44 キャッシュ管理の使用 - Sitesキャッシュ
次の各トピックでは、Sitesキャッシュのキャッシュ管理に関する情報を提供します。
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サイト・キャッシュ・サマリー・フォームの概要
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ページ・キャッシュの操作
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依存性キャッシュの操作
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アセット・キャッシュの操作
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URLキャッシュの操作
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クラスタ情報の表示
サイト・キャッシュ・サマリー・フォームの概要
Sitesキャッシュ概要・フォームには、各キャッシュの次の基本データ(値は推定)がリストされます。
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合計数(キャッシュされたエレメントの合計数)
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メモリー格納数(メモリー内のキャッシュされたエレメントの数)
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ディスク格納数(ディスク上のキャッシュされたエレメントの数)
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キャッシュ・ヒット(メモリーとディスクの両方から取得されたキャッシュ済エレメントの数)
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メモリー・ヒット(メモリーから取得されたキャッシュ済エレメントの数)
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ディスク・ヒット(ディスクから取得されたキャッシュ済エレメントの数)
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キャッシュ・ミス(キャッシュ内でエレメントが見つからなかった回数)
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削除件数(キャッシュから削除したエレメントの数)
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平均取得時間(エレメントの取得にかかったミリ秒数の平均)
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メモリーの最大エレメント(メモリー内で許容されるエレメントの最大数)
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ディスクの最大エレメント(ディスク上で許容されるエレメントの最大数)
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ディスクへのオーバーフロー(メモリーがいっぱいになったときにエレメントがディスクに書き込まれるかどうか)
このフォームには、次のオプションもあります。特に配信システムではサイトのパフォーマンスに影響を与えることがあるため、これらは注意深く使用する必要があります。
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ディスクへのキャッシュのメモリー・ストア全体の書込み。このオプションは、WebCenter Sitesがシャットダウンの前にキャッシュのメモリー・ストアをディスクに自動的に書き込むように設定されていない場合に特に役立つことがあります。
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キャッシュのメモリー・ストアおよびディスク・ストア全体のフラッシュ
注意:
レガシーのページ・キャッシングが有効な場合、キャッシュされたページ・データはSystemPageCache表に格納され、格納されたデータに関する情報は「概要」ウィンドウには表示されません。このウィンドウには「ページ・キャッシュのクリア」ボタンも表示され、それを使用して、システム・ページ・キャッシュとCo-Res SSキャッシュに格納されているデータをフラッシュできます。
システム・ページ・キャッシュはレガシーなので、使用するには有効化する必要があります。それには、AppServerのJVMパラメータとして次の設定を追加して、Ehcacheを無効にします。
-Dcs.useEhcache=false
概要キャッシュ情報を表示および使用するには::
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「一般的な管理」ツリーで、「管理」ノード、「システム・ツール」ノード、「キャッシュ管理」ノード、「Sitesキャッシュ」ノードの順に展開し、「概要」をダブルクリックします。
「概要」フォームが表示されます。
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「ページ・キャッシュ」、「キャッシュ依存性」、「アセット・キャッシュ」または「URLキャッシュ」のチェック・ボックスを選択し、「ディスクへの書込み」をクリックして、選択したキャッシュのメモリー・ストア全体をディスクに書き込みます。
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「ページ・キャッシュ」、「キャッシュ依存性」、「アセット・キャッシュ」または「URLキャッシュ」のチェック・ボックスを選択し、「キャッシュのフラッシュ」をクリックして、選択したキャッシュのメモリー・ストアおよびディスク・ストアをフラッシュします。
システム・ページ・キャッシングを有効にしている場合、「ページ・キャッシュのクリア」というラベルの付いたボタンが「キャッシュのフラッシュ」ボタンの下に表示されます。「ページ・キャッシュのクリア」をクリックすると、SystemPageCache表およびCo-Res SSキャッシュがフラッシュされます。
