニューが開きます。

    図5-3 「サイト・ツリー」におけるページ・アセットのコンテキスト・メニュー

    図5-3の説明が続きます
    「図5-3 「サイト・ツリー」におけるページ・アセットのコンテキスト・メニュー」の説明

    「コンテンツ・ツリー」「ワーク」ツリーおよび「マーケティング・ツリー」のアセットでは、ツリー内で選択したアセットのタイプと、サイト内でそのユーザーに割り当てられた権限によって、コンテキスト・メニューに表示されるコンテンツ管理オプションが異なる場合があります。

アセットの作成

Contributorインタフェースを使用すると、フォーム・ビュー、Webビュー、および(Mobility機能が有効である場合は)モバイル・デバイスのコンテキストでアセットを作成できます。

  • Webビューでは、アセットのWebページ・ビューに情報を入力すると、アセットの作成中にアセットがどのようにWebサイトにされるかを確認できます。

  • フォーム・ビューでは、アセットは、アセットに関する情報を入力できる事前定義済のフィールドが含まれるコンテンツ・エントリ・フォームによって表されます。

  • Mobility機能が有効である場合、モバイル・デバイスのコンテキストでアセットを編集でき、これは、Webビューでアセットを編集する場合と同じですが、編集するアセットはモバイル・デバイスを表現するデバイス・アセットに表示されます。

クイック・ツアーのために、記事タイプのアセットを作成します。avisportsサンプル・サイトでは、記事アセット・タイプがWebビューで開かれるように構成されています。

  1. メニュー・バーで、「コンテンツ」「新規」「記事」を選択します。

    記事の作成ダイアログが開きます。

    図5-4 記事の作成ダイアログ

    図5-4の説明が続きます
    「図5-4 記事の作成ダイアログ」の説明
  2. 記事の作成ダイアログで、「レイアウトの選択」フィールドで「ArticleLayout」を選択し、「名前の入力」フィールドに「QuickTour」と入力し、「続行」をクリックします。

    アセットのコンテンツ・エントリ・フォーム(Webビュー)を表示するタブが開きます。

    図5-5 Webビューでのアセットの表示

    図5-5の説明が続きます
    「図5-5 Webビューでのアセットの表示」の説明
  3. スロットをクリックしてスロットのツールバーを開き、スロット・プロパティ・オプションを選択して、スロットがサポートするアセットのタイプを確認します。
  4. コンテンツ・ツリー「メディア」ノード→スキー・イメージ・ノードの順に開きます。ここで、レインボーゴーグル・イメージ・アセットを、このイメージ・アセット・タイプをサポートするスロットまでドラッグ・アンド・ドロップします。
  5. 次に、いくつかの記事アセットをQuickTourアセットに関連付けます。コンテンツ・ツリーで、「記事」ノードを開き、スキー記事ノードを開き、スキー記事ノードで、アセットの関連ストーリおよび「関連リンク」セクション内のスロットにいくつかの記事アセットをドラッグ・アンド・ドロップします。
  6. アセットをスキー記事カテゴリに関連付けて分類します。コンテンツ・ツリーで、スキー記事ノードに移動し、タイプ記事カテゴリのアセットを受け入れるスロットにこれをドラッグ・アンド・ドロップします。
  7. テキスト領域内をクリックして、コンテンツを入力します。テキスト領域内をクリックすると、単純なテキスト・フィールドまたはWYSIWYG対応のフィールドが表示されます。
  8. アセットのツールバーで、「保存」をクリックして、アセットへの変更を保存します。
  9. 「インスペクト」をクリックし、アセットの調査ビューを開きます。QuickTourアセットは、図5-6に示すアセットのようになります。

    図5-6 新しいQuickTourアセットの調査ビュー

    図5-6の説明が続きます
    「図5-6 新しいQuickTourアセットの調査ビュー」の説明

    アセットを調査する場合、そのコンテンツを変更することはできません。

Webビューとフォーム・ビューの切替え

Webビューでのアセットの作成について理解できたので、フォーム・ビューに切り替えてアセットコンテンツ・エントリ・フォームでフィールドを表示してみます。

  1. アセットのツールバーの「モード」スイッチをクリックします。

    図5-7 モード・スイッチ

    図5-7の説明が続きます
    「図5-7 モード・スイッチ」の説明

    アセットがフォーム・ビューでタブに再表示されます(図5-8を参照)。

    図5-8 フォーム・ビューでのアセットの表示

    図5-8の説明が続きます
    「図5-8 フォーム・ビューでのアセットの表示」の説明
  2. 「モード」スイッチを再クリックし、アセットをWebビューで再表示します。

