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206 DBMS_XMLDOM

DBMS_XMLDOMパッケージは、XMLTypeオブジェクトへのアクセスに使用されます。また、このパッケージによって、HTMLドキュメントとXML文書用のアプリケーション・プログラミング・インタフェースであるDocument Object Model(DOM)が実装されます。

この章のトピックは、次のとおりです:

206.1 DBMS_XMLDOMの概要

Document Object Model (DOM)は、HTMLドキュメントとXML文書用のApplication Program Interface (API)です。ドキュメントの論理構造、およびドキュメントへのアクセスと操作の方法を定義します

DOM仕様では、「ドキュメント」という用語が広い意味で使用されます。XMLは、様々なシステムに保存される数多くの種類の情報を表す言語として、急速に普及してきました。これらの情報は従来「データ」と呼ばれていますが、XMLではこのデータをドキュメント(文書)として表現し、DBMS_XMLDOMパッケージでは、スキーマ・ベースのドキュメントと、非スキーマ・ベースのドキュメントの両方を操作できます。

ノート:

読込みおよび書込みを行うファイルは、サーバー・ファイル・システム上に存在する必要があります。

DOMを使用すると、HTMLまたはXML文書の内容へのアクセス、変更、削除または追加を行うことができますが、いくつかの例外があります。特に、XMLの内部および外部のサブセットに対するDOMインタフェースは、まだ仕様化されていません。

DOMのW3C仕様の重要な目的の1つは、広範な環境、プログラミング言語、アプリケーションで使用できる標準的なプログラミング・インタフェースを提供することです。DOM標準はオブジェクト指向ですが、PL/SQLは本質的に手続き型言語であるため、次の変更が必要でした。

  • 各種のDOMインタフェース(NodeElementなど)には、同等のPL/SQLタイプ(それぞれ、DOMNodeDOMElementなど)があります。

  • 各種のDOMExceptionコード(WRONG_DOCUMENT_ERRHIERARCHY_REQUEST_ERRなど)には、同じ名前のPL/SQL例外があります。

  • 各種のDOMノード・タイプ・コード(ELEMENT_NODEATTRIBUTE_NODEなど)には、同じ名前のPL/SQL定数があります。

  • DOMタイプに対して定義されたサブプログラムは、そのDOMタイプをパラメータとして受け取るファンクションまたはプロシージャになります。たとえば、DOMNode nに対してAPPENDCHILDファンクションを実行するために、PL/SQLファンクション(APPENDCHILDファンクション)が用意されています。

  • DOMElement elemに対してsetAttributeを実行するには、PL/SQLプロシージャ(SETATTRIBUTEプロシージャ)を使用します。

DOMでは、継承の階層が定義されています。たとえば、DocumentElementおよびAttrは、Nodeのサブタイプとして定義されています(図206-1を参照)。したがって、Nodeインタフェースで定義されているメソッドは、これらのサブタイプでも使用できます。PL/SQLではこのような継承がサポートされないため、MAKENODEファンクションを直接コールすることによって継承が実現されています。様々なDOMタイプに対してMAKENODEをコールすると、それらのDOMタイプがDOMNodeに変換されます。次に、DOMNodeを受け取る適切なファンクションまたはプロシージャをコールすれば、これらのDOMNodeを操作できます。その後、各DOMタイプに固有の機能が必要な場合は、makeXXXファンクション(DOMXXXは目的のDOMタイプ)をコールすれば、DOMNodeを元のDOMタイプに再変換できます。

図206-1 DOMタイプの継承階層図

図206-1の説明が続きます
「図206-1 DOMタイプの継承階層図」の説明

このインタフェースは、REC-DOM-Level-1-19981001に基づいて実装されています。

206.2 DBMS_XMLDOMのセキュリティ・モデル

DBMS_XMLDOMパッケージは、XDBが所有しているため、SYSまたはXDBによって作成される必要があります。EXECUTE権限は、PUBLICに付与されます。

このパッケージ内のサブプログラムは、現行のユーザーの権限を使用して実行されます。

206.3 DBMS_XMLDOMの定数

DBMS_XMLDOMパッケージは、パラメータ値の指定に使用できるいくつかの定数を定義します。

これらの定数を次の表に示します。

表206-1 DBMS_XMLDOMの事前定義定数

定数 タイプ 説明

ELEMENT_NODE

PLS_INTEGER

1

ノードは要素です。

ATTRIBUTE_NODE

PLS_INTEGER

2

ノードは属性です。

TEXT_NODE

PLS_INTEGER

3

ノードはテキスト・ノードです。

CDATA_SECTION_NODE

PLS_INTEGER

4

ノードはCDataSectionです。

ENTITY_REFERENCE_NODE

PLS_INTEGER

5

ノードは実体参照です。

ENTITY_NODE

PLS_INTEGER

6

ノードはエンティティです。

PROCESSING_INSTRUCTION_NODE

PLS_INTEGER

7

ノードは処理命令です。

COMMENT_NODE

PLS_INTEGER

8

ノードはコメントです。

DOCUMENT_NODE

PLS_INTEGER

9

ノードはドキュメントです。

DOCUMENT_TYPE_NODE

PLS_INTEGER

10

ノードはDocument Type Definitionです。

DOCUMENT_FRAGMENT_NODE

PLS_INTEGER

11

ノードはドキュメント・フラグメントです。

NOTATION_NODE

PLS_INTEGER

12

ノードは表記法です。

206.4 DBMS_XMLDOMのタイプ

この表では、DBMS_XMLDOM.DOMTYPEパッケージのタイプをリストし、簡単に説明します。

表206-2 XDB_XMLDOMのタイプ

タイプ 説明

DOMATTR

DOMのAttrインタフェースを実装します。

DOMCDATASECTION

DOMのCDataSectionインタフェースを実装します。

DOMCHARACTERDATA

DOMのCharacterDataインタフェースを実装します。

DOMCOMMENT

DOMのCommentインタフェースを実装します。

DOMDOCUMENT

DOMのDocumentインタフェースを実装します。

DOMDOCUMENTFRAGMENT

DOMのDocumentFragmentインタフェースを実装します。

DOMDOCUMENTTYPE

DOMのDocumentTypeインタフェースを実装します。

DOMELEMENT

DOMのElementインタフェースを実装します。

DOMENTITY

DOMのEntityインタフェースを実装します。

DOMENTITYREFERENCE

DOMのEntityReferenceインタフェースを実装します。

DOMIMPLEMENTATION

DOMのImplementationインタフェースを実装します。

DOMNAMEDNODEMAP

DOMのNamedNodeMapインタフェースを実装します。

DOMNODE

DOMのNodeインタフェースを実装します。

DOMNODELIST

DOMのNodeListインタフェースを実装します。

DOMNOTATION

DOMのNotationインタフェースを実装します。

DOMPROCESSINGINSTRUCTION

DOMのProcessingInstructionインタフェースを実装します。

DOMTEXT

DOMのTextインタフェースを実装します。

206.5 DBMS_XMLDOMの例外

DBMS_XMLDOMは、問題が発生したときに例外を生成します。

次の表に、DBMS_XMLDOMに定義されている例外を示します。

表206-3 DBMS_XMLDOMの例外

例外 説明

DOMSTRING_SIZE_ERR

指定されたテキスト範囲がDOMString内に収まらない場合。

HIERARCHY_REQUEST_ERR

ノードが属していない場所にノードが挿入された場合。

INDEX_SIZE_ERR

インデックスまたはサイズが負の数または許容値より大きい場合。

INUSE_ATTRIBUTE_ERR

すでにほかで使用されている属性を追加しようとした場合。

INVALID_CHARACTER_ERR

名前などに指定した文字が無効な場合。有効な文字の定義についてはXML Specificationのproduction 2を、有効な名前文字の定義についてはproduction 5を参照してください。

