9 Coreプロパティ

次のトピックでは、wcs_properties.jsonファイルのCoreカテゴリに関連する各プロパティについて説明します。

Coreカテゴリのプロパティについて

Coreに分類されるプロパティはインストール中にWebCenter Sitesにより作成されます。このプロパティには、データベース構成プロパティ、インストール・プロパティおよび実行しているシステムのタイプを指定するプロパティが含まれます。

Coreカテゴリのプロパティ

表9-1では、JSONファイルのCoreカテゴリに関連する各プロパティについて説明します。

表9-1 Coreプロパティ

プロパティ 説明

cc.attributeinheritance

属性を親から子へ継承するかどうかを決定するためにWebCenter Sitesが使用するブール値。

デフォルト値: true

cc.bigint

64ビット整数フィールドを定義するためのSQL文字列を指定します。

可能な値:

  • Oracle: NUMBER(38)

  • SQL Server: BIGINT

  • DB2: BIGINT

cc.bigtext

大きなテキスト・フィールドを定義するためのSQL文字列を指定します。

可能な値:

  • Oracle: CLOB

  • SQL Server: TEXT

  • DB2: LONG VARCHAR

cc.blob

BLOB (バイナリ・ラージ・オブジェクト)フィールドを定義するためのSQL文字列を指定します。

可能な値:

  • Oracle: BLOB

  • SQL Server: IMAGE

  • DB2: LONG VARCHAR FOR BIT DATA

cc.char

CHARデータ型を定義するためのSQL文字列を指定します。

可能な値:

  • Oracle: CHAR

  • SQL Server: CHAR

  • SQL Server、多言語Unicode: NCHAR

  • DB2: CHAR

cc.ComparatorsKey

WebCenter Sitesインストールでフィールド・コンパレータ・クラスを保持するために作成されるコンテンツ表であるComparator表の主キー。

デフォルト値:: name

このプロパティの値を変更しないでください。

cc.contentkey

WebCenter Sitesデータベースのコンテンツ表の主キーとして機能する列の名前を指定します。これは、異なる主キーが設定される表固有のプロパティを含まないコンテンツ表に適用されるデフォルトの設定です。

WebCenter Sitesのコンテンツ・アプリケーションのインストール中に設定される値: id

注意: このプロパティの値を変更しないでください。変更すると、WebCenter Sitesのコンテンツ・アプリケーションは機能しなくなります。

個々のコンテンツ表に異なる主キーを指定するには、この表の前のパラグラフで説明されているように、表に固有のキーのプロパティを作成します。

cc.datepicture

WebCenter Sitesが日付/時刻のリテラルをどのように作成するかを指定します。

デフォルト値: {ts '$date'}

cc.datetime

日付と時刻フィールドを定義するためのSQL文字列を指定します。

可能な値:

  • Oracle 8: DATE

  • Oracle 9: TIMESTAMP

  • SQL Server: DATETIME

  • DB2: TIMESTAMP

cc.double

doubleフィールドを定義するためのSQL文字列を指定します。

可能な値:

  • Oracle: NUMBER(38, 10)

  • SQL Server: NUMERIC(28, 10)

  • DB2: FLOAT

cc.extrapath

UNIXでディレクトリ容量の問題を回避する目的で、BLOBの先頭にパス情報を追加するかどうかを決定するためにWebCenter Sitesが使用するブール値。

デフォルト値: true

cc.FiltersKey

WebCenter Sitesインストールでフレックス・フィルタ・アセットを格納するために作成されるコンテンツ表であるFilter表の主キー。フィルタ・アセットの詳細は、『Oracle WebCenter Sitesでの開発』フレックス・フィルタの作成に関する項を参照してください

デフォルト値:: name

cc.forcelower

WebCenter Sitesが作成する表の列名をすべて小文字にするかどうかを指定します。

可能な値:

  • Oracle: true

  • SQL Server: false

  • DB2: true

cc.fullconstraint

ネストされた問合せに外部問合せからのデータを含めるかどうかを決定するためにWebCenter Sitesが使用するブール値。

可能な値: true | false

デフォルト値: true

cc.ignoreTblCase

WebCenter Sitesが表名を評価するときに大文字と小文字の区別を無視するかどうかを決定します。

可能な値: yes | no

  • Oracle: yes

  • SQL Server: yes

  • DB2: yes

たとえば、データベースでtablenameTABLENAMEを異なる表とみなす場合は、この値をnoに設定します。

cc.integer

32ビット整数フィールドを定義するためのSQL文字列を指定します。

可能な値:

  • Oracle: NUMBER(10)

  • SQL Server: INT

  • DB2: INTEGER

cc.maxvarcharsize

データベースのvarchar列の最大サイズを指定します。

可能な値:

  • Oracle: 2000

  • SQL Server: 8000

  • DB2: 4000

cc.MimeTypeKey

WebCenter Sitesインストールが処理するドキュメントのMIMEタイプを格納するために作成するコンテンツ表であるMimeType表の主キー。

デフォルト値: extension

このプロパティの値を変更しないでください。

cc.money

通貨の値を含めるフィールドを定義するためのSQL。デフォルトを選択するか、データベース管理者に連絡してください。

デフォルト値: NUMERIC(20, 3)