アセットのプレビュー

ここで、アセットをプレビューし、アセットをパブリッシュしたときにWebサイトにどのように表示されるかを確認します。

  1. アセットのツールバーで、「プレビュー」アイコンをクリックします。

    アセットのプレビューがタブに表示されます。

    図5-9 QuickTourアセットのプレビュー

    図5-9の説明が続きます
    「図5-9 QuickTourアセットのプレビュー」の説明
  2. ツールバーで、「戻る」ボタンをクリックして、アセットの調査ビューに戻ります。

アセットの検索とオープン

アセットの作成が終わったので、Contributorインタフェースで検索を実行して、そのアセットを見つけます。

  1. 「検索」フィールドに、検索条件を入力します。たとえば、アセットにはQuickという単語が含まれるため、フィールドにquickと入力します。

    図5-10 「検索」フィールド

    図5-10の説明が続きます
    「図5-10 「検索」フィールド」の説明
  2. 「検索」フィールドの下向き矢印をクリックし、「検索タイプ」メニューから「記事」を選択し、検索結果を記事アセット・タイプに絞り込みます。

    ノート:

    検索対象を特定のアセット・タイプに絞り込まない場合は、WebCenter Sitesにより、「検索」フィールドに指定した単語が含まれるアセットが検索されます。

  3. 「検索」フィールドの虫眼鏡ボタンをクリックします。

    ワークスペースに「検索」タブが開き、検索条件に一致するアセットが表示されます。

    検索結果リストには、リスト内の各アイテムに関する簡潔なサマリー情報(名前、アセット・タイプ、変更日など)が表示されます。

  4. 検索結果リストで、QuickTourアセットを選択します。

    ワークスペースにタブが開き、アセットの調査ビューがWebビューで表示されます。

Webビューでのアセットの編集

すでにWebビューでアセットを表示しているため、Webビューでアセットの編集を始めます。

  1. アセットのツールバーで、「編集」をクリックします。

    アセットの編集ビューがWebビューで開きます。

  2. スロットをクリックして、そのツールバーを開きます。

    図5-12 スロット・ツールバー

    図5-12の説明が続きます
    「図5-12 スロット・ツールバー」の説明
    1. 「編集」オプションをクリックし、スロットに現在配置されているアセットのコンテンツを編集します。

    2. 「コンテンツ・ツリー」「ワーク」ツリーまたは検索結果リストから目的のスロットにアセットをドラッグ・アンド・ドロップし、そのスロットのコンテンツを別のアセットで置き換えます。

  3. テキスト領域をクリックします。単純なテキスト・フィールドまたはWYSIWYG対応のテキスト・フィールドが表示されます。フィールドのコンテンツに変更を加えます。

  4. アセットのツールバーで、「保存」アイコンをクリックします。

    WebCenter Sitesにより、アセットの編集ビューが開いた状態で、それまでにアセットに加えた変更が保存されます。

  5. 特定のフィールドはフォーム・ビューでのみ表示されるため、「モード」スイッチをクリックしてフォーム・ビューでアセットを開き、「フォーム・ビューでのアセットの編集」に進みます。

フォーム・ビューでのアセットの編集

タブに、アセットの編集ビューがフォーム・ビューで表示されます。

図5-13 フォーム・ビューでのアセットの編集ビュー

図5-13の説明が続きます
「図5-13 フォーム・ビューでのアセットの編集ビュー」の説明
  1. 「名前」および「ヘッドライン」フィールドの内容を変更します。

    ノート:

    名前の横にアスタリスクの付いたフィールドは必須であるため、空白のままにはできません。必須フィールドを空白のままにすると、アセットを保存できません。

  2. 「本文」フィールドの内部をクリックして、CKEditorをロードします。
    CKEditorは、WYSIWYGエディタ・コントロールを使用してアセットのフォームを表示します。
    CKEditorがロードされたら、表示されているテキストを変更します。Microsoft Wordに習熟している場合は、CKEditorの機能をいろいろ試してみてください。このエディタの機能はWordの機能によく似ています。
  3. メニュー・バーで、「保存して閉じる」をクリックします。

    WebCenter Sitesにより、変更が保存され、アセットのタブが閉じられます。

モバイル・デバイスのコンテキストでのアセットの使用

管理者によってMobility機能が有効化されており、Webサイトがデスクトップ/ラップトップ・コンピュータだけでなくモバイル・デバイスでも表示されるとします。Mobility機能を使用すると、モバイル・デバイスのコンテキストでコンテンツを作成、編集およびプレビューできます。

すでにアセットを作成し、Webビューとフォーム・ビューの両方で表示して編集した経験があるため、モバイル・デバイスのコンテキストで新しいアセットを表示および使用してMobilityについて理解してみてください。

  1. アセットがフォーム・ビューで表示されている場合は、Webビューに切り替えます。
  2. アセットのツールバーで、「デバイスの表示/非表示」アイコンをクリックします。

    デバイス選択パネルがアセットの右側に開きます。

  3. アセットのコンテンツを表示する対象のデバイスを選択します。

    アセットは、選択したモバイル・デバイスのコンテキストで表示されます。

    図5-14 モバイル・デバイスのコンテキストで表示されたアセット

    図5-14の説明が続きます
    「図5-14 モバイル・デバイスのコンテキストで表示されたアセット」の説明
  4. アセットのツールバーの「編集」アイコンをクリックします。Webビューに表示されているアセットを編集する場合と同じようにモバイル・デバイスのコンテキストでアセットを編集します。たとえば、スロットに表示されているイメージ・アセットを変更するには、次の手順を実行します。
    • ナビゲーション・ペインで、「コンテンツ・ツリー」バーをクリックします。

    • コンテンツ・ツリーで、「メディア」ノード→スキー・イメージ・ノードの順に開きます。

    • スキー・イメージ・ノードの下で、置き換える対象のイメージ・アセットが含まれるスロットにスキー・ゴーグルのさびイメージ・アセットをドラッグ・アンド・ドロップします。

  5. アセットを保存して閉じます。メニュー・バーで、「コンテンツ」「保存して閉じる」を選択します。

ページ・アセットの作成およびページ・アセットへのQuickTourアセットの関連付け

アセットのコンテンツに問題がなければ、これをページ・アセットに関連付けます。ページ・アセットは、Webサイト上のアセットの構造と編成を提供します。この手順では、独自のページ・アセットを作成し、これにQuickTourアセットを関連付けます。

  1. メニュー・バーで、「コンテンツ」「新規」「ページ(セクション)」を選択します。
  2. 「レイアウトの選択」ダイアログで、次を実行します。
    • 「レイアウトの選択」フィールドで、SectionLayoutを選択します。

    • 「名前の入力」フィールドに、QuickTourPageと入力します。

    • 「続行」をクリックします。

  3. ページ・アセットにバナーを追加します。
    • ナビゲーション・ペインで、「コンテンツ・ツリー」バーをクリックします。

    • コンテンツ・ツリーで、「メディア」ノード→「バナー」ノードの順に開きます。

    • 「バナー」ノードの下で、バナーを選択し、ページの上部にあるバナー・イメージのドロップスロットにドラッグ・アンド・ドロップします。

  4. ページにQuickTourアセットを関連付けます。
    • 検索を実行してQuickTourアセットを探します。

    • ページ・アセットの右側に開く検索結果リストで、記事タイプのアセットを受け入れるページ上のスロットにQuickTourアセットをドラッグ・アンド・ドロップします。

  5. ページの残りの部分に他の記事アセットを移入します。
    • 必要に応じて、既存の検索結果をクリアします。「検索」フィールドで、矢印アイコンをクリックし、「検索タイプ」メニューから「記事」を選択します。