NO_DATA_ALLOWED_ERROR

データをサポートしないノードにデータが指定された場合。

NOT_FOUND_ERR

ノードが存在しないコンテキストでノードを参照しようとした場合。

NO_MODIFICATION_ALLOWED_ERR

変更が許可されていないオブジェクトを変更しようとした場合。

NOT_SUPPORTED_ERR

実装が要求されたオブジェクト型または操作をサポートしていない場合。

WRONG_DOCUMENT_ERR

ノードを作成したドキュメント以外のドキュメント(そのノードをサポートしていない)でそのノードが使用された場合。

206.6 DBMS_XMLDOMのサブプログラム・グループ

DBMS_XMLDOMサブプログラムは、W3Cインタフェースに従って複数のグループに分割されます。

206.6.1 DBMS_XMLDOM DOMNodeサブプログラム

この表では、DBMS_XMLDOMDOMNodeのサブプログラムをリストし、簡単に説明します。

表206-4 DBMS_XMLDOM - DOMNodeサブプログラムの要約

サブプログラム 説明

ADOPTNODEファンクション

別のドキュメントからノードを採用します。

APPENDCHILDファンクション

新規の子をノードに追加します。

CLONENODEファンクション

ノードをクローニングします。

FREENODEプロシージャ

ノードに関連付けられたすべてのリソースを解放します。

GETATTRIBUTESファンクション

ノードの属性を取得します。

GETCHILDNODESファンクション

ノードの子を取得します。

GETEXPANDEDNAMEプロシージャ/ファンクション

ノードの拡張名を取得します。

GETFIRSTCHILDファンクション

ノードの最初の子を取得します。

GETLASTCHILDファンクション

ノードの最後の子を取得します。

GETLOCALNAMEプロシージャ/ファンクション

修飾名のローカル部分を取得します。

GETNAMESPACEプロシージャ/ファンクション

ノードの名前空間URIを取得します。

GETNEXTSIBLINGファンクション

ノードの次の兄弟関係を取得します。

GETNODENAMEファンクション

ノードの名前を取得します。

GETNODETYPEファンクション

ノードのタイプを取得します。

GETNODEVALUEファンクション

ノードの値を取得します。

GETNODEVALUEASBINARYSTREAMファンクションおよびプロシージャ

ノード値をバイナリ・ストリームとして取得します。

GETNODEVALUEASCHARACTERSTREAMファンクションおよびプロシージャ

ノード値を文字ストリームとして取得します。

GETOWNERDOCUMENTファンクション

ノードの所有者ドキュメントを取得します。

GETPARENTNODEファンクション

ノードの親を取得します。

GETPREFIXファンクション

名前空間の接頭辞を取得します。

GETPREVIOUSSIBLINGファンクション

ノードの直前の兄弟関係を取得します。

GETSCHEMANODEファンクション

関連付けられたスキーマURIを取得します。

HASATTRIBUTESファンクション

ノードに属性が存在するかどうかをテストします。

HASCHILDNODESファンクション

ノードに子ノードが存在するかどうかをテストします。

IMPORTNODEファンクション

別のドキュメントからノードをインポートします。

INSERTBEFOREファンクション

参照先の子の前に子を挿入します。

ISNULLファンクション

ノードがNULLかどうかをテストします。

MAKEATTRファンクション

ノードをAttrに変換します。

MAKECDATASECTIONファンクション

ノードをCDataSectionに変換します。

MAKECHARACTERDATAファンクション

ノードをCharacterDataに変換します。

MAKECOMMENTファンクション

ノードをCommentに変換します。

MAKEDOCUMENTファンクション

ノードをDOMDocumentに変換します。

MAKEDOCUMENTFRAGMENTファンクション

ノードをDOMDocumentFragmentに変換します。

MAKEDOCUMENTTYPEファンクション

ノードをDOMDcumentTypeに変換します。

MAKEELEMENTファンクション

ノードをDOMElementに変換します。

MAKEENTITYファンクション

ノードをDOMEntityに変換します。

MAKEENTITYREFERENCEファンクション

ノードをDOMEntityReferenceに変換します。

MAKENOTATIONファンクション

ノードをDOMNotationに変換します。

MAKEPROCESSINGINSTRUCTIONファンクション

ノードをDOMProcessingInstructionに変換します。

MAKETEXTファンクション

ノードをDOMTextに変換します。

REMOVECHILDファンクション

指定した子をノードから削除します。

REPLACECHILDファンクション

既存の子ノードを新規の子ノードで置き換えます。

SETNODEVALUEプロシージャ

ノードの値を設定します。

SETNODEVALUEASBINARYSTREAMファンクションおよびプロシージャ

ノード値をバイナリ・ストリームとして設定します。

SETNODEVALUEASCHARACTERSTREAMファンクションおよびプロシージャ

ノード値を文字ストリームとして設定します。

SETPREFIXプロシージャ

名前空間の接頭辞を設定します。

USEBINARYSTREAMファンクション

ストリームが有効であることを確認します。

WRITETOBUFFERプロシージャ

ノードの内容をバッファに書き込みます。

WRITETOCLOBプロシージャ

ノードの内容をCLOBに書き込みます。

WRITETOFILEプロシージャ

ノードの内容をファイルに書き込みます。

206.6.2 DBMS_XMLDOM DOMAttrサブプログラム

この表は、DBMS_XMLDOMのDOMAttrサブプログラムをアルファベット順に示し、簡単に説明しています。

表206-5 DBMS_XMLDOM - DOMAttrサブプログラムの要約

メソッド 説明

GETEXPANDEDNAMEプロシージャ/ファンクション

属性の拡張名を取得します。

GETLOCALNAMEプロシージャ/ファンクション

属性のローカル名を取得します。

GETNAMEファンクション

属性の名前を取得します。

GETNAMESPACEプロシージャ/ファンクション

属性の名前空間URIを取得します。

GETOWNERELEMENTファンクション

属性の親である要素ノードを取得します。

GETQUALIFIEDNAMEファンクション

属性の修飾名を取得します。

GETSPECIFIEDファンクション

要素に属性が指定されているかどうかをテストします。

GETVALUEファンクション

属性の値を取得します。

ISNULLファンクション

属性ノードがNULLかどうかをテストします。

MAKENODEファンクション

属性をノードに変換します。

SETVALUEプロシージャ

属性の値を設定します。

206.6.3 DBMS_XMLDOM DOMCDataSectionサブプログラム

この表は、DBMS_XMLDOMのDOMCdataサブプログラムをアルファベット順に示し、簡単に説明しています。

表206-6 DBMS_XMLDOM - DOMCdataサブプログラムの要約

メソッド 説明

ISNULLファンクション

CDataSectionNULLかどうかをテストします。

MAKENODEファンクション

CDataSectionをノードに変換します。

206.6.4 DBMS_XMLDOM DOMCharacterDataサブプログラム

この表は、DBMS_XMLDOMのDOMCharacterDataサブプログラムをアルファベット順に示し、簡単に説明しています。

表206-7 DBMS_XMLDOM - DOMCharacterDataサブプログラムの要約

メソッド 説明

APPENDDATAプロシージャ

指定したデータをノード・データに追加します。

DELETEDATAプロシージャ

指定したオフセットからデータを削除します。

GETDATAファンクション

ノードのデータを取得します。

GETLENGTHファンクション

データの長さを取得します。

INSERTDATAプロシージャ

指定したオフセットでノード内にデータを挿入します。

ISNULLファンクション

CharacterDataがNULLかどうかをテストします。

MAKENODEファンクション

CharacterDataをノードに変換します。

REPLACEDATAプロシージャ

ノード内の特定範囲の文字列を新しい文字列で置き換えます。

SETDATAプロシージャ

データをノードに設定します。

SUBSTRINGDATAファンクション

データのサブストリングを取得します。

206.6.5 DBMS_XMLDOM DOMCommentサブプログラム

この表は、DBMS_XMLDOMのDOMCommentサブプログラムをアルファベット順に示し、簡単に説明しています。

表206-8 DBMS_XMLDOM - DOMCommentサブプログラムの要約

メソッド 説明

ISNULLファンクション

コメントがNULLかどうかをテストします。

MAKENODEファンクション

コメントをノードに変換します。

206.6.6 DBMS_XMLDOM DOMDocumentサブプログラム

この表は、DBMS_XMLDOMのDOMDocumentサブプログラムをアルファベット順に示し、簡単に説明しています。

表206-9 DBMS_XMLDOM - DOMDocumentサブプログラムの要約

メソッド 説明

CREATEATTRIBUTEファンクション

属性を作成します。

CREATECDATASECTIONファンクション

CDataSectionノードを作成します。

CREATECOMMENTファンクション

コメント・ノードを作成します。

