20 UIプロパティ

次のトピックでは、WebCenter Sitesのwcs_properties.jsonファイルのUIカテゴリに関連する各プロパティについて説明します。

UIカテゴリのプロパティについて

UIの下に分類されたWebCenter Sitesのwcs_properties.jsonファイルのプロパティは、WebCenter Sitesコントリビュータおよび管理インタフェースに表示されるコンポーネントの外観を制御します。

UIカテゴリのプロパティ

表20-1では、JSONファイルのUIカテゴリに関連する各プロパティについて説明します。

表20-1 UIプロパティ

プロパティ 説明

advancedUI.enableAssetForms

コンテンツ・コントリビュータに対してWebCenter Sites管理インタフェースを有効または無効にするために使用されます。次のアセットへのアクセスが影響を受けます。

  • すべてのフレックス・アセットとその親アセット

  • すべてのベーシック・アセット

  • 推奨、セグメントおよびプロモーションなどのOracle WebCenter Sites: Engageアセット

  • 問合せ、コレクションおよびページ・アセット

デフォルトでは、このプロパティはfalseに設定されており、コンテンツ・コントリビュータに対してWebCenter Sites管理インタフェースは無効です。アセットがデフォルトでサポートされる「Oracle WebCenter Sites: コントリビュータ」インタフェースを使用する場合を除き、上にリストしたアセットの作成、編集、検索、削除はできません。

注意:コントリビュータ・インタフェースでは、開発者向けのアセット・タイプとアセットは検査用としてのみ使用可能であるか、アクセス不可であるかのいずれかです。それらはWebCenter Sites管理インタフェースからアクセスする必要があります。

デフォルト値: false

cs.disableSWFFlashUploader

このプロパティはフラッシュ・アップローダの有効化および無効化のために使用されます。

デフォルト値: false

cs.tree.defaultFunction.child

このプロパティでは、コントリビュータ・インタフェースで子ツリー・ノードをダブルクリックすると子アセットがどのように開くかを指定できます。

可能な値: openinspectedit

デフォルト値: open

注意: このプロパティをopen に設定し、すでにタブに開いている子ノードをダブルクリックすると、アセットが現在表示されているビューのタブに該当のアセットが表示されます。子が現在タブに開いていない場合、アセットはその「調査」ビューで開きます。

cs.tree.defaultFunction.parent

このプロパティでは、コントリビュータ・インタフェースで親ツリー・ノードをダブルクリックすると親アセットがどのように開くかを指定できます。

可能な値: browseopeninspectedit

デフォルト値: browse

注意: このプロパティをbrowseに設定する場合、親ツリー・ノードをダブルクリックすると、その親アセットに関連付けられている子アセットの一覧を表示する「参照」タブが開きます。このプロパティをopenに設定し、すでにタブに開いている親をダブルクリックすると、親が現在表示されているビューのタブに該当の親が表示されます。親が現在タブに開いていない場合、親はその「調査」ビューで開きます。

fckeditor.showIncludedElementInSpan

FCKEditorフィールドに含まれたアセットがspanタグに表示される必要がある場合、このプロパティはtrueにのみ設定される必要があります。falseに設定した場合、含まれるアセットのコンテンツの検証後に、FCKEditorがspandivタグ間を暗黙的に決定します。

デフォルト値: false

form.defaultMaxValues

アセット・フォームの複数値属性のデフォルトの最大値。

デフォルト値: -1

xcelerate.adminacl

ユーザーが管理者機能(つまり、WebCenter Sites管理インタフェースの「管理」タブに表示されるすべての機能)にアクセスできるように、それらのユーザーを割り当てる必要があるACLを指定します。

可能な値: 任意の定義済ACL

デフォルト値: xceladmin

注意: このプロパティの値を別のACLに変更する場合、現在xceladmin ACLが割り当てられているすべての表にそのACLを必ず割り当ててください。

xcelerate.asset.shareToAllAllowed

アセットをすべてのサイトで共有可能かどうかを指定します。

可能な値: true | false

デフォルト値: true

xcelerate.crosssiteassign

複数のサイトのユーザーが同じワークフロー・プロセスに参加できるかどうかを指定します。

可能な値: true | false

デフォルト値: true

xcelerate.defaultpreviewurlgenerator

サイトに固有の言語について記述しない場合、プレビュー用のURLを生成するプレビュー・ジェネレータ名に設定します。

デフォルト値: Standard

xcelerate.previewhost

プレビュー・ホスト機能を有効にする2つのプロパティのいずれか。このプロパティは、使用するプレビュー・ホストのプロトコル、サーバーおよびポートを定義します。

この機能の詳細は、『Oracle Fusion Middleware WebCenter Sitesの管理』プレビューの個別ブラウザ・セッションの管理に関する項を参照してください。

