66 コネクタ履歴の表示

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コネクタ・セッションはすべてアーカイブされます。アーカイブ全体または選択したバッチを(1つずつ)表示できます。処理の詳細な情報を得るために、個々のコンテンツ・アイテムまで絞り込むこともできます。アーカイブされた情報は削除できます。

この節の内容は以下のとおりです。

  • コネクタ履歴全体の表示

  • 単一バッチのコネクタ履歴の表示

コネクタ履歴全体の表示

すべてのバッチのコネクタ履歴を表示するには::

  1. 「コネクタ管理者」タブで、「履歴」を選択して「コネクタ履歴」表を開きます。

  2. 「コネクタ履歴」表には次の情報とオプションが表示されます。

    • 「コネクタ履歴」表の各行は1つのバッチを表しています。デフォルトでは、コネクタはコンテンツ・アイテムをバッチで処理します(バッチ当たり最大50アイテム)。

    • 「このアイテムの調査」アイコン(虫メガネ)をクリックすると、選択したバッチのコネクタ履歴が表示されます。詳細は、「単一バッチのコネクタ履歴の表示」のセクションを参照してください。

    • 「タイムスタンプ」列にはバッチ処理の日付と時間が表示されます。

    • 「起動者」列には、バッチ処理が名前付きユーザーによって(「コネクタ・コンソール」から)手動で起動されたか、あるいはSystemEvents表のコネクタ・スケジュールによって自動で起動されたか(AUTO)がリストされます。コネクタのスケジュール方法の詳細は、『Oracle WebCenter Sitesの管理』のコネクタのスケジュール設定に関する項を参照してください。

    • 「状態」列にはバッチ処理の状態がリストされます。リストされる値には、「送信済」、「実行中」、「取消済」、「エラー」、「リセット」または「終了」があります。「リフレッシュ」をクリックすると最新の状態が表示されます。

    • 「バッチ・サイズ」列にはバッチのアイテム数がリストされます。デフォルトでは、バッチ当たり最大50アイテムです。最大バッチ・サイズの変更方法の詳細は、『Oracle WebCenter Sitesの管理』のWCCコネクタ構成ファイルの使用に関する項を参照してください。

    • 「更新済」列には、バッチ処理時にWebCenter Sitesで更新されたアイテム数がリストされます。この数には、作成、更新または削除されたアセットが含まれます。

    • 「ルールなし」列には、アクティブ・ルールに一致しなかったアイテムの数がリストされます。

    • 「エラー」列には、このバッチの処理エラー数がリストされます。

    • すべてのアクティビティ・リストを削除するには、「すべて」オプションを選択し、続いて「削除」をクリックします。

    • バッチ(行)を選択して「削除」をクリックすると、そのバッチが削除されます。

  3. 単一のバッチのコネクタ履歴を表示するには、そのバッチを選択します。「コネクタ履歴」表にそのバッチで処理されたすべてのアイテムがリストされます。

単一バッチのコネクタ履歴の表示

単一バッチのコネクタ履歴を表示するには:

  1. 「コネクタ管理者」タブで、「履歴」を選択して「コネクタ履歴」表を開きます。

  2. バッチ(行)を見つけ、「調査」アイコン(虫メガネ)をクリックします。

    「コネクタ履歴」表に、選択したバッチで処理されたすべてのアイテムがリストされます。

  3. 単一バッチの「コネクタ履歴」表には次の情報とオプションが表示されます。

    • 各行はバッチ内の単一のアイテムを表します。

    • 「コンテンツID」列にはバッチ内の各アイテムのコンテンツIDがリストされます。

    • 「アセットID」列にはバッチ内の各アイテムのアセットIDがリストされます。

    • 「ステータス」列にはバッチ内の各アイテムの同期ステータスがリストされます。共通のステータス・フラグは、AddedErrorUpdatedNot Matched(一致するルールがない)、Not Present(アセットが見つからない)およびDeleted(アセットは削除済)です。

    • 「注釈」列には、バッチ内の各アイテムの追加情報が示されます。「詳細の表示」アイコン(プラス記号)と「詳細の非表示」アイコン(マイナス記号)を切り替えます。共通で返されるメッセージの例と説明は、ステップ4を確認してください。