CREATEDOCUMENTファンクション

新規ドキュメントを作成します。

CREATEDOCUMENTFRAGMENTファンクション

新規のドキュメント・フラグメントを作成します。

CREATEELEMENTファンクション

新規の要素を作成します。

CREATEENTITYREFERENCEファンクション

実体参照を作成します。

CREATEPROCESSINGINSTRUCTIONファンクション

処理命令を作成します。

CREATETEXTNODEファンクション

テキスト・ノードを作成します。

FREEDOCFRAGプロシージャ

ドキュメント・フラグメントを解放します。

FREEDOCUMENTプロシージャ

ドキュメントを解放します。

GETCHARSETファンクション

DOMドキュメントの文字セットを取得します。

GETDOCTYPEファンクション

ドキュメントのDTDを取得します。

GETDOCUMENTELEMENTファンクション

ドキュメントのルート要素を取得します。

GETELEMENTSBYTAGNAMEファンクション

次のものを取得します。

  • 指定したタグ名を持つDOMNODELIST内の要素

  • 指定したタグ名を持つDOMNODELISTのサブツリー内の要素

GETIMPLEMENTATIONファンクション

DOMの実装を取得します。

GETSTANDALONEファンクション

ドキュメントのスタンドアロン・プロパティを取得します。

GETVERSIONファンクション

ドキュメントのバージョンを取得します。

GETXMLTYPEファンクション

DOMDocumentに関連付けられたXMLTypeを取得します。

ISNULLファンクション

ドキュメントがNULLかどうかをテストします。

MAKENODEファンクション

ドキュメントをノードに変換します。

NEWDOMDOCUMENTファンクション

新規ドキュメントを作成します。

SETCHARSETプロシージャ

DOM文書の文字セットを設定します。

SETDOCTYPEプロシージャ

ドキュメントのDTDを設定します。

SETSTANDALONEプロシージャ

ドキュメントのスタンドアロン・プロパティを設定します。

SETVERSIONプロシージャ

ドキュメントのバージョンを設定します。

WRITETOBUFFERプロシージャ

ドキュメントをバッファに書き込みます。

WRITETOCLOBプロシージャ

ドキュメントをCLOBに書き込みます。

WRITETOFILEプロシージャ

ドキュメントをファイルに書き込みます。

206.6.7 DBMS_XMLDOM DOMDocumentFragmentサブプログラム

この表は、DBMS_XMLDOMのDOMDocumentFragmentサブプログラムをアルファベット順に示し、簡単に説明しています。

表206-10 DBMS_XMLDOM - DOMDocumentFragmentサブプログラムの要約

メソッド 説明

FREEDOCFRAGプロシージャ

指定したドキュメント・フラグメントを解放します。

ISNULLファンクション

ドキュメント・フラグメントがNULLかどうかをテストします。

MAKENODEファンクション

ドキュメント・フラグメントをノードに変換します。

WRITETOBUFFERプロシージャ

ドキュメント・フラグメントの内容をバッファに書き込みます。

206.6.8 DBMS_XMLDOM DOMDocumentTypeサブプログラム

この表は、DBMS_XMLDOMのDOMDocumentTypeサブプログラムをアルファベット順に示し、簡単に説明しています。

表206-11 DBMS_XMLDOM - DOMDocumentTypeサブプログラムの要約

メソッド 説明

FINDENTITYファンクション

ドキュメント・タイプで指定のエンティティを検索します。

FINDNOTATIONファンクション

ドキュメント・タイプで指定の表記法を検索します。

GETENTITIESファンクション

ドキュメント・タイプのエンティティのノードマップを取得します。

GETNAMEファンクション

ドキュメント・タイプの名前を取得します。

GETNOTATIONSファンクション

ドキュメント・タイプの表記法のノードマップを取得します。

GETPUBLICIDファンクション

ドキュメント・タイプの公開識別子を取得します。

GETSYSTEMIDファンクション

ドキュメント・タイプのシステム識別子を取得します。

ISNULLファンクション

ドキュメント・タイプがNULLかどうかをテストします。

MAKENODEファンクション

ドキュメント・タイプをノードに変換します。

206.6.9 DBMS_XMLDOM DOMElementサブプログラム

この表は、DBMS_XMLDOMのDOMElementサブプログラムをアルファベット順に示し、簡単に説明しています。

表206-12 DBMS_XMLDOM - DOMElementサブプログラムの要約

メソッド 説明

FREEELEMENTプロシージャ

DOMElementハンドルに割り当てられているメモリーを解放します。

GETATTRIBUTEファンクション

指定した名前の属性ノードを取得します。

GETATTRIBUTENODEファンクション

指定した名前の属性ノードを取得します。

GETCHILDRENBYTAGNAMEファンクション

タグ名を指定して要素の子を取得します。

GETELEMENTSBYTAGNAMEファンクション

次のものを取得します。

  • 指定したタグ名を持つDOMNODELIST内の要素

  • 指定したタグ名を持つDOMNODELISTのサブツリー内の要素

GETEXPANDEDNAMEプロシージャ/ファンクション

要素の拡張名を取得します。

GETLOCALNAMEプロシージャ/ファンクション

要素のローカル名を取得します。

GETNAMESPACEプロシージャ/ファンクション

要素の名前空間URIを取得します。

GETQUALIFIEDNAMEファンクション

要素の修飾名を取得します。

GETTAGNAMEファンクション

要素のタグ名を取得します。

HASATTRIBUTEファンクション

指定した属性が定義されているかどうかをテストします。

ISNULLファンクション

要素がNULLかどうかをテストします。

MAKENODEファンクション

要素をノードに変換します。

NORMALIZEプロシージャ

要素のテキストの子を正規化します。

REMOVEATTRIBUTEプロシージャ

指定した名前の属性を削除します。

REMOVEATTRIBUTENODEファンクション

要素内の属性ノードを削除します。

RESOLVENAMESPACEPREFIXファンクション

指定した名前空間URIの接頭辞を解決します。

SETATTRIBUTEプロシージャ

指定した名前の属性を設定します。

SETATTRIBUTENODEファンクション

属性ノードを要素に追加します。

206.6.10 DBMS_XMLDOM DOMEntityサブプログラム

この表では、DBMS_XMLDOMDOMEntityのサブプログラムをリストし、簡単に説明します。

表206-13 DBMS_XMLDOM - DOMEntityサブプログラムの要約

メソッド 説明

GETNOTATIONNAMEファンクション

エンティティの表記法の名前を取得します。

GETPUBLICIDファンクション

エンティティの公開識別子を取得します。

GETSYSTEMIDファンクション

エンティティのシステム識別子を取得します。

ISNULLファンクション

エンティティがNULLかどうかをテストします。

MAKENODEファンクション

エンティティをノードに変換します。

206.6.11 DBMS_XMLDOM DOMEntityReferenceサブプログラム

この表では、DBMS_XMLDOMDOMEntityReferenceのサブプログラムをリストし、簡単に説明します。

表206-14 DBMS_XMLDOM - DOMEntityReferenceサブプログラムの要約

メソッド 説明

ISNULLファンクション

DOMEntityReferenceNULLかどうかをテストします。

MAKENODEファンクション

DOMEntityReferenceNULLに変換します。

206.6.12 DBMS_XMLDOM DOMImplementationサブプログラム

この表では、DBMS_XMLDOMDOMImplementationのサブプログラムをリストし、簡単に説明します。

表206-15 DBMS_XMLDOM - DOMImplementationサブプログラムの要約

メソッド 説明

ISNULLファンクション

DOMImplementationノードがNULLかどうかをテストします。

HASFEATUREファンクション

DOMImplementationが特定の機能を実装しているかどうかをテストします。

206.6.13 DBMS_XMLDOM DOMNamedNodeMapサブプログラム

この表では、DBMS_XMLDOMDOMNamedNodeMapのサブプログラムをリストし、簡単に説明します。

表206-16 DBMS_XMLDOM - DOMNamedNodeMapサブプログラムの要約

メソッド 説明

GETLENGTHファンクション

マップ内の項目の数を取得します。

GETNAMEDITEMファンクション

指定した名前の項目を取得します。

ISNULLファンクション

NamedNodeMapNULLかどうかをテストします。

ITEMファンクション

索引を指定してマップ内の項目を取得します。

REMOVENAMEDITEMファンクション

指定した名前の項目を削除します。

SETNAMEDITEMファンクション

指定した名前の項目をマップに追加します。

206.6.14 DBMS_XMLDOM DOMNodeListサブプログラム

この表では、DBMS_XMLDOMDOMNodeListのサブプログラムをリストし、簡単に説明します。

表206-17 DBMS_XMLDOM - DOMNodeListサブプログラムの要約

メソッド 説明

FREENODELISTプロシージャ

ノード・リストに関連付けられたすべてのリソースを解放します。

GETLENGTHファンクション