      検索結果リストがページ・アセットの右側に開きます。

    • 記事タイプのアセットを受け入れるページ上の使用可能な各スロットに記事アセットをドラッグ・アンド・ドロップします。

    この時点で、QuickTourPageアセットは、図5-15に示すアセットのようになります。

    図5-15 QuickTourアセットに関連付けられたQuickTourPageアセット

    図5-15の説明が続きます
    「図5-15 QuickTourアセットに関連付けられたQuickTourPageアセット」の説明
  6. メニュー・バーで、「コンテンツ」「保存して閉じる」を選択します。

サイト・ナビゲーションへのページの追加

QuickTourアセットをQuickTourPageアセットに関連付けることができたので、このページをサイト・ツリー内のサイト・ナビゲーションの下に配置します。ページ・アセットをサイト・ナビゲーションの下に配置する順序は、これらのページへのリンクがWebサイトのナビゲーション・メニュー上に表示される順序です。

  1. ナビゲーション・ペインで、「サイト・ツリー」バーをクリックします。

    ナビゲーション・ペインに「サイト・ツリー」が表示されます。

  2. サイト・ツリーで、「デフォルト」サイト・ナビゲーション→「ホーム」ページ・アセット・ノードの順に開きます。
  3. ここで、配置取消し済ページノードを開きます。このノードの下にQuickTourPageアセットが表示されます。
  4. QuickTourPageアセットをクリックし、「デフォルト」サイト・ナビゲーションの階層内の目的の位置にドラッグ・アンド・ドロップします。このクイック・ツアーのために、QuickTourPage「Baseball」ページ・アセットの直下に配置されるようドラッグ・アンド・ドロップします。

    図5-16 「デフォルト」サイト・ナビゲーションの下に配置されたQuickTourPage

    図5-16の説明が続きます
    「図5-16 「デフォルト」サイト・ナビゲーションの下に配置されたQuickTourPage」の説明

    「デフォルト」サイト・ナビゲーションがパブリッシュされると、Webサイトのナビゲーション内で「Baseball」リンクの直下にQuickTourPageへのリンクが表示されます。

    図5-17 QuickTourPageへのリンクが表示されたWebサイト・ナビゲーション

    図5-17の説明が続きます
    「図5-17 QuickTourPageへのリンクが表示されたWebサイト・ナビゲーション」の説明

ページの承認およびパブリッシュ

適切なWebページにアセットを表示したり、Webサイトのナビゲーション内の適切な位置にページを表示するには、作成したアセットが含まれるページ・アセットを承認します。

  1. サイト・ツリーで、QuickTourPageアセットを配置したサイト・ナビゲーション・ノードを開きます。
  2. 配置したQuickTourPageアセットを右クリックし、コンテキスト・メニューから「承認」を選択し、パブリッシュの宛先として「配信」を選択します。

    QuickTourPageアセットの承認フォームを表示するタブが開きます。

    図5-18 QuickTourPageアセットの承認フォーム

    図5-18の説明が続きます
    「図5-18 QuickTourPageアセットの承認フォーム」の説明
  3. 「依存性による承認」をクリックします。

    承認が正常に行われると、ページ・アセットとその依存性すべてを宛先「配信」にパブリッシュすることが承認されます。これにより、次回のパブリッシュ・セッション(これは管理者によって設定されます)でQuickTourPageをパブリッシュできるようになります。

    関連するパブリッシュ・イベントが管理者によって作成されている場合は、「パブリッシュ」をクリックすることにより、アセットの承認フォームからアセットを直接パブリッシュできます。パブリッシュ・イベントが存在しない場合、「パブリッシュ」ボタンは表示されません(上の例を参照)。

別のサイトへの切替え

これで、Contributorインタフェースのツアーが終了したので、権限を持つ別のサイトに切り替えます。

  1. アプリケーション・バーを開いていない場合は、メニュー・バーの右側にある下矢印をクリックして開きます。
  2. 「サイト」リストで、アクセスするサイトを選択します。

    WebCenter Sitesで選択したサイトにログインされます。これが初めてのサイトへのアクセスである場合は、使用するアプリケーションを選択する必要があります。それ以外の場合、このサイトにログイン中に最後に使用したアプリケーションが開きます。