    • 「戻る」ボタンをクリックすると、前の表(すべてのバッチの履歴を表示)に戻ります。

  4. 次に、共通メッセージの一部を紹介します。

    • 「有効なルールが見つかりません」: ルールが定義されていないか、定義されたルールが無効であることを示しています。

    • 「レコードが見つかりません」: データベース表でレコードが見つからない、つまり、特定の表に表示するエントリがないことを示しています。

    • QueueToken {0}の削除: 値{0}は、トークンIDです。このメッセージは、WebCenter Contentのアイテムが、WebCenter Sitesから削除する対象としてマークされていることを示しています。

    • アセット{0}はサイト{1}から削除されました: 値{0}は、assetType_assetIDです。値{1}はサイト名です。このメッセージは、リストされたアセットが指定されたコンテンツ管理サイトから削除されたことを示しています。

    • 「アセットが削除されました」: アセットが削除されたことを示しています。

    • 「アセットが見つかりません」: このメッセージは通常、削除するアイテムの検索時、そのアイテムが削除されていたことを意味しています。

    • サイト: {2}に対するアセットが作成されました: {0:1}: 値{0:1}は、アセット・タイプおよびアセットIDです。値{2}はサイト名またはサイト名のカンマ区切りリストです。このメッセージは、リストされたアセットがリストされたサイトで作成されたことを示しています。

    • サイト: {2}に対するアセットが更新されました: {0:1}: 値{0:1}はアセット・タイプとアセットIDです。値{2}はサイト名またはサイト名のカンマ区切りリストです。このメッセージは、リストされたアセットがリストされたサイトで更新されたことを示しています。

    • 理由: {2}のため、サイト{1}からのアセット{0}の削除に失敗しました: 値{0}はアセットIDです。値{1}はサイト名です。値{2}は、削除が失敗した理由に関するメッセージです。通常、削除が失敗するのは、アセットが前回の同期以降に変更され、現在そのアセットを参照しているためです。削除に失敗したアイテムは「親がないコンテンツ」フォームに表示されます(詳細は、『Oracle WebCenter Sitesでの管理』の同期アセットの管理に関する項を参照してください)。

    • QueueToken {0}のチェックイン: 値{0}は、トークンIDです。このメッセージは、キュー・トークン・チェックイン・リクエスト、つまり、新規または更新済アイテムをWebCenter ContentからWebCenter Sitesにインポートする準備が整っていることを示しています。

    • ルールは{0}に一致しました。WCCリクエスト: {1}: 値{0}は、ルール名です。値{1}は、ルールの属性マッピング・セクションで要求されたWebCenter Contentレンディションまたは変換です。

    • 一致するルールはありません: アイテムに一致するルールがないことを示します(有効なルールが見つかりませんと比較してください)。

    • ルールは{0}に一致しましたが、マッピングが見つかりません: 値{0}は、ルール名です。このメッセージは、ルールがWebCenter Contentからインポートされるアイテムに一致したが、メタデータと属性のマッピングが見つからなかったことを示しています。

    • レンディション{0}は返されませんでした: 値{0}はレンディション名です。このメッセージは、WebCenter Contentが、リクエストされたレンディションを戻さなかったことを示します(多くの場合、レンディションがなかったため)。使用可能なレンディションリクエストされたレンディションは使用できませんを比較してください。

    • 使用可能なレンディション: {0}: 値{0}は、WebCenter Content上で使用可能なアイテムのレンディションのリストです。

    • 「リクエストされたレンディションは使用できません」: リクエストされたレンディションがないことを示します。使用可能なレンディションのリストは、「使用可能なレンディション」を参照してください。

    • フィールド{0}、fieldDef: {1}でエラーが発生しました: {2}: 値 {0}および{1}は属性名(値は同一)です。値{2}は例外のエラー・メッセージです。このメッセージは、コネクタがコンテンツ・アイテム・メタデータ・フィールドを属性にマッピング中に不明または予期しない例外が発生したときに戻されます。

  5. 同期の定期的な実行を自動化する前に、インポートされたコンテンツを検証して、それが意図したアセット・タイプに予期した詳細レベルで格納されていることを確認します。『Oracle WebCenter Sitesの管理』のインポートされたコンテンツの確認に関する項に進みます。