リスト内の項目の数を取得します。

ISNULLファンクション

NodeListNULLかどうかをテストします。

ITEMファンクション

索引を指定してリスト内の項目を取得します。

206.6.15 DBMS_XMLDOM DOMNotationサブプログラム

この表では、DBMS_XMLDOMDOMNotationのサブプログラムをリストし、簡単に説明します。

表206-18 DBMS_XMLDOM - DOMNotationサブプログラムの要約

メソッド 説明

GETPUBLICIDファンクション

表記法の公開識別子を取得します。

GETSYSTEMIDファンクション

表記法のシステム識別子を取得します。

ISNULLファンクション

表記法がNULLかどうかをテストします。

MAKENODEファンクション

表記法をノードに変換します。

206.6.16 DBMS_XMLDOM DOMProcessingInstructionサブプログラム

この表では、DBMS_XMLDOMDOMProcessingInstructionのサブプログラムをリストし、簡単に説明します。

表206-19 DBMS_XMLDOM - DOMProcessingInstructionサブプログラムの要約

メソッド 説明

GETDATAファンクション

処理命令のデータを取得します。

GETTARGETファンクション

処理命令のターゲットを取得します。

ISNULLファンクション

処理命令がNULLかどうかをテストします。

MAKENODEファンクション

処理命令をノードに変換します。

SETDATAプロシージャ

処理命令のデータを設定します。

206.6.17 DBMS_XMLDOM DOMTextサブプログラム

この表では、DBMS_XMLDOMDOMTextのサブプログラムをリストし、簡単に説明します。

表206-20 DBMS_XMLDOM - DOMTextサブプログラムの要約

メソッド 説明

ISNULLファンクション

テキストがNULLかどうかをテストします。

MAKENODEファンクション

テキストをノードに変換します。

SPLITTEXTファンクション

テキスト・ノードの内容を2つのテキスト・ノードに分割します。

206.7 DBMS_XMLDOMサブプログラムの要約

この表は、DBMS_XMLDOMサブプログラムを示し、簡単に説明しています。

表206-21 DBMS_XMLDOMパッケージのサブプログラムの要約

サブプログラム 説明 グループ

ADOPTNODEファンクション

別のドキュメントからノードを採用します。

DOMNodeサブプログラム

APPENDCHILDファンクション

新規の子をノードに追加します。

DOMNodeサブプログラム

APPENDDATAプロシージャ

指定したデータをノード・データに追加します。

DOMCharacterDataサブプログラム

CLONENODEファンクション

ノードをクローニングします。

DOMNodeサブプログラム

CREATEATTRIBUTEファンクション

属性を作成します。

DOMDocumentサブプログラム

CREATECDATASECTIONファンクション

CDataSectionノードを作成します。

DOMDocumentサブプログラム

CREATECOMMENTファンクション

コメント・ノードを作成します。

DOMDocumentサブプログラム

CREATEDOCUMENTファンクション

新規ドキュメントを作成します。

DOMDocumentサブプログラム

CREATEDOCUMENTFRAGMENTファンクション

新規のドキュメント・フラグメントを作成します。

DOMDocumentサブプログラム

CREATEELEMENTファンクション

新規の要素を作成します。

DOMDocumentサブプログラム

CREATEENTITYREFERENCEファンクション

実体参照を作成します。

DOMDocumentサブプログラム

CREATEPROCESSINGINSTRUCTIONファンクション

処理命令を作成します。

DOMDocumentサブプログラム

CREATETEXTNODEファンクション

テキスト・ノードを作成します。

DOMDocumentサブプログラム

DELETEDATAプロシージャ

指定したオフセットからデータを削除します。

DOMCharacterDataサブプログラム

FINDENTITYファンクション

ドキュメント・タイプで指定のエンティティを検索します。

DOMDocumentTypeサブプログラム

FINDNOTATIONファンクション

ドキュメント・タイプで指定の表記法を検索します。

DOMDocumentTypeサブプログラム

FREEDOCFRAGプロシージャ

ドキュメント・フラグメントを解放します。

DOMDocumentサブプログラムおよびDOMDocumentFragmentサブプログラム

FREEDOCUMENTプロシージャ

ドキュメントを解放します。

DOMDocumentサブプログラム

FREEELEMENTプロシージャ

DOMElementハンドルに割り当てられているメモリーを解放します。

DOMElementサブプログラム

FREENODEプロシージャ

ノードに関連付けられたすべてのリソースを解放します。

DOMNodeサブプログラム

FREENODELISTプロシージャ

ノード・リストに関連付けられたすべてのリソースを解放します。

DOMNodeListサブプログラム

GETATTRIBUTEファンクション

指定した名前の属性ノードを取得します。

DOMElementサブプログラム

GETATTRIBUTENODEファンクション

指定した名前の属性ノードを取得します。

DOMElementサブプログラム

GETATTRIBUTESファンクション

ノードの属性を取得します。

DOMNodeサブプログラム

GETCHARSETファンクション

DOMドキュメントの文字セットを取得します。

DOMDocumentサブプログラム

GETCHILDNODESファンクション

ノードの子を取得します。

DOMNodeサブプログラム

GETCHILDRENBYTAGNAMEファンクション

タグ名を指定して要素の子を取得します。

DOMCharacterDataサブプログラム

GETDATAファンクション

次のものを取得します。

  • ノードのデータ

  • 処理命令のデータ

GETDOCTYPEファンクション

ドキュメントのDTDを取得します。

DOMDocumentサブプログラム

GETDOCUMENTELEMENTファンクション

ドキュメントのルート要素を取得します。

DOMDocumentサブプログラム

GETELEMENTSBYTAGNAMEファンクション

次のものを取得します。

  • 指定したタグ名を持つDOMNODELIST内の要素

  • 指定したタグ名を持つDOMNODELISTのサブツリー内の要素

GETENTITIESファンクション

ドキュメント・タイプのエンティティのノードマップを取得します。

DOMDocumentTypeサブプログラム

GETEXPANDEDNAMEプロシージャ/ファンクション

次のものを取得します。

  • ノードの拡張名

  • 属性の拡張名

  • 要素の拡張名

GETFIRSTCHILDファンクション

ノードの最初の子を取得します。

DOMNodeサブプログラム

GETIMPLEMENTATIONファンクション

DOMの実装を取得します。

DOMDocumentサブプログラム

GETLASTCHILDファンクション

ノードの最後の子を取得します。

DOMNodeサブプログラム

GETLENGTHファンクション

次のものを取得します。

  • データの長さ

  • マップ内の項目の数

  • リスト内の項目の数

GETLOCALNAMEプロシージャ/ファンクション

次のものを取得します。

  • 修飾名のローカル部分

  • 属性のローカル名

  • 要素のローカル名

GETNAMEファンクション

次のものを取得します。

  • 属性の名前

  • ドキュメント・タイプの名前

GETNAMEDITEMファンクション

次のものを取得します。

  • 指定した名前を持つ項目

  • 名前空間URI

GETNAMESPACEプロシージャ/ファンクション

次のものを取得します。

  • ノードの名前空間URI

  • 属性の名前空間URI

  • 要素の名前空間URI

GETNEXTSIBLINGファンクション

ノードの次の兄弟関係を取得します。

DOMNodeサブプログラム

GETNODENAMEファンクション

ノードの名前を取得します。

DOMNodeサブプログラム

GETNODETYPEファンクション

ノードのタイプを取得します。

DOMNodeサブプログラム

GETNODEVALUEファンクション

ノードの値を取得します。

DOMNodeサブプログラム

GETNODEVALUEASBINARYSTREAMファンクションおよびプロシージャ

ノード値をバイナリ・ストリームとして取得します。

DOMNodeサブプログラム

GETNODEVALUEASCHARACTERSTREAMファンクションおよびプロシージャ

ノード値を文字ストリームとして取得します。

DOMNodeサブプログラム

GETNOTATIONNAMEファンクション

エンティティの表記法の名前を取得します。

DOMEntityサブプログラム

GETNOTATIONSファンクション

ドキュメント・タイプの表記法のノードマップを取得します。

DOMDocumentTypeサブプログラム

GETTARGETファンクション

処理命令のターゲットを取得します。

DOMProcessingInstructionサブプログラム

GETOWNERDOCUMENTファンクション

ノードの所有者ドキュメントを取得します。

DOMNodeサブプログラム

GETOWNERELEMENTファンクション

属性の親である要素ノードを取得します。

DOMAttrサブプログラム

GETPARENTNODEファンクション

ノードの親を取得します。

DOMNodeサブプログラム

GETPREFIXファンクション

名前空間の接頭辞を取得します。

)