データベース管理者に連絡せずに、この値を変更しないでください。

cc.null

NULL値を許可するフィールドを定義するためのSQL文字列を指定します。これは標準ではありませんが、ほとんどのデータベースでNULLはサポートされます。

可能な値:

  • Oracle: NULL

  • SQL Server: NULL

  • DB2: 空白

cc.numeric

数値フィールドを定義するためのSQL文字列を指定します。

可能な値:

  • Oracle: NUMBER

  • SQL Server: NUMERIC

  • DB2: NUMERIC

cc.PreviewgenKey

WebCenter Sitesインストールがアセット・プレビュー用に作成するコンテンツ表であるPreviewgen表の主キー。

デフォルト値:: name

cc.primary

主キーを定義するSQL文字列を指定します。

可能な値:

  • Oracle: PRIMARY KEY NOT NULL

  • SQL Server: PRIMARY KEY NOT NULL

  • DB2: PRIMARY KEY NOT NULL

cc.queryablemaxvarcharlength

使用するデータベース・ドライバに基づき、問合せの実行が可能なvarchar列の最大サイズを指定します。

可能な値:

  • Oracle Thin: 255

  • Oracle TypeII: 2000

  • SQL Server: 255

  • DB2: 255

デフォルト値: 2000

cc.querystyle

生成するアセットセット問合せの基本フォームを決定するためにWebCenter Sitesが使用するブール値。

可能な値: subqueryjoinまたはintersect

デフォルト値: subquery

注意: このプロパティの値のintersectへの設定は、データベースで交差問合せをサポートする場合のみ機能します。

cc.rename

データベース・ベンダーで必要な、データベースの表名を変更するSQL文字列を指定します。

可能な値:

  • Oracle: rename %1 to %2

  • SQL Server: execute sp_rename %1,%2

  • DB2: rename %1 to %2

cc.security

WebCenter Sitesがデータベースへのアクセスを許可する前にセキュリティをチェックするかどうかを指定します。このプロパティは、特別な場合を除き、必ずtrueに設定してください。

可能な値: true | false

デフォルト値: true

注意: cc.securitytrueに設定する必要があります(false に設定すると、セッションがSitesによって維持されないため、ユーザーはUIにアクセスできません)。

cc.smallint

16ビット整数フィールドを定義するためのSQL文字列を指定します。

可能な値:

  • Oracle: NUMBER(5)

  • SQL Server: SMALLINT

  • DB2: SMALLINT

cc.SourceKey

WebCenter Sitesインストールがアセット・タイプ用に作成するコンテンツ表であるSource表の主キー。

デフォルト値: source

このプロパティの値を変更しないでください。

cc.StatusCodeKey

StatusCode表の主キー。

デフォルト値: statuscode

このプロパティの値を変更しないでください。

cc.string

文字列の値を含めるフィールドを定義するためのSQL。

デフォルト値: SEARCHVARCHAR

データベース管理者に連絡せずに、この値を変更しないでください。

cc.stringpicture

WebCenter Sitesが文字列のリテラルをどのように作成するかを指定します。

可能な値:

  • Oracle: '$string'

  • SQL Server: '$string'

  • SQL Server、多言語Unicode: N '$string'

  • DB2: '$string'

cc.textdistinct

データベースがタイプTEXTの属性でDISTINCTをサポートするかどうかを説明するブール値。

デフォルト値: no

cc.unique

一意のフィールドを定義するためのSQL文字列を指定します。

デフォルト値: UNIQUE NOT NULL

cc.url

URLを含めるフィールドを定義するためのSQL。

デフォルト値: VARCHAR(128)

データベース管理者に連絡せずに、この値を変更しないでください。

cc.urlattrpath

WebCenter SitesがURL属性ファイルに使用するデフォルトのベース・パスを指定します。

デフォルト値: <wcsites.shared>/ccurl/

cc.varchar

VARCHARデータ型を定義するためのSQL文字列を指定します。

デフォルト値:

  • Oracle: VARCHAR

  • DB2: VARCHAR

  • MSSQL: VARCHAR2

  • SQL Server、多言語Unicode: NVARCHAR

cluster.nodes

指定したWebCenter Sites環境のすべてのクラスタ・ノードのカンマ区切りリスト。各ノードには、node.name形式の固有の名前があります。各ノード名は、JVMシステムでsites.nodeプロパティにより識別されます。

cos.contextroot

コミュニティ・アプリケーションをインストールするコンテキスト・ルートの名前を指定します。

cos.protocol

コミュニティWebアプリケーションをインストールするプロトコルの名前を指定します。

cookieserver.invalidnames

CookieServerにより無視される無効な名前のカンマ区切りリスト。

デフォルト値: Set-Cookie

cs.barEqualsSlash

バー(|)がページ名に含まれる場合、Internet Explorerブラウザがそれをフォワード・スラッシュ(/)として解釈するかどうかを指定します。

可能な値: true | false

たとえば、trueに設定されている場合、Internet Explorerはpagename=folder|subfolder|pagepagename=folder/subfolder/pageと同じページと解釈します。

