14 Eloquaの操作

Oracle Eloquaは、Webサイトのマーケティング自動化キャンペーンを簡素化し、登録するのに役立つマーケティング自動化プラットフォームです。WebCenter SitesはEloquaと統合されているため、Eloqua電子メール・キャンペーンを使用して、Webサイトの訪問者向けにパーソナライズされた、関連する独自のキャンペーンをマーケティング担当者が作成できます。この統合により、EloquaとWebCenter Sitesの間でコンテンツと訪問者プロファイル・データの両方を共有できます。これにより、一貫性のあるパーソナライズされた体験をWebサイトの訪問者に提供できるため、コンバージョン率を高めることができます。

EloquaとWebCenter Sitesの統合により、訪問者のオンライン・アクセスをマーケティング・キャンペーンに集中させることができます。これにより、コンテンツの重複がなくなり、チャネル間のコンテンツのターゲット設定を効率化します。

これを実現するには、統合により可能な次の機能を使用します:

  • Eloquaフォームおよびランディング・ページにWebCenter Sitesコンテンツを埋め込みます。

  • EloquaフォームをWebCenter Sitesページに埋め込みます。

14.1 Eloqua電子メールおよびランディング・ページでWebCenter Sitesのコンテンツを使用する方法

Eloqua電子メールメールおよびランディング・ページでWebcenter Sitesのコンテンツを使用する前に、ターゲットのEloquaインスタンスで、Eloquaのフォームおよびランディング・ページに埋め込むWebCenter Sitesのアセットを有効にします。

『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Sitesの管理』EloquaでのWebCenter Sitesのコンテンツへのアクセスに関する項を参照してください。

Eloqua電子メールおよびランディング・ページでWebCenter Sitesアセットを使用するには:

  1. ターゲットEloquaインスタンスで、新しい電子メールまたはランディング・ページを作成するか、既存の電子メールまたはランディング・ページを編集します。
  2. 左側のコンテンツ・バーで、「クラウド・コンテンツ」をクリックします。
  3. 表示されたクラウド・コンテンツ・ポップアップ・ダイアログで、WebCenter Sitesコンテンツ・サービスを特定し、電子メールまたはページにドラッグします。必要に応じて、結果のコンテンツ・フレームの位置を調整してサイズ変更します。

    ノート:

    ページ・レイアウトがflowに設定されている場合、このコンテンツ・フレームの幅により、保持されるコンテンツの幅が定義されます。
  4. 配置したコンテンツ・フレームをダブルクリックしてアセット選択ダイアログを表示し、埋め込むコンテンツを特定します。ドロップダウン・メニューにより、使用可能なアセット・タイプおよびサブタイプを参照できます。
  5. 目的のアセットを特定したら、リストから選択し、次のいずれかの操作を行います。
    • 埋め込む前にアセットをプレビューするには、「プレビュー」をクリックして、ドロップダウン・リストから目的のレンダリング・テンプレートを選択します。
    • アセットを埋め込むには、「埋込み」をクリックして、ドロップダウン・リストから目的のレンダリング・テンプレートを選択します。
    • 別のアセットを使用するには、コンテンツ選択ダイアログで特定して選択します。

    ノート:

    コンテンツは編集している電子メールまたはページに直接表示されません。電子メールまたはページをプレビューするか、埋込みコンテンツを表示するために終了する必要があります。
  6. 電子メールまたはページの編集を完了して、変更を保存します。

14.2 Eloquaフォームについて

Eloquaフォームを使用して、既存の顧客または潜在顧客に関する情報を収集できます。たとえば、簡単なEloquaフォームでおよび電子メール・アドレスを尋ねることができます。それらのフィールドに情報が入力され、フォームが送信されると、その情報を使用して、見込み客のデジタル・フットプリントに対応する電子メール・キャンペーンでこれらの見込み客を絞り込むことができます。

14.3 WebCenter SitesでEloquaフォームにアクセスする方法

WebCenter SitesでEloquaフォームにアクセスするには、WebCenter Sitesで、フォームへのアクセスに使用するEloquaインスタンスを構成する必要があります。

『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Sitesの管理』WebCenterサイトでのEloquaインスタンスの構成に関する項を参照してください。

構成を完了すると、WebCenter SitesのContributorインタフェースの「コンテンツ・ツリー」にEloquaフォームが表示されます。Contributorインタフェースの「ナビゲーション」ペインの「コンテンツ・ツリー」をクリックすると、その下にリストされているすべてのノードが表示されます。ノードEloquaFormに注意してください。「EloquaForm」をクリックして、サイトに構成されたEloquaインスタンスを表示します。各Eloquaインスタンスを展開すると、それぞれのEloquaインスタンスの下に使用可能なすべてのEloquaフォームが表示されます。

14.4 WebページでEloquaフォームを使用する方法

ページ・アセットでEloquaフォームを使用する前に、EloqoaFormプロキシ・アセットを受け入れるスロットが1つ以上あるWebページ・レイアウト(テンプレート)が構成されていることを確認してください。

Eloquaフォームを使用するには:

  1. 新規ページ・アセットを作成するか、編集するページ・アセットを開きます。
  2. 「コンテンツ・ツリー」をクリックして、EloquaFormノードを展開します。サイトに構成されたEloquaインスタンスが表示されます。
  3. Eloquaフォームを使用するEloquaインスタンスを展開します。

    オプションで、Eloquaフォームを検索します。

  4. Eloquaフォームを選択し、Webページの指定のEloquaスロットにドラッグ・アンド・ドロップします。
  5. ページにさらに変更を加えて、「保存」をクリックします。