DOMNodeサブプログラム

GETPREVIOUSSIBLINGファンクション

ノードの直前の兄弟関係を取得します。

DOMNodeサブプログラム

GETPUBLICIDファンクション

次のものを取得します。

  • ドキュメント・タイプの公開識別子

  • エンティティの公開識別子

  • 表記法の公開識別子

GETQUALIFIEDNAMEファンクション

次のものを取得します。

  • 属性の修飾名

  • 要素の修飾名

GETSCHEMANODEファンクション

関連付けられたスキーマURIを取得します。

DOMNodeサブプログラム

GETSPECIFIEDファンクション

要素に属性が指定されているかどうかをテストします。

DOMAttrサブプログラム

GETSTANDALONEファンクション

ドキュメントのスタンドアロン・プロパティを取得します。

DOMDocumentサブプログラム

GETSYSTEMIDファンクション

次のものを取得します。

  • ドキュメント・タイプのシステム識別子

  • エンティティのシステム識別子

  • 表記法のシステム識別子

GETTAGNAMEファンクション

要素のタグ名を取得します。

DOMElementサブプログラム

GETVALUEファンクション

属性の値を取得します。

DOMAttrサブプログラム

GETVERSIONファンクション

ドキュメントのバージョンを取得します。

DOMDocumentサブプログラム

GETXMLTYPEファンクション

DOMDocumentに関連付けられたXMLTypeを取得します。

DOMDocumentサブプログラム

HASATTRIBUTESファンクション

ノードに属性が存在するかどうかをテストします。

DOMNodeサブプログラム

HASATTRIBUTEファンクション

指定した属性が定義されているかどうかをテストします。

DOMElementサブプログラム

HASCHILDNODESファンクション

ノードに子ノードが存在するかどうかをテストします。

DOMNodeサブプログラム

HASFEATUREファンクション

DOMImplementationが特定の機能を実装しているかどうかをテストします。

DOMImplementationサブプログラム

IMPORTNODEファンクション

別のドキュメントからノードをインポートします。

DOMNodeサブプログラム

INSERTBEFOREファンクション

参照先の子の前に子を挿入します。

DOMNodeサブプログラム

INSERTDATAプロシージャ

指定したオフセットでノード内にデータを挿入します。

DOMCharacterDataサブプログラム

ISNULLファンクション

次のテストを実行します。

  • ノードがNULLかどうかのテスト

  • 属性ノードがNULLかどうかのテスト

  • CDataSectionNULLかどうかのテスト

  • CharacterDataがNULLかどうかのテスト

  • コメントがNULLかどうかのテスト

  • ドキュメントがNULLかどうかのテスト

  • ドキュメント・フラグメントがNULLかどうかのテスト

  • ドキュメント・タイプがNULLかどうかのテスト

  • 要素がNULLかどうかのテスト

  • エンティティがNULLかどうかのテスト

  • DOMEntityReferenceNULLかどうかのテスト

  • DOMImplementationノードがNULLかどうかのテスト

  • NamedNodeMapNULLかどうかのテスト

  • NodeListNULLかどうかのテスト

  • 表記法がNULLかどうかのテスト

  • 処理命令がNULLかどうかのテスト

  • テキストがNULLかどうかのテスト

ITEMファンクション

次のものを取得します。

  • 索引が指定された、マップ内の項目

  • 索引が指定された、NodeList内の項目

MAKEATTRファンクション

ノードをAttrに変換します。

DOMNodeサブプログラム

MAKECDATASECTIONファンクション

ノードをCDataSectionに変換します。

DOMNodeサブプログラム

MAKECHARACTERDATAファンクション

ノードをCharacterDataに変換します。

DOMNodeサブプログラム

MAKECOMMENTファンクション

ノードをCommentに変換します。

DOMNodeサブプログラム

MAKEDOCUMENTファンクション

ノードをDOMDocumentに変換します。

DOMNodeサブプログラム

MAKEDOCUMENTFRAGMENTファンクション

ノードをDOMDocumentFragmentに変換します。

DOMNodeサブプログラム

MAKEDOCUMENTTYPEファンクション

ノードをDOMDcumentTypeに変換します。

DOMNodeサブプログラム

MAKEELEMENTファンクション

ノードをDOMElementに変換します。

DOMNodeサブプログラム

MAKEENTITYファンクション

ノードをDOMEntityに変換します。

DOMNodeサブプログラム

MAKEENTITYREFERENCEファンクション

ノードをDOMEntityReferenceに変換します。

DOMNodeサブプログラム

MAKENODEファンクション

次の変換を実行します。

  • 属性からノードへの変換

  • CDataSectionからノードへの変換

  • CharacterDataからノードへの変換

  • コメントからノードへの変換

  • ドキュメントからノードへの変換

  • ドキュメント・フラグメントからノードへの変換

  • ドキュメント・タイプからノードへの変換

  • 要素からノードへの変換

  • エンティティからノードへの変換

  • DOMEntityReferenceからNULLへの変換

  • 表記法からノードへの変換

  • 処理命令からノードへの変換

  • テキストからノードへの変換

MAKENOTATIONファンクション

ノードをDOMNotationに変換します。

DOMNodeサブプログラム

MAKEPROCESSINGINSTRUCTIONファンクション

ノードをDOMProcessingInstructionに変換します。

DOMNodeサブプログラム

MAKETEXTファンクション

ノードをDOMTextに変換します。

DOMNodeサブプログラム

NEWDOMDOCUMENTファンクション

新規ドキュメントを作成します。

DOMDocumentサブプログラム

NORMALIZEプロシージャ

要素のテキストの子を正規化します。

DOMElementサブプログラム

REMOVEATTRIBUTEプロシージャ

指定した名前の属性を削除します。

DOMElementサブプログラム

REMOVEATTRIBUTENODEファンクション

要素内の属性ノードを削除します。

DOMElementサブプログラム

REMOVECHILDファンクション

指定した子をノードから削除します。

DOMNodeサブプログラム

REMOVENAMEDITEMファンクション

指定した名前の項目を削除します。

DOMNamedNodeMapサブプログラム

REPLACECHILDファンクション

既存の子ノードを新規の子ノードで置き換えます。

DOMNodeサブプログラム