デフォルト値: false

cs.binarypath

インストール時に設定します。このプロパティは、共有ライブラリがインストールされる場所を指します。

注意: このプロパティの値を変更しないでください。

cs.charset

入力の文字エンコーディングを定義するオプションのパラメータの名前。

デフォルト値: _charset_

cs.contenttype

テキストのストリーム時に使用されるデフォルトのコンテンツ・タイプ文字列。例:

UTF-8の場合: UTF-8の場合はtext/html; charset=UTF-8

Latin1の場合: text/html; charset=iso-8859-1

デフォルト値: text/html; charset=UTF-8

cs.csdtfolder

WebCenter Sites開発者ツールのインポートにより使用されるフォルダを指定します。

デフォルト値: <wcsites.home>/export

cs.csdtworkspace

開発者ツールにより使用されるデフォルトのデータストアの名前を指定します。cs.csdtfolderと連携して動作します。

可能な値:

デフォルト値: cs_workspace

cs.dataindatabase

大量のデータをアップロード列としてデータベースとファイル・システムのどちらに保存するかを指定します。

デフォルト値: false

cs.dbconnpicture

JNDIデータソースで使用されるデータベース接続文字列の形式を指定します。

デフォルト値: <wcsites.database.connectionpicture>

cs.dbencoding

WebCenter Sitesデータベースで使用される文字セットを指定します。

デフォルト値: UTF-8

cs.dbtype

接続先のデータベースのタイプを定義します。

cs.documentation

WebCenter SitesドキュメントのURLを指定します。

デフォルトでは、このプロパティはOracleドキュメントのWebサイトに設定されています。

必要に応じて、そのWebサイトから最新のドキュメント・キットをダウンロードし、それをネットワーク上のいずれかの場所にインストールしてから、OracleドキュメントのWebサイトではなくその場所を指し示すようにこのプロパティを設定できます。

cs.dsn

データベースに接続するためのデータベースJNDIデータソース名が含まれます。

cs.emailaccount

管理ユーザーにより送信される電子メールの宛先アドレスを指定します。

cs.emailauthenticator

メール操作のオーセンティケータとして使用されるクラスを指定します。

デフォルト値: com.openmarket.framework.mail.ICSAuthenticator

cs.emailcharset

電子メール・メッセージの件名のテキストに使用されるデフォルトの文字セットを指定します。

例:

  • Latin1: ISO-8859-1

  • 日本語(Shift_JIS): Shift_JIS

  • UTF-8: UTF-8

このプロパティが空白の場合、その値はデフォルトのUTF-8に戻ります。

cs.emailcontenttype

電子メール・メッセージの本文のテキストに使用されるデフォルトの文字セットを指定します。

例:

  • Latin1: text/html; charset=ISO-8859-1

  • 日本語(Shift_JIS): text/html; charset=Shift_JIS

  • UTF-8: text/html; charset=UTF-8

このプロパティが空白のままの場合、その値はデフォルトのtext/plainに戻ります。

cs.emailhost

ContentServerサーブレットが電子メール・メッセージの作成と配信に使用するSMTP (電子メール・サーバー) host:portを定義します。

メールを送受信するには、有効な値が必要です。

cs.emailpassword

WebCenter Sitesで使用される電子メール・アカウント(cs.emailaccountで指定)のパスワードを指定します。

メールを受信するには、有効な値が必要です。

cs.emailreturnto

メールの送信元の電子メール・アドレスを指定します。つまり、電子メール・メッセージの送信者フィールドに表示される電子メール・アドレスです。

次の書式のいずれかを使用します。
  • user@domain.com

  • フルネーム<user@domain.com>

メールを送信するには、有効な値が必要です。

cs.emailsupportssl

電子メールの送信用にサポートするプロトコルを指定します。cs.emailsupportsslを有効にするには、値をtrueに設定します。

可能な値: trueまたはfalse

デフォルト値: true

cs.eventhost

アプリケーション・サーバーでイベント・エンジンを実行するためのホスト文字列。クラスタ環境では、このプロパティはクラスタ・メンバーごとに設定し、プライマリ・クラスタ・メンバーまたはクラスタ・メンバー自体を指し示す必要があります。2番目のオプションはフェイルオーバーの場合に指定します。

有効な値: <wcsites.app.protocol>://<wcsites.app.host>:<wcsites.app.port>

cs.enabletimeline

タイムライン機能を有効にして、アセット・リビジョン機能に基づくサイトのプレビューを表示します。コンテンツ管理環境でタイムラインを使用するには、この値をtrueに設定する必要があります。

可能な値: trueまたはfalse

デフォルト値: true

cs.HTTP_HOST

Webサーバーがアプリケーション・サーバー・マシン(つまり、Webコネクタのインストール)に常駐しないWebCenter Sitesシステム、または代替のWebサーバーがページの処理に使用される場合のHTTPホストを指定します。