ページ・キャッシュの操作
このフォームには、キャッシュされたページごとに、訪問者数、作成時間、最終アクセス時間、有効期限、依存性などの統計がリストされます。表の凡例は、追跡される情報のタイプを特定しています(無効化されたページ、依存性の更新、依存性の生成数に対する変更)。フォームには、次のオプションも用意されています。
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キャッシュでの特定のページの検索: 検索はCPUに負荷がかかるため、配信システムでは注意して使用する必要があります。
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キャッシュからのページのフラッシュ
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ページのHTML情報の表示
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ページ依存性の参照
ページ・キャッシュのアイテムの表示および使用:
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「一般的な管理」ツリーで、「管理」ノード、「システム・ツール」ノード、「キャッシュ管理」ノード、「Sitesキャッシュ」ノードの順に展開し、「ページ・キャッシュ」をダブルクリックします。
「ページ」フォームが表示されます。
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フォームの上部に検索領域があります。検索条件として「キー」、「期限切れ時間」または「依存性」を選択します。検索する期限切れ時間を入力する場合は、mm/dd/yyyyまたはmm/dd/yyyy hh:mm:ssの形式で日時を入力します。「検索」をクリックします。
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表示されたキャッシュ内アイテムのヘッダー・タイトルをクリックすると、それを基準にしてアイテムがソートされます。
「ページ」フォームを最初にロードしたときは、すべてのアイテムが表示されます。「検索」フォームを使用して表示するアイテムを絞り込むと、キャッシュ内のアイテムを見つけやすくなります。
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「キー」列では、各アイテムの下に「ページの詳細の表示」リンクが開きます。「ページの詳細の表示」をクリックすると、新しいウィンドウが開いて、ページのHTML情報が表示されます。
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キャッシュから選択したアセットをフラッシュするには、各アセットの左側にあるチェック・ボックスを選択します。ヘッダーにあるチェック・ボックスを選択すると、表示されているすべてのアセットが選択されます。「キャッシュのフラッシュ」をクリックすると、アセットのメモリーおよびストアがフラッシュされます。
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キャッシュ内の特定のアイテムのページを表示するには、各アイテムの右側にあるチェック・ボックスを選択します。ヘッダーにあるチェック・ボックスを選択すると、表示されているすべての依存性がマークされます。「ページ参照」をクリックすると、選択した依存性のページが表示されます。
キャッシュ内の各アイテムの右側には、複数の依存性を反映して複数のチェック・ボックスが表示される場合があります。
注意:
WebCenter Sitesを再起動した後、キャッシュ・エンジンが初期化されるまでこのフォームにはページ・キャッシュ情報は表示されません。キャッシュ・エンジンは、最初のページまたはアセットがリクエストされると初期化されます。
依存性キャッシュの操作
このフォームには、依存性キャッシュの内容と、依存性ごとの生成数がリストされます。さらに、次のオプションがあります。
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キャッシュでの特定の依存性の検索: 検索はCPUに負荷がかかるため、配信システムでは注意して使用する必要があります。
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キャッシュからの依存性のフラッシュ
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ページ依存性の参照
依存性キャッシュのアイテムの表示および使用:
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「一般的な管理」ツリーで、「管理」ノード、「システム・ツール」ノード、「キャッシュ管理」ノード、「Sitesキャッシュ」ノードの順に展開し、「依存性」をダブルクリックします。
「依存性」フォームが表示されます。
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表示されたキャッシュ内アイテムのヘッダー・タイトルをクリックすると、それを基準にしてアイテムがソートされます。
「依存性」フォームを初めてロードしたときは、すべてのアイテムが表示されます。「検索」フォームを使用して表示するアイテムを絞り込むと、キャッシュ内のアイテムを見つけやすくなります。
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キャッシュから選択したアセットをフラッシュするには、各アセットの左側にあるチェック・ボックスを選択します。ヘッダーにあるチェック・ボックスを選択すると、表示されているすべてのアセットが選択されます。「キャッシュのフラッシュ」をクリックすると、アセットのメモリーおよびストアがフラッシュされます。
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キャッシュ内の特定のアイテムのページを表示するには、各アイテムの右側にあるチェック・ボックスを選択します。ヘッダーにあるチェック・ボックスを選択すると、表示されているすべての依存性がマークされます。「ページ参照」をクリックすると、選択した依存性のページが表示されます。