REPLACEDATAプロシージャ

ノード内の特定範囲の文字列を新しい文字列で置き換えます。

DOMCharacterDataサブプログラム

RESOLVENAMESPACEPREFIXファンクション

指定した名前空間URIの接頭辞を解決します。

DOMElementサブプログラム

SETATTRIBUTEプロシージャ

指定した名前の属性を設定します。

DOMElementサブプログラム

SETATTRIBUTENODEファンクション

属性ノードを要素に追加します。

DOMElementサブプログラム

SETCHARSETプロシージャ

DOM文書の文字セットを設定します。

DOMDocumentサブプログラム

SETDATAプロシージャ

次のデータを設定します。

  • ノードのデータ

  • 処理命令のデータ

SETDOCTYPEプロシージャ

ドキュメントのDTDを設定します。

DOMDocumentサブプログラム

SETNAMEDITEMファンクション

指定した名前の項目をマップに追加します。

DOMNamedNodeMapサブプログラム

SETNODEVALUEプロシージャ

ノードの値を設定します。

DOMNodeサブプログラム

SETNODEVALUEASBINARYSTREAMファンクションおよびプロシージャ

ノード値をバイナリ・ストリームとして設定します。

DOMNodeサブプログラム

SETNODEVALUEASCHARACTERSTREAMファンクションおよびプロシージャ

ノード値を文字ストリームとして設定します。

DOMNodeサブプログラム

SETPREFIXプロシージャ

名前空間の接頭辞を設定します。

DOMNodeサブプログラム

SETSTANDALONEプロシージャ

ドキュメントのスタンドアロン・プロパティを設定します。

DOMDocumentサブプログラム

SETVALUEプロシージャ

属性の値を設定します。

DOMAttrサブプログラム

SETVERSIONプロシージャ

ドキュメントのバージョンを設定します。

DOMDocumentサブプログラム

SPLITTEXTファンクション

テキスト・ノードの内容を2つのテキスト・ノードに分割します。

DOMTextサブプログラム

SUBSTRINGDATAファンクション

データのサブストリングを取得します。

DOMCharacterDataサブプログラム

USEBINARYSTREAMファンクション

ストリームが使用に有効であることを確認します。

DOMNodeサブプログラム

WRITETOBUFFERプロシージャ

次の書込み処理を実行します。

  • バッファへのノードの内容の書込み

  • バッファへのドキュメントの書込み

  • バッファへのドキュメント・フラグメントの内容の書込み

WRITETOCLOBプロシージャ

次の書込み処理を実行します。

  • CLOBへのノードの内容の書込み

  • CLOBへのドキュメントの書込み

WRITETOFILEプロシージャ

次の書込み処理を実行します。

  • ファイルへのノードの内容の書込み

  • ファイルへのドキュメントの書込み

206.7.1 ADOPTNODEファンクション

このファンクションは、別のドキュメントからノードを採用して、この新規ノードを戻します。

参照:

このグループの他のサブプログラムについては、「DOMNodeサブプログラム」を参照してください。

構文

DBMS_XMLDOM.ADOPTNODE(
   doc            IN   DOMDocument,
   importedNode   IN   DOMNode)
 RETURN DOMNODE;

パラメータ

表206-22 ADOPTNODEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

doc

ノードを採用するドキュメント。

importedNode

採用するノード。

使用上のノート

ADOPTNODEファンクションはソース・ドキュメントからノードを削除します。一方、IMPORTNODEファンクションはノードのクローンをソース・ドキュメント内に作成します。

206.7.2 APPENDCHILDファンクション

このファンクションは、ノードnewchildを、指定したノードの子ノード・リストの最後に追加し、新しく追加したノードを戻します。newchildがすでにツリーに追加されている場合は、そのノードが最初に削除されます。

構文

DBMS_XMLDOM.APPENDCHILD(
   n          IN    DOMNode,
   newchild   IN    DOMNode)
 RETURN DOMNODE;

パラメータ

表206-23 APPENDCHILDファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

DOMNode

newchild

ノードnの子ノード・リストに追加する子ノード。

206.7.3 APPENDDATAプロシージャ

このプロシージャは、ノードの文字データの最後に文字列を追加します。データが正常に追加されると、連結データと指定の文字列引数にアクセスできます。

構文

DBMS_XMLDOM.APPENDDATA(
   cd      IN    DOMCHARACTERDATA, 
   arg     IN    VARCHAR2);

パラメータ

表206-24 APPENDDATAプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

cd

DOMCHARACTERDATA

arg

既存のデータに追加するデータ。

206.7.4 CLONENODEファンクション

このファンクションは、指定したノードの複製を戻し、ノードの汎用コピー・コンストラクタとして機能します。複製ノードに親はないため、複製ノードの親ノードはNULLになります。

構文

DBMS_XMLDOM.CLONENODE(
   n       IN    DOMNODE,
   deep    IN    BOOLEAN)
 RETURN DOMNODE;

パラメータ

表206-25 CLONENODEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

DOMNODE

deep

子がクローニング対象かどうかを指定します。

使用上のノート

  • 要素のクローニングによって、すべての属性とその値(デフォルトの属性を示すためにXMLプロセッサで生成された値を含む)がコピーされます。ただし、このメソッドは、ディープ・クローンの場合を除き、格納されているテキストをコピーしません。これは、テキストが子のテキスト・ノードに格納されているためです。

  • 属性の直接クローニングでは、要素のクローニング操作の一部としてクローニングする場合とは対照的に、指定した属性(TRUEに指定)が戻されます。

  • 別の型のノードを複製すると、このノードのコピーが返されます。

206.7.5 CREATEATTRIBUTEファンクション

このファンクションは、DOMATTRノードを作成します。

構文

指定した名前を持つDOMATTRノードを作成します。

DBMS_XMLDOM.CREATEATTRIBUTE(
   doc     IN    DOMDOCUMENT,
   name    IN    VARCHAR2)
 RETURN DOMATTR;