次の書式のいずれかを使用します。
  • <hostname>:<port>

  • <IPaddress>:<port>

デフォルト値: 空白

cs.HTTP_PROTOCOL

Webサーバーがアプリケーション・サーバー・マシン(つまり、Webコネクタのインストール)に常駐しないWebCenter Sitesシステム、または代替のWebサーバーがページの処理に使用される場合のHTTPプロトコルを指定します。

可能な値: httpまたはhttpsあるいは空白

デフォルト値: 空白(プロトコルはhttpであることが前提)。

cs.httpvariables

非推奨になりました。

4.0以前のバージョンの製品で必要だったように、HTTPヘッダー情報を含むWebCenter Sites変数をページ・リクエストごとに作成するかどうかを指定します。4.0以降では、FatWire Content Serverに同じ機能を実行する変数が内蔵されています。

デフォルト値: false

最適なパフォーマンスを確保するには、この値をfalseのままにします。開発者がサイト・ページのhttp変数を取得する必要がある場合、内蔵されている変数を使用して必要な変数の値を取得できます。

cs.jspclear

WebCenter Sitesでデプロイされる最初のJSPをWebCenter Sitesエンジンが実行する際に、以前にデプロイされたJSPファイルを削除してアプリケーション・サーバーの作業フォルダ(一時ファイルとクラス・ファイル)をクリアするようにWebCenter Sitesエンジンを構成します。

作業フォルダはアプリケーション・サーバーで定義されます。

可能な値: true | false

デフォルト値: false

cs.jsppath

デプロイされたJSPページを実行するための仮想ルート(ゾーン)を指定します。このプロパティはcs.jsprootと連動して使用されるため、2つのプロパティは同期する必要があります。

デフォルト値: cs.jsprootのWebLogic設定と同期され、インストール時に設定される/jsp/

注意: インストール後にこのプロパティの値を変更しないでください。

cs.jsprefresh

WebCenter Sitesエンジンで新規または変更されたJSP要素をデプロイする場合、JSPのデプロイメントを完了するには、アプリケーション・サーバーで特殊な処理が必要になります。このような場合、このプロパティは、デプロイメントを完了するクラスの名前を指定します。その他の場合は空白のままです。

cs.jspresponsewrapper

アプリケーション・サーバーでJSP要素を実行する場合にPrintWriterが必要かどうかを指定します。WebCenter Sitesインストールは、使用するアプリケーション・サーバーのタイプに基づき、これを適切な値に設定します。

このプロパティの値を変更しないでください。

デフォルト値: false

cs.jsproot

アプリケーション・サーバーがJSPファイルの検索で予測するディレクトリを指定します。一部のアプリケーション・サーバーでは、プロパティ設定を使用することでこの値を変更できます。WebLogicでは、そのJSPServletオブジェクトにweblogic.httpd.initArgsを定義します。

cs.jsprootプロパティはcs.jsppathと連動して使用されるため、2つのプロパティが同期する必要があり、どちらもインストール時に設定されます。

インストール後にこのプロパティの値を変更しないでください。

デフォルト値: <wcsites.home>/Installation/jsp

cs.jspwork

JSPページの実行時にクラス・ファイルがアプリケーション・サーバーで作成されるディレクトリを指定します。これは必須のプロパティではなく空白で構いませんが、通常はインストール時に設定されます。

詳細は、「cs.jspclear」を参照してください。

cs.PastramiEngine

PastramiEngineインタフェースの実装クラスの名前を定義します。この機能全体を無効にするには、このプロパティをNULLのままにします。このプロパティの標準値はcom.divine.pastrami.PushEngineです。

cs.privpassword

読取りと書込みのアクセスに使用されるデータベース・アカウント名(cs.privuser)のパスワードを指定します。値は暗号化されます。

cs.privuser

データベースへの読取りおよび書込みのアクセスに使用するデータベース・アカウント名を指定します。セキュリティ上の理由で、ユーザー名とパスワードのデフォルトの組合せを使用しないようにしてください。

可能な値: ftuser (インストール・プロセスで設定)

cs.revisionassettype

タイムラインに使用されるコンテンツ・アセット・タイプのカンマ区切り文字列。

: Content_C,Content_P,Product_P,Product_C,AVIArticle,AVIImage

デフォルト値: 空白

注意:

このリストに、アセット定義タイプ、親定義タイプ、フィルタ・タイプ、開発者アセットを追加しないでください。

cs.session

WebCenter Sitesがユーザーごとにブラウザ・セッションを開始して維持するかどうかを指定します。

可能な値: true | false

デフォルト値: true

注意: cs.sessiontrueに設定する必要があります(false に設定すると、セッションがSitesによって維持されないため、ユーザーはUIにアクセスできません)。

cs.showassetsifnoasset

アセットが選択されたプレビュー日に存在しない場合、現在のアセットを表示するかどうかの動作を制御します。cs.enabletimelineプロパティがtrueに設定されている場合のみ使用されます。

可能な値:
  • 存在する場合、trueではアセットの最初の使用可能なリビジョンが返され、指定したアセットにリビジョンが存在しない場合は現在のアセットが返されます。または、

