27 SiteEntryの構成

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「SiteEntry」画面は、このテンプレート・アセットによってレンダリングされるページのキャッシングおよびページレット・パラメータの指定に使用します。

テンプレート・アセットが保存されると、「SiteEntry」画面で指定したフィールド値が、次の手順に示すように、SiteCatalog表に書き込まれます。

「SiteEntry」画面で、次のステップの説明に従ってフィールドに入力します。

  1. 「キャッシュ基準」フィールドで、次の手順を実行します。

    1. WebCenter Sitesでは、次の予約変数がキャッシュ基準として指定されています。

      c,cid,context,p,rendermode,site,sitepfx,ft_ss

      注意:

      SiteEntryの構成

      予約されたキャッシュ基準変数は、削除しないでください。

    2. 独自の変数をキャッシュ基準として含める必要がある場合は(たとえば、foo)、その変数を既存のリストに追加します。次に例を示します。

      c,cid,context,foo,p,rendermode,site,sitepfx,ft_ss

      注意:

      「キャッシュ基準」フィールドでは、「SiteCatalog Pagename」と組み合せてページレットを一意に定義する変数を指定します。変数は、キャッシュされたページの識別に使用されます。つまり、変数はページのキャッシュ・キーで使用されることになります。

      キャッシュ基準として指定された変数のみが、キャッシュされたページのキャッシュ・キーを作成するためにキャッシング・システムで使用されます。したがって、サイト・デザインにより、予約変数に加えてページ・レベルの変数を使用する必要がある場合は、このステップで示すように、必ずこれらの変数をキャッシュ基準変数として指定してください。

  2. CKEditorの「追加のパラメータ」セクションを使用可能にする場合は、次のステップを実行します。

    1. テンプレートの「キャッシュ基準」に追加した「追加のパラメータ」を、テンプレートの「適切な引数」セクションに移動します。

    2. パラメータを「適切な引数」セクションに移動すると、そのパラメータには接頭辞fp:を付ける必要がなくなるため、パラメータ名は接頭辞なしで使用します。

      たとえば、fp:imageHeightを使用するのではなく、単にimageHeightを使用します。

    3. これらのパラメータは、そのパラメータを含むテンプレートで使用できるようになり、<ics:getvar name="imageHeight"/>などの標準的な方法で取得できるようになります。

    「その他のパラメータ」セクションには、イメージ・ディメンションなどのカスタム・パラメータをテンプレートに渡す方法が用意されています。このようなその他のパラメータは、「アセット・リンクを含める」および「アセット・リンクの追加」の各ダイアログ・ボックスで使用できるようになります。パラメータ名(この例では、imageHeightimageWidth)は、「名前」メニューのオプションとして、CKEditorの「その他のパラメータ」セクションに表示されます。「値」フィールドでは、選択したパラメータの値をユーザーが指定できます。

    テンプレート・アセットが保存されると、キャッシュ基準の変数がSiteCatalog表のpagecriteria列に書き込まれます。

  3. 「アクセス制御リスト」フィールドは、SiteCatalog表のacl列に相当します。特定の訪問者のみがこのページをリクエストできるようにするには、ページを表示するために訪問者が必要とするACLを選択します。

  4. 「Rootelement」フィールドは事前に移入されます。

  5. 「キャッシュ規則」フィールドは、SiteCatalog表のcscacheinfo列およびsscacheinfo列に相当します。次のいずれかの操作を行います。

    • このテンプレートのエレメントでレンダリングするページレットをキャッシュする必要がある場合は、「キャッシュ済」を選択します。ページレットは、永久にキャッシュ済に設定されます。キャッシュは、CacheManagerのアクティブなキャッシュ管理ロジックによってフラッシュされます。このオプションにより、WebCenter SitesとSatellite Server双方のキャッシュ条件が設定されます。

    • このテンプレートのエレメントでレンダリングするページレットのキャッシングをオフにするには、「未キャッシュ」を選択します。このオプションにより、WebCenter SitesとSatellite Server双方のキャッシュ条件が設定されます。

    • 「詳細」を選択して、WebCenter SitesとSatellite Serverに対して個別にキャッシュ規則を設定します。「詳細」を選択すると、WebCenter Sitesのキャッシュ用と、Satellite Serverキャッシュ用の2つの追加フィールドが表示されます。

    注意:

    CacheManagerは、WebCenter SitesおよびSatellite Serverの両方でキャッシュされたページのライフサイクルを管理するように作成されています。これは、永久的にキャッシュされるように設定されたページで使用できます。キャッシュがSatellite Serverで失効する前にWebCenter Sitesで失効した場合、CacheManagerはキャッシュを適切にフラッシュできなくなり、無効なページがキャッシュから使用される場合があります。上級ユーザーのみが、これらの設定を手動で構成することをお薦めします。

  6. 「SiteCatalog Pagename」フィールド。このフィールドの値は変更しないでください。このページには、ページ・エントリの名前が事前に移入されています。

  7. 「ページレット・パラメータ」セクションでは、テンプレートが実行されるたびにテンプレートに渡されるページレット・パラメータ(名前と値のペア)を入力できます。「ページレット・パラメータ」セクションでは、合計510文字をサポートしています。

    注意:

    「ページレット・パラメータ」セクションには、次のデフォルトのページレット・パラメータがその値とともに事前に移入されます。

    site, sitepfx, rendermode

    デフォルトのパラメータ値は、テンプレートがコールされたときに明示的に指定された場合は、上書きされます。

    • このステップでページレット・パラメータを指定する場合、必ずその名前をキャッシュ基準変数としてリストしてください。

    • 独自のキャッシュ基準変数を指定した場合、その変数は、「ページ・パラメータ」セクションにリストされます。これらのパラメータに対して値を指定しない場合、パラメータはWebCenter Sitesによって無視されます。

    テンプレート・アセットが保存されると、ページレット・パラメータとして指定した名前と値のペアは、SiteCatalog表のresargs1列またはresargs2列のいずれかに書き込まれます。書込み先の列は重要ではないため、自動的に管理されます。(各列では、最大255文字をサポートしています。)

  8. 「続行」をクリックして、「サムネイル」画面を開きます。

  9. 「続行」をクリックして、「マップ」画面を開きます。

    注意:

    テンプレート・アセットの作成が完了してテンプレート・アセットを保存した後で、「サムネイル」画面に戻ります。