指定した名前と名前空間URIを持つDOMATTRノードを作成します。

DBMS_XMLDOM.CREATEATTRIBUTE(
   doc     IN    DOMDOCUMENT,
   qname    IN    VARCHAR2,
   ns      IN     VARCHAR2)
RETURN DOMATTR;

パラメータ

表206-26 CREATEATTRIBUTEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

doc

DOMDOCUMENT

qname

新規の属性修飾名。

ns

ネームスペース

206.7.6 CREATECDATASECTIONファンクション

このファンクションは、DOMCDATASECTIONノードを作成します。

構文

DBMS_XMLDOM.CREATECDATASECTION(
   doc     IN      DOMDOCUMENT,
   data    IN      VARCHAR2)
 RETURN DOMCDATASECTION;

パラメータ

表206-27 CREATECDATASECTIONファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

doc

DOMDOCUMENT

data

DOMCDATASECTIONノードの内容。

206.7.7 CREATECOMMENTファンクション

このファンクションは、DOMCOMMENTノードを作成します。

構文

DBMS_XMLDOM.CREATECOMMENT(
   doc      IN      DOMDOCUMENT,
   data     IN      VARCHAR2)
 RETURN DOMCOMMENT;

パラメータ

表206-28 CREATECOMMENTファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

doc

DOMDOCUMENT

data

DOMCommentノードの内容。

206.7.8 CREATEDOCUMENTファンクション

このファンクションは、指定した名前空間URI、ルート要素名、DTDを持つDOMDOCUMENTノードを作成します。

構文

DBMS_XMLDOM.CREATEDOCUMENT(
   namespaceURI      IN     VARCHAR2,
   qualifiedName     IN     VARCHAR2,
   doctype           IN     DOMTYPE := NULL)
 RETURN DOMDOCUMENT;

パラメータ

表206-29 CREATEDOCUMENTファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

namespaceURI

名前空間URI

qualifiedName

ルート要素名

doctype

ドキュメント・タイプ

206.7.9 CREATEDOCUMENTFRAGMENTファンクション

このファンクションは、DOMDOCUMENTFRAGMENTを作成します。

構文

DBMS_XMLDOM.CREATEDOCUMENTFRAGMENT(
   doc      IN     DOMDOCUMENT)
 RETURN DOMDOCUMENTFRAGMENT;

パラメータ

表206-30 CREATEDOCUMENTFRAGMENTファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

doc

DOMDocument

206.7.10 CREATEELEMENTファンクション

このファンクションは、DOMELEMENTを作成します。

構文

指定した名前を持つDOMElementを作成します。

DBMS_XMLDOM.CREATEELEMENT(
   doc        IN      DOMDOCUMENT,
   tagName    IN      VARCHAR2)
 RETURN DOMELEMENT;

指定した名前と名前空間URIを持つDOMElementを作成します。

DBMS_XMLDOM.CREATEELEMENT(
   doc        IN     DOMDOCUMENT,
   tagName    IN     VARCHAR2,
   ns         IN     VARCHAR2)
 RETURN DOMELEMENT;

パラメータ

表206-31 CREATEELEMENTファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

doc

DOMDOCUMENT

tagName

新しいDOMELEMENTのタグ名。

ns

ネームスペース

206.7.11 CREATEENTITYREFERENCEファンクション

このファンクションは、DOMENTITYREFERENCEノードを作成します。

構文

DBMS_XMLDOM.CREATEENTITYREFERENCE(
   doc        IN     DOMDOCUMENT,
   name       IN     VARCHAR2)
 RETURN DOMENTITYREFERENCE;

パラメータ

表206-32 CREATEENTITYREFERENCEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

doc

DOMDOCUMENT

name

新規の実体参照の名前。

206.7.12 CREATEPROCESSINGINSTRUCTIONファンクション

このファンクションは、DOMPROCESSINGINSTRUCTIONノードを作成します。

構文

DBMS_XMLDOM.CREATEPROCESSINGINSTRUCTION(
   doc       IN      DOMDocument,
   target    IN      VARCHAR2,
   data      IN      VARCHAR2)
 RETURN DOMPROCESSINGINSTRUCTION;

パラメータ

表206-33 CREATEPROCESSINGINSTRUCTIONファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

doc

DOMDOCUMENT

target

新規の処理命令のターゲット。

data

新規の処理命令のコンテンツ・データ。

206.7.13 CREATETEXTNODEファンクション

このファンクションは、DOMTEXTノードを作成します。

構文

DBMS_XMLDOM.CREATETEXTNODE(
   doc      IN     DOMDocument,
   data     IN     VARCHAR2)
 RETURN DOMTEXT;

パラメータ

表206-34 CREATETEXTNODEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

doc

DOMDOCUMENT

data

DOMTextノードの内容。

206.7.14 DELETEDATAプロシージャ

このプロシージャは、特定範囲の文字をノードから削除します。正常に削除されると、データと長さに変更が反映されます。

構文

DBMS_XMLDOM.DELETEDATA(
   cd        IN     DOMCHARACTERDATA,
   offset    IN     NUMBER,
   cnt       IN     NUMBER);

パラメータ

表206-35 DELETEDATAプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

cd

DOMCHARACTERDATA

offset

データを削除するオフセット。

cnt

削除する(オフセット以降の)文字数。

206.7.15 FINDENTITYファンクション

このファンクションは、指定のDTDでエンティティを検索し、見つかった場合はそのエンティティを戻します。

構文

DBMS_XMLDOM.FINDENTITY(
   dt     IN     DOMDOCUMENTTYPE,
   name   IN     VARCHAR2,
   par    IN     BOOLEAN) 
 RETURN  DOMENTITY;

パラメータ

表206-36 FINDENTITYファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

dt

DTD。

name

検索するエンティティ。

par

エンティティのタイプを示すフラグ。パラメータ・エンティティの場合はTRUE、通常のエンティティの場合はFALSEになります。

206.7.16 FINDNOTATIONファンクション

このファンクションは、指定のDTDで表記法を検索し、見つかった場合はその表記法を戻します。

構文

DBMS_XMLDOM.FINDNOTATION(
   dt        IN     DOMDocumentType,
   name      IN     VARCHAR2) 
 RETURN DOMNOTATION;

パラメータ

表206-37 FINDNOTATIONファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

dt

DTD。

name

検索する表記法。

206.7.17 FREEDOCFRAGプロシージャ

このプロシージャは、指定したドキュメント・フラグメントを解放します。

構文

DBMS_XMLDOM.FREEDOCFRAG(
   df    IN    DOMDOCUMENTFRAGMENT);

パラメータ

表206-38 FREEDOCFRAGプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

df

DOMDocumentFragment

206.7.18 FREEDOCUMENTプロシージャ

このプロシージャは、DOMDOCUMENTオブジェクトを解放します。

構文

DBMS_XMLDOM.FREEDOCUMENT(
   doc     IN     DOMDOCUMENT);

パラメータ

表206-39 FREEDOCUMENTプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

doc

DOMDOCUMENT

206.7.19 FREEELEMENTプロシージャ

このプロシージャは、DOMElementハンドルに割り当てられているメモリーを解放します。

構文

DBMS_XMLDOM.FREEELEMENT(
    elem IN DOMELEMENT);

パラメータ

表206-40 FREEELEMENTプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

elem

DOMELEMENTタイプ

206.7.20 FREENODEプロシージャ

このプロシージャは、DOMNODEに関連付けられたすべてのリソースを解放します。

構文

DBMS_XMLDOM.FREENODE(
   n      IN     DOMNODE);