  • falseでは、問い合せたアセットに対して結果は返されません。

デフォルト値: false

cs.sitepreview

このプロパティは、「サイト・プレビュー」機能の動作の制御に使用されます。

注意: コンテンツ管理環境で「サイト・プレビュー」を使用するには、この値をcontentmanagementに設定する必要があります。

可能な値: disabledcontentmanagementdelivery

  • 値がdisabledの場合:

    フィルタ・タグではフィルタ処理しません。単に入力アセットのセットを返すのみです。

    キャッシュでは、有効期間の計算の開始日と終了日を考慮しません。テンプレートへの日付入力による影響はありません。

  • 値がcontentmanagementの場合:

    フィルタ・タグは、指定の日付に従ってアセットの入力セットをフィルタ処理します。指定の日付がNULLの場合、タグは現在のサーバー日付を使用します。

    レンダリング・テンプレートでフィルタ・タグを使用するページはキャッシュされません。

    フィルタ・タグを使用しないページの場合、キャッシュはデフォルト方式で機能し、有効期間の計算で開始日と終了日は考慮されません。

  • 値がdeliveryの場合:

    フィルタ・タグは、渡されるすべての日付を無視し、フィルタ処理に現在のサーバー日付を使用します。

    フィルタ・タグを使用するページの場合、キャッシュでは有効期間の計算の開始日と終了日を考慮します。

    フィルタ・タグを使用しないページの場合、キャッシュはデフォルト方式で機能し、有効期間の計算で開始日と終了日は考慮されません。

デフォルト値: contentmanagement

cs.sysinfo

WebCenter Sitesインストールにおけるシステム情報取得のログ重大度を指定します。このログ出力は、WebCenter Sites管理インタフェースの「管理」タブで利用可能な「システム・ツール」ユーティリティによって使用されます。「システム・ツール」の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Sitesの管理』のシステム・ツールに関する項を参照してください。

可能な値: TRACEDEBUGINFOWARNERRORFATAL

デフォルト値: false

cs.timeout

アプリケーション・サーバーが接続からログアウトしてブラウザ・セッションを終了するまでに、その接続がアイドル状態を保持する秒数を指定します。アイドル時間は、WebCenter Sitesのhttpリクエストの間隔になります。

デフォルト値: 900 (15分)

注意: 承認システムでアセットを承認する場合、それはバックグラウンド・プロセスではありません。そのため、「複数アセットの承認」機能を使用する場合、ブラウザ・セッションがタイムアウトしないように、必ずアセットのバッチの承認にかかる時間よりも多い値をこのプロパティに設定してください。この設定で実験する必要がありますが、1800秒(30分)に設定して開始できます。

cs.uniqueidpoolsize

一度にキャッシュされる、一意でクラスタセーフのID番号の数を指定します。(WebCenter Sitesは、データベース表のすべての行に一意のIDを生成します。)

デフォルト値: 100

cs.urlfilerollup

URL列のファイルの変更をどのように追跡するかを決定します。

このプロパティをtrueに設定すると、以前のバージョンの関連ファイルが名前順で追跡されます。たとえば、filename.txtという名前のファイルが3回編集された場合、filename.txtが最も古く、filename,1.txtが次に古いバージョン、filename,2.txtが現在のバージョンになります。

このプロパティをfalseに設定すると、ファイル名は、更新ごとにfilename.txtfilename,0.txtが切り替わります。

デフォルト値: false

cs.use.short.jsp.names

一部のファイル・システムでは、絶対パスの長さが制限されます。このようなファイル・システムで長いJSP名を使用すると、ファイル・システムでエラーが生じる場合があります。

このようなファイル・システムを使用する場合、このプロパティをtrueに設定して短縮されたJSP名を使用します。

このプロパティをfalseに設定すると、JSP名は要素名に相当します。

このプロパティはWebCenter Sitesインストーラによって自動的に設定されます。つまり、絶対に必要な場合のみ変更してください。

デフォルト値: false

cs.webreference.conflicts

このプロパティは、保存操作中のWebCenter SitesによるURL競合の処理方法を指定します。

可能な値:

  • _FAIL_: 保存は失敗することがあります。

  • _OVERWRITE_: 古いURLは削除して新しいURLを保存します。

  • _IGNORE_: 古いURLを保持して新しいURLを無視します。

  • その他の英数字の値は、古いURLを編集する接尾辞として使用されます。

デフォルト値: _IGNORE_

cs.wrapper

非推奨になりました。WebCenter SitesのHTMLラッパー・ページを使用する必要がある(使用できる)かどうかを指定します。

デフォルト値: false

アプリケーション・サーバーにWebサーバーへのHTTPアクセスがない場合やセキュリティ上の理由でラッパー・ページを保持するディレクトリを削除した場合、WebCenter Sitesシステムでこの値をfalseに設定します。

『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Sitesの管理』外部セキュリティの設定に関する項も参照してください。

cs.xmlfolder

HTMLフィルタ処理の作業ディレクトリを指定します。

デフォルト値: <wcsites.home>/xmltemp

cs.xmlHeader

これは、SOAPレスポンスに関して送られるXMLヘッダーです。

デフォルト値: <?xml version=\"1.0\" encoding=\"UTF-8\"?>

cs.xmlHeaderAutoStream

プロパティcs.xmlHeaderで定義されたXMLヘッダーをレスポンスの最初のコンテンツとして自動的に送るかどうかをWebCenter Sitesに指示します。

