28 Oracle Content and Experience統合の管理
管理者は、Oracle Content and Experienceコンテンツを構成し、WebCenter Sitesと同期できます。サイト開発者およびコンテンツ・コントリビュータは、Oracle Content and Experienceで使用可能なイメージ、記事、ファイルなどのコンテンツにアクセスして、WebCenter Sitesで使用できます。コンテンツ全体を同期することも、オンデマンドで同期することもできます。
ノート:
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Oracle Content and Experienceアセットは、読取り専用アセットです。
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この機能を使用すると、Oracle Content and ExperienceからWebCenter Sitesにデータをフェッチできますが、Oracle Content and ExperienceでWebCenter Sitesからデータをフェッチすることはできません。
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Oracle Content and Experienceでコンテンツを変更およびパブリッシュした場合、WebCenter Sitesで最新のコンテンツを取得でき、WebCenter Sitesで追加の変更を行う必要はありません。
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Oracle Content and Experienceで新規コンテンツを追加した場合、WebCenter Sitesでその参照を同期し、WebCenter Sites UIを介してそのコンテンツを使用して、サイトを構築できます。
トピック:
28.1 WebサイトでのOracle Content and Experienceインスタンスの構成
WebCenter Sitesと組み合せてOracle Content and Experienceを構成すると、コンテンツ・コントリビュータがOracle Content and Experienceリポジトリで管理されているコンテンツにアクセスしてこれを使用できます。Oracle Content and Experienceを構成するには、チャネルのコンテンツ全体を同期する(チャネルを1つ以上のリポジトリに関連付けることができる)方法と、オンデマンドでアセットを同期する方法があります。オンデマンドでアセットを同期するには、アセット・ピッカーを作成する必要があります。結果をフィルタするには、アセット・タイプ、メディア・グループ、キーワードなどのオプション・パラメータを定義する必要があります。
28.2 Oracle Content and Experienceプロパティの構成
Adminインタフェースの「一般的な管理」ツリーにある「外部統合」ノードからいくつかのプロパティを構成することで、Oracle Content and ExperienceとWebCenter Sitesを統合できます。
『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Sitesプロパティ・ファイル・リファレンス』のContent and Experience Cloudカテゴリのプロパティに関する項を参照してください。
28.3 Oracle Content and Experienceアセットのパブリッシュ
他のWebCenter Sitesアセットと同様、Oracle Content and ExperienceアセットをWebCenter Sitesからパブリッシュできます。
本番システムでOracle Content and Experienceアセットのパブリッシュを開始する前に、本番システムが(ソース・システムと同じ)Oracle Content and Experience資格証明で構成されていることも確認します。ソース・システムから、本番システムになる可能性のある宛先システムに、Oracle Content and Experienceの表(WCS_ContentCloudSubtypeおよびContentCloudPubTargets)をミラーリングできます。
詳細は、「宛先データベースの初期化」を参照してください。