注意:
WebCenter Sitesを再起動した後、キャッシュ・エンジンが初期化されるまでこのフォームには依存性キャッシュ情報は表示されません。キャッシュ・エンジンは、最初のページまたはアセットがリクエストされると初期化されます。
アセット・キャッシュの操作
このフォームには、キャッシュされたアセットごとに、訪問者数、作成時間、最終アクセス時間、依存性などの統計がリストされます。表の凡例は、追跡される情報のタイプを特定しています(無効化されたアセット、依存性の更新、依存性の生成数に対する変更)。フォームには、次のオプションも用意されています。
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キャッシュでの特定のアセットの検索。検索はCPU集約的なので、配信システム上では注意して使用してください。
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キャッシュからのアセットのフラッシュ
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アセットの依存性の参照
アセット・キャッシュのアイテムの表示および使用:
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「一般的な管理」ツリーで、「管理」ノード、「システム・ツール」ノード、「キャッシュ管理」ノード、「Sitesキャッシュ」ノードの順に展開し、「アセット・キャッシュ」をダブルクリックします。
「アセット」フォームが表示されます。
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フォームの上部に検索領域があります。検索条件として「キー」または「依存性」を選択し、すべてを表示するか、入力した検索値を持つアセットを表示するかを選択します。「検索」をクリックします。
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表示されたキャッシュ内アイテムのヘッダー・タイトルをクリックすると、それを基準にしてアイテムがソートされます。
「アセット」フォームを初めてロードしたときは、すべてのアセットが表示されます。「検索」フォームを使用して表示するアイテムを絞り込むと、キャッシュ内のアイテムを見つけやすくなります。
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キャッシュから選択したアセットをフラッシュするには、各アセットの左側にあるチェック・ボックスを選択します。ヘッダーにあるチェック・ボックスを選択すると、表示されているすべてのアセットが選択されます。「キャッシュのフラッシュ」をクリックすると、アセットのメモリーおよびストアがフラッシュされます。
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キャッシュ内の特定の依存性のアセットを表示するには、各アセットの右側にあるチェック・ボックスを選択します。ヘッダーにあるチェック・ボックスを選択すると、表示されているすべてのアセットがマークされます。「ページ参照」をクリックすると、依存性が表示されます。
注意:
WebCenter Sitesを再起動した後、キャッシュ・エンジンが初期化されるまでこのフォームにはアセット・キャッシュ情報は表示されません。キャッシュ・エンジンは、最初のページまたはアセットがリクエストされると初期化されます。
URLキャッシュの操作
すべてのバニティURLは、Webページで解決が完了すると、inCacheにキャッシュされます。このキャッシュは、「システム・ツール」の「キャッシュ管理」ノードで参照および管理できます。
URLキャッシュのアイテムの表示および使用:
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「一般的な管理」 ツリーで、「管理」ノード、「システム・ツール」ノード、「キャッシュ管理」ノード、「Sitesキャッシュ」ノードの順に展開し、「URLキャッシュ」をダブルクリックします。
「URL」フォームが表示されます。
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フォームの上部に検索領域があります。検索条件として「キー」または「依存性」を選択します。「検索」をクリックします。
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表示されたキャッシュ内アイテムのヘッダー・タイトルをクリックすると、それを基準にしてアイテムがソートされます。
「URL」フォームを初めてロードしたときは、すべてのアイテムが表示されます。「検索」フォームを使用して表示するアイテムを絞り込むと、キャッシュ内のアイテムを見つけやすくなります。
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キャッシュから選択したURLをフラッシュするには、各URLの左側にあるチェック・ボックスを選択します。ヘッダーにあるチェック・ボックスを選択すると、表示されているすべてのURLが選択されます。「キャッシュのフラッシュ」をクリックすると、URLのメモリーおよびストアがフラッシュされます。
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キャッシュ内の特定の依存性のURLを表示するには、各URLの右側にあるチェック・ボックスを選択します。ヘッダーにあるチェック・ボックスを選択すると、表示されているすべてのURLがマークされます。「ページ参照」をクリックすると、依存性が表示されます。
クラスタ情報の表示
Sigarが構成されている場合、「クラスタ情報」フォームには、追加の各WebCenter Sitesクラスタ・メンバーの名前、URL、ポートおよびGUIDがリストされます。
クラスタ情報を表示および使用するには:
「一般的な管理」ツリーで、「管理」タブ、「システム・ツール」ノード、「キャッシュ管理」ノード、「Sitesキャッシュ」ノードの順に展開し、「クラスタ情報」をダブルクリックすると、「クラスタ情報」フォームが表示されます。