このプロパティをtrueに設定すると、WebCenter Sitesはヘッダーを自動的にレスポンスに挿入します。falseに設定すると、WebCenter Sitesは何もしません。レスポンスがSOAPレスポンスではない場合、このプロパティ全体が無視され、ヘッダーが挿入されることはありません。

デフォルト値: false

ft.approot

非推奨になりました。

このプロパティはすでに使用されていません。場合によっては、下位互換性に必要です。

ft.cgipath

WebCenter SitesオブジェクトをインストールするWebサーバーのCGIディレクトリ。

URLの構築やフォームのアクションで使用されます。

値の最後は必ずフォワード・スラッシュ(/)にしてください。

可能な値:

/sites/: httpサーブレット・アプリケーション環境内。

ft.contentserver

ContentServerサブレット用にグローバル一意識別子(GUID)を定義します。

デフォルト値: {29434AD0-8DE2-11D1-8599-0080C7D07E91}

ft.debugport

非推奨になりました。DebugServerがテンプレート・デバッガ・ユーティリティとの通信に使用するポートを指定します。ポート番号は1024よりも大きくしてください。

デフォルト値: 1025

ft.filecheck

データがアップロードされた項目(要素など)がリクエストされるたびに、アップロード・フィールドに保持されるデータのタイムスタンプをWebCenter Sitesが検証するかどうかを指定します。

管理または配信システムでは、同じ項目が繰り返しリクエストされ、この値をyesに設定すると、システムのパフォーマンスが低下することがあります。管理または配信システムでは、このプロパティをnoに設定します。開発システムではyesに設定できます。

デフォルト値: no

ft.treemanager

Treemanagerサブレット用にグローバル一意識別子(GUID)を定義します。

デフォルト値: {1903F070-96C9-11D2-B5E2-0010A4FD534E}

注意: この値は変更しないでください。

ft.version

WebCenter Sitesアプリケーションのバージョン番号を指定します。

この値は修正しないでください。

HttpServletResponseBufferSize

リモートSatellite Serverへ送信されたレスポンスのバッファ・サイズを指定します。

デフォルト値: -1

product.installation.type

インストール先の名前を示します。このプロパティは、インストール時に設定されます。

このプロパティの値は変更しないでください。

可能な値: SitesまたはRSS (リモートSatellite Server)。

regen.servers

WebCenter Sitesホストと通信するためのポート番号。

デフォルト値: <wcsites.app.protocol>://<wcsites.app.host>:<wcsites.app.por>/<wcsites.app.contextroot>/ContentServer

secure.CatalogManager

DefaultReaderユーザーがCatalogManagerサーブレットにアクセスできるかどうかを指定します。

可能な値: true | false

デフォルト値: false

インストール時、このプロパティはfalseに設定されます。インストール後に必ずこの値をtrueに変更してください。

詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Sitesの管理』外部セキュリティの設定に関する項を参照してください。

security.keys.created

セキュリティ・キーが作成されるかどうかを示します。セキュリティ・キーが作成されると、このプロパティは自動的にtrueに設定されます。

このプロパティの値は変更しないでください。

デフォルト値: false

sites.environment

このプロパティはバニティURLの生成および解決の環境を識別します。絶対バニティURLはこの環境に対して定義された仮想ルートURLに基づき生成されます。この値が空の場合、WebRootのRoot URLプロパティがURLの生成および解決に使用されます。

ft.catalogmanager

CatalogManagerサービスにグローバル一意識別子(GUID)を定義します。これは参照目的の場合のみ提供されます。

デフォルト値: {40DD4E30-8DE2-11D1-8599-0080C7D07E91}

この値は修正しないでください。

secure.TreeManager

DefaultReaderユーザーがTreeManagerサーブレットにアクセスできるかどうかを指定します。

デフォルト値: true

詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Sitesの管理』外部セキュリティの設定に関する項を参照してください。

security.checkpagelets

WebCenter Sitesが包含ページにネストされているページレットの表示をユーザーに許可する前にセキュリティをチェックするかどうかを指定します。

注意:セキュリティを実装するには、cc.securityプロパティもtrueに設定する必要があります。

デフォルト値: true

falseに設定すると、次の状況が発生します。

  • Satellite Serverが共在するシステムで、cc.securitytrueに設定してもセキュリティはページまたはページレットに対してチェックされません。

  • スタンドアロンのSatellite Serverを使用するシステムまたはWebCenter Sitesのみのシステムで、セキュリティは最初または最外部のページに対してチェックされますが、ネストされているページレットに対してはチェックされません。

site.prefix

リライタ・フィルタを使用した様々なURLの解決に必要な、一意のサイト接頭辞のカンマ区切りリスト。デフォルトで、このリストにはシステムにインストールされた各サンプル・サイトの一意の接頭辞が含まれます。