このプロパティに値を指定する場合、次の構文を使用します。

http://<servername>:<port>

xcelerate.previewservlet

プレビュー・ホスト機能を有効にする2つのプロパティのいずれか。このプロパティは、プレビュー・ホストが使用するサーブレットを指定します。

この機能の詳細は、『Oracle Fusion Middleware WebCenter Sitesの管理』プレビューの個別ブラウザ・セッションの管理に関する項を参照してください。

デフォルト値: Satellite

xcelerate.previewurlpagename

プレビューのURLを生成するページの名前に設定します。

デフォルト値: OpenMarket/Xcelerate/UIFramework/ShowPreviewFrames

注意: このプロパティの値を変更しないでください。

xcelerate.restrictSiteTree

ツリーの切替えがデフォルトでオフになるように構成されている(つまり、xcelerate.showSiteTreeプロパティがfalseに設定されている)場合、管理者以外のユーザーがWebCenter Sites管理インタフェースでツリーをオンに切り替えられるかどうかを指定します。

xceladmin ACLを持つユーザーのみがツリーをオンに切り替えられるようにするには、trueに設定します。

デフォルト値: false

この機能の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Sitesの管理』を参照してください。

xcelerate.searchResultCols

管理インタフェースの検索結果および公開画面にどの列を表示するかを指定します。列の表示順序は制御しません。

デフォルト値: name,modified,locale,startDate,endDate,assetType

xcelerate.showSiteTree

任意のユーザーがWebCenter Sites管理インタフェースにログインしたときにツリーをデフォルトで表示するかどうかを指定します。

デフォルトでツリーの切替えをオフにする場合はfalseに設定します。

デフォルト値: true

この機能の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Sitesの管理』を参照してください。

xcelerate.treehierassettype

SiteEntry、CSElement、TemplateおよびRecommendationアセットの階層表示モードを有効にします。

このプロパティの値は、階層に表示するアセット・タイプのカンマ区切りリストになります。

アセットが階層に表示されないアセット・タイプはリストに含めないでください。

階層構造は、アセット名の「/」に基づきます。アセット名の各「/」は1つの階層レベルを表現します。たとえば、/AssetNameは最上位レベルで、//AssetNameはその次のレベル、などと続きます。

デフォルト値: SiteEntry,CSElement,Template,Recommendation

xcelerate.treetabmanagerclass

WebCenter Sitesのツリー・タブ説明を提供するITreeTabManagerを実装するクラス。

デフォルト値: com.openmarket.xcelerate.treetab.TreeTabManager

注意: ここでは、デフォルトは参照目的の場合のみ提供されます。このプロパティの値を変更しないでください。

xcelerate.treeMaxNodes

表示する項目の数がxcelerate.treeMaxNodesプロパティで定義された値を超えると、分類されたアセット(AviSports、テニス記事、バスケットボール記事など)は、ユーザーがXアセットのセットで記事をロードできる「次」ボタンと「前」ボタンで適切に区切られます。しかし、分類されていないアセットは区切られません。ただし、コントリビュータ・ユーザー・インタフェースの現在のツリー・デザインでは、複数のタブ・コンテンツがルート(タブ)レベルで表示されるため、ルート・レベルでこのプロセスは許可されません。

デフォルト値: 100

この機能の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Sitesの管理』を参照してください。

xcelerate.treeType

WebCenter Sites管理インタフェースで使用されるツリーの種類を指定します。

可能な値: DojoTreeまたはカスタマイズされた置換ツリーを指定する値。

デフォルト値: DojoTree

最初にOracleサポート担当者に連絡せずに、このプロパティを変更しないでください。このプロパティを変更する必要がある場合、標準製品をカスタマイズする必要があります。

xcelerate.enableinsite

WebCenter Sitesシステムに対して(コントリビュータ・インタフェースで)Webモードを有効または無効にします。値がtrueの場合、Webモードは有効になります。

デフォルト値: true

ご使用のWebCenter Sites配信システムでは、Webモードを有効にしないでください。

cc.useLegacyInputNames

FlexAssetおよびParentフォームの属性の入力名を決定する際にWebCenter Sitesが使用するブール値を指定します。新しい形式に更新されていないカスタム属性エディタをサポートする必要がある場合、このプロパティを有効にします。

デフォルト値: false

cc.attrDisplayStyle

FlexAsset、FlexGroup ContentFormまたはContentDetailsフォームの属性について説明するために表示するフィールド(名前または説明)。

可能な値: name またはdescription

デフォルト値: description