リライタ・フィルタの詳細は、『Oracle WebCenter Sitesの管理』を参照してください

デフォルト値: fsii, avi

transformer.imgdir

このプロパティは、ドキュメントの変換後に、WebCenter Sitesがイメージ・ファイルを保存する必要のある場所を示す、完全修飾パスを設定します。

デフォルト値: <wcsites.shared>/remoteimages/

transformer.imgurl

このプロパティは、WebCenter Sitesドキュメント・トランスフォーマにより生成された、IMGタグのSRC属性に追加する必要のある接頭辞に設定されます。

デフォルト値: /futuretense_cs/remoteimages/

valid.urls

ユーザーがWebCenter Sitesにアクセスするために使用を許可されている、信頼できるURLを指定します。複数のURLを指定するには、カンマ区切りの値を使用します。

デフォルト値: <wcsites.app.protocol>://<wcsites.app.host>:<wcsites.app.port>/<wcsites.app.contextroot>/*

注意:

プロパティが空の場合は、customBeans.xmlファイルのRequestParamValidatorが使用されます。

weblogic.admin.user

WebLogic管理コンソールのユーザー名を指定します。

weblogic.admin.password

WebLogic管理コンソールのパスワードを指定します。

weblogic.management.server

WebLogic管理コンソールにアクセスするためのURLを指定します。

サンプル値: http://<public_ip>:7001/

wcsites.app.admin.user

WebCenter Sitesアプリケーションの管理者のユーザー名を指定します。

wcsites.app.admin.password

データベース・アクセスのパスワードを指定します。

デフォルト・パスワード: dloginpassword

wcsites.app.contextroot

WebCenter Sitesのコンテキスト・ルートを指定します。例: /sites/

wcsites.app.host

WebCenter Sitesのホスト名を指定します。

wcsites.app.port

WebCenter Sitesホストと通信するためのポート番号。

wcsites.app.protocol

Satellite ServerホストとWebCenter Sitesホスト間の通信プロトコル。

wcsites.assethistory.enabled

アセット・アクション履歴タブが有効であるかどうかを示します。

デフォルト値: true

wcsites.database.connectionpicture

WebLogicのデータソースにアクセスするためのJNDI URIを指定します。

wcsites.database.datasource

WebCenter Sitesで使用されるデータソース名を指定します。

wcsites.diskspacewarningemail

ディスク・スペースが少ない場合に警告を送信する電子メール・アドレスを指定します。

wcsites.diskspacewarningsize

使用可能なディスク・スペースがこの値より少ない場合のデフォルトの警告サイズ(MB)を指定します。

デフォルト値: 1024

wcsites.forgot.password

パスワードを忘れた場合について、ユーザーからの通知を受け取る電子メール・アドレスを指定します。このプロパティは、WebCenter Sitesログイン・ページの「パスワードをお忘れですか」リンクに対する電子メール・アドレスを設定します。

wcsites.home

WebCenter Sitesホーム・ディレクトリの場所を指定します。

wcsites.shared

共有ファイル・システムの場所を指定します。これはディレクトリまたはデータベースの場所への参照のいずれかを指定できます。

wcsites.system.admin.user

WebCenter Sitesシステムの管理者のユーザー名を指定します。

wcsites.system.admin.password

WebCenter Sitesシステム管理者のパスワードを指定します。

wem.enabled

これはシステム・プロパティです。その値は、サイレントまたはGUIインストーラを使用する場合を除き、変更しないでください。

デフォルト値: true

(WEMフレームワークがデフォルトでインストールされる場合。)

xcelerate.adminrole

インストール時にすべての管理表に設定されるACLを指定します。

デフォルト値: xceladmin

システムのインストール後に、このプロパティの値を変更しないでください。

xcelerate.asset.sizeofnamefield

ベーシック・アセット・タイプとフレックス・アセット・タイプの「名前」フィールドの長さを指定します。

デフォルト値: 64

注意:

最大値もデフォルト値と同じで64です。

xcelerate.base

WebCenter Sites要素の最上位(ベース)ディレクトリを指定します。インストール時、インストーラは、WebCenter Sitesの要素がインストールのどこにあるかを示すようにこの値を編集する必要があります。

デフォルト値:

  • Windows: c:/Fatwire/elements/OpenMarket/Xcelerate

  • Unix: /export/home/Fatwire/elements/OpenMarket/Xcelerate

xcelerate.charset

編集に関するページで使用される文字コードを指定します。ブラウザがUTF-8をサポートしない場合のみ変更してください。

デフォルト値: UTF-8

このプロパティをデフォルト値から変更すると、サポートされる文字が制限されます。

xcelerate.ckeditor.basepath

CKEditorベースパス。つまり、WebCenter SitesアプリケーションのCKEditorファイルの場所。

デフォルト値: /<wcsites.app.contextroot>/ckeditor/

xcelerate.defaultacl

SiteCatalog表のページ・エントリがSiteEntryまたはテンプレート・アセットの作成によって作成される場合、そのエントリに自動で割り当てられるACLを指定します。

デフォルト値: 空白

xcelerate.defaultbase

アセットのdefdirのデフォルト・ベースを指定します。

xcelerate.defaultcsstatus

SiteCatalog表のページ・エントリが(テンプレート・アセットまたはSiteEntryアセットのいずれかに対して)作成される場合、そのエントリのcsstatus列のデフォルト値を指定します。

このプロパティの値を変更しないでください。

デフォルト値: live

xcelerate.defaultlang

デフォルト言語を指定します。

デフォルト値: en_US

xcelerate.domain

サーバー(マシン)名を含まない、システムのドメイン名を指定します。このプロパティは、WebCenter Sitesに統合された、ブラウザ・インタフェースを持つアプリケーションによって使用されます。

xcelerate.editrole

インストール時に編集表に設定されるACLを指定します。

デフォルト値: xceleditor

システムのインストール後に、このプロパティの値を変更しないでください。

xcelerate.emailnotification

非推奨になりました。

WebCenter Sitesのワークフロー電子メール通知機能を有効にするかどうかを指定します。

このプロパティをtrueに設定すると、アセットをワークフロー・プロセスを介してユーザーに割り当てる場合、ワークフロー・システムによって、そのユーザーに電子メール・メッセージが送信されます。

デフォルト値: false

詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Sitesの管理』電子メール・オブジェクトの設定に関する項を参照してください。

xcelerate.imageeditor.basepath

Online Image Editor (OIE)ベースパス。つまり、OIEアーカイブの場所(相対URL)、ファイル名およびバージョン。

デフォルト値: /<wcsites.app.contextroot>/ImageEditor/OIE.cab#version=3,0,1,12

xcelerate.imageeditor.clarkii.basepath

WebCenter SitesアプリケーションのClarkii Online Image Editorファイルのパス。

デフォルト値: /<wcsites.app.contextroot>/ImageEditor/clarkii/

xcelerate.imageurl

アプリケーションで使用されるすべてのイメージURLのWebRootを指定します。

デフォルト値: Xcelerate

xcelerate.rolemanagerclass

ロール・マネージャ・クラスの名前を指定します。デフォルトでは、このプロパティの値は、WebCenter Sitesロール管理システムに設定されます。

デフォルト値: com.openmarket.xcelerate.roles.RoleManager

  • Sun ONE埋込みIdentity Serverを使用する場合、このプロパティを正確にcom.openmarket.xcelerate.roles.IdentityServerRoleManagerに設定します。

  • WebLogic埋込みLDAPを使用する場合、このプロパティを正確にcom.openmarket.xcelerate.roles.FlatLDAPRoleManagerに設定します。

xcelerate.saveSearchdir

SaveSearch表のdefdir (デフォルトのストレージ・ディレクトリ)を指定します。この表には、保存した検索を開発または管理システムで保持するURL列があります。

この値はWebCenter Sitesインストールにより設定されます。

デフォルト値: <wcsites.shared>/savedsearch

xcelerate.tempobjectsdir

TempObjects表(アップロードされるオブジェクトの情報や、作成中のオブジェクトの、保存または取消しが行われるまでの情報を格納するWebCenter Sitesの表)のdefdir(デフォルトのストレージ・ディレクトリ)を指定します。

この値はWebCenter Sitesインストールにより設定されます。

デフォルト値: <wcsites.shared>/tempobjects

xcelerate.thumbnaildir

テンプレート・アセットが、テンプレート・バリアント・サムネイルに関連付けられたサムネイル・イメージを格納するディレクトリを指定します。

この値はWebCenter Sitesインストールにより設定されます。

デフォルト値: <wcsites.shared>/thumbnails

xcelerate.transformpath

インストール時に設定します。このプロパティは、Microsoft WordファイルがWebCenter Sitesによりアセットに変換する前に保存されるディレクトリへのパスを設定します。

デフォルト値: <wcsites.home>/xmltemp/

注意: このプロパティの値を変更しないでください。

xcelerate.useidmapping

WebCenter Sitesランタイムで使用されるシステム・プロパティ。

xcelerate.usermanagerclass

WebCenter Sitesのユーザー・サービスを提供するIUserManagerを実装するクラス。

デフォルト値: com.openmarket.xcelerate.user.UserManager

  • サイト名とロール名のLDAP属性マッピングを実装する場合は、このプロパティを正確にcom.openmarket.xcelerate.user. LDAPSchemaUserManagerに設定します。

  • WebLogicまたはSun ONEアプリケーション・サーバー埋込みLDAPを使用する場合、このプロパティを正確にcom.openmarket.xcelerate.user. FlatLDAPSchemaUserManagerに設定します。

xcelerate.workflowdir

ワークフロー・プロセスに関連するファイルを保持するディレクトリの名前を指定します。

この値はWebCenter Sitesインストールにより設定されます。

デフォルト値: <wcsites.shared>/workflow

注意: 値をデフォルトから変更する場合、必ずディレクトリが存在することを確認してください。

xcelerate.workflowengineclass

WebCenter Sitesのワークフロー・サービスを提供するIWorkflowEngineを実装するクラス。ここでは、デフォルトcom.openmarket.xcelerate.workflow.WorkflowEngineは、参照目的の場合のみ提供されます

注意: このプロパティの値を変更しないでください。