パラメータ

表206-41 FREENODEプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

n

DOMNODE

206.7.21 FREENODELISTプロシージャ

このプロシージャは、ノード・リストに関連付けられたすべてのリソースを解放します。

構文

DBMS_XMLDOM.FREENODELIST(
   nl IN DOMNodeList);

パラメータ

表206-42 FREENODELISTプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

nl

DOMNODELISTタイプ

206.7.22 GETATTRIBUTEファンクション

このファンクションは、指定した名前のDOMELEMENTの属性値を戻します。

構文

指定した名前のDOMELEMENTの属性値を戻します。

DBMS_XMLDOM.GETATTRIBUTE(
   elem       IN      DOMELEMENT,
   name       IN      VARCHAR2)
 RETURN VARCHAR2;

指定した名前と名前空間URIのDOMELEMENTの属性値を戻します。

DBMS_XMLDOM.GETATTRIBUTE(
   elem      IN     DOMELEMENT,
   name      IN     VARCHAR2,
   ns        IN     VARCHAR2)
 RETURN VARCHAR2;

パラメータ

表206-43 GETATTRIBUTEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

elem

DOMELEMENT

name

属性名

ns

ネームスペース

206.7.23 GETATTRIBUTENODEファンクション

このファンクションは、指定した名前のDOMELEMENTの属性ノードを戻します。このファンクションはオーバーロードされています。各バージョンの機能と構文宣言を次に示します。

構文

指定した名前のDOMELEMENTの属性ノードを戻します。

DBMS_XMLDOM.GETATTRIBUTENODE(
   elem      IN     DOMElement,
   name      IN     VARCHAR2)
 RETURN DOMATTR;

指定した名前と名前空間URIのDOMELEMENTの属性ノードを戻します。

DBMS_XMLDOM.GETATTRIBUTENODE(
   elem      IN     DOMElement,
   name      IN     VARCHAR2,
   ns        IN     VARCHAR2)
RETURN DOMATTR;

パラメータ

表206-44 GETATTRIBUTENODEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

elem

DOMELEMENT

name

属性名。ワイルドカード(*)を使用すると、すべての属性が指定されます。

ns

ネームスペース

206.7.24 GETATTRIBUTESファンクション

このファンクションは、指定したノードが要素の場合はその要素の属性を含むNAMEDNODEMAPを取得し、それ以外の場合はNULLになります。

構文

DBMS_XMLDOM.GETATTRIBUTES(
   n      IN      DOMNode)
 RETURN DOMNAMEDNODEMAP;

パラメータ

表206-45 GETATTRIBUTESファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

DOMNODE

206.7.25 GETCHARSETファンクション

このファンクションは、DOM文書の文字セットを取得します。

構文

DBMS_XMLDOM.GETCHARSET(
   doc IN    DOMDocument)
 RETURN VARCHAR2;

パラメータ

表206-46 GETCHARSETファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

doc

DOM文書

使用上のノート

新しく解析されたドキュメントについては、データベースの文字セットを戻します。charsetNULL以外の値を指定してSETCHARSETプロシージャがコールされると、そのcharsetが戻されます。

206.7.26 GETCHILDNODESファンクション

このファンクションは、指定したノードのすべての子ノードを含むDOMNODELISTを取得します。子ノードが存在しない場合は、ノードを含まないDOMNODELISTになります。

構文

DBMS_XMLDOM.GETCHILDNODES(
   n      IN    DOMNode)
 RETURN DOMNodeList;

パラメータ

表206-47 GETCHILDNODESファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

DOMNODE

206.7.27 GETCHILDRENBYTAGNAMEファンクション

このファンクションは、DOMELEMENTの子を戻します。

構文

タグ名を指定して、DOMELEMENTの子を戻します。

DBMS_XMLDOM.GETCHILDRENBYTAGNAME(
   elem      IN      DOMElement, 
   name      IN      VARCHAR2) 
 RETURN DOMNODELIST;

タグ名と名前空間を指定して、DOMELEMENTの子を戻します。

DBMS_XMLDOM.GETCHILDRENBYTAGNAME(
   elem      IN      DOMElement, 
   name      IN      VARCHAR2, 
   ns        IN      VARCHAR2) 
RETURN DOMNODELIST;

パラメータ

表206-48 GETCHILDRENBYTAGNAMEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

elem

DOMELEMENT

name

タグ名

ns

ネームスペース

206.7.28 GETDATAファンクション

このファンクションはオーバーロードされています。各バージョンの機能と構文宣言を次に示します。

構文

インタフェースを実装するノードの文字データを取得します(関連項目: 「DOMCharacterDataサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.GETDATA(
   cd      IN    DOMCHARACTERDATA)
 RETURN VARCHAR2;

DOMProcessingInstructionのコンテンツ・データを戻します(関連項目: 「DOMProcessingInstructionサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.GETDATA(
   pi      IN    DOMPROCESSINGINSTRUCTION)
 RETURN VARCHAR2;

パラメータ

表206-49 GETDATAファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

cd

DOMCHARACTERDATA

pi

DOMPROCESSINGINSTRUCTION

206.7.29 GETDOCTYPEファンクション

このファンクションは、DOMDOCUMENTに関連付けられたDTDを戻します。

構文

DBMS_XMLDOM.GETDOCTYPE(
   doc      IN     DOMDOCUMENT)
RETURN DOMDOCUMENTTYPE;

パラメータ

表206-50 GETDOCTYPEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

doc

DOMDOCUMENT

206.7.30 GETDOCUMENTELEMENTファンクション

このファンクションは、DOMDOCUMENTのルート要素を戻します。

構文

DBMS_XMLDOM.GETDOCUMENTELEMENT(
   doc      IN      DOMDOCUMENT)
 RETURN DOMELEMENT;

パラメータ

表206-51 GETDOCUMENTELEMENTファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

doc

DOMDOCUMENT

206.7.31 GETELEMENTSBYTAGNAMEファンクション

このファンクションはオーバーロードされています。各バージョンの機能と構文宣言を次に示します。

構文

タグ名を指定して、すべての要素のDOMNODELISTを戻します(関連項目: 「DOMDocumentサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.GETELEMENTSBYTAGNAME(
   doc         IN      DOMDOCUMENT,
   tagname     IN      VARCHAR2)
 RETURN DOMNODELIST;

タグ名を指定して、DOMELEMENTの要素の子を戻します(関連項目: 「DOMElementサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.GETELEMENTSBYTAGNAME(
   elem      IN     DOMELEMENT,
   name      IN     VARCHAR2) 
 RETURN DOMNODELIST;

タグ名と名前空間を指定して、DOMELEMENTの要素の子を戻します(関連項目: 「DOMElementサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.GETELEMENTSBYTAGNAME(
   elem      IN     DOMELEMENT,
   name      IN     VARCHAR2, 
   ns        IN     VARCHAR2) 
 RETURN DOMNODELIST;

パラメータ

表206-52 GETELEMENTSBYTAGNAMEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

doc

DOMDOCUMENT

tagname

一致させるタグの名前。

elem

DOMELEMENT

name

タグ名。ワイルドカード(*)を使用すると、すべてのタグが指定されます。

ns

ネームスペース

206.7.32 GETENTITIESファンクション

このファンクションは、DTDで宣言された一般的なエンティティ(外部と内部の両方)を含むDOMNAMEDNODEMAPを取得します。

構文

DBMS_XMLDOM.GETENTITIES(
   dt      IN     DOMDocumentType)
 RETURN DOMNAMEDNODEMAP;

パラメータ

表206-53 GETENTITIESファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

dt

DOMDOCUMENTTYPE

206.7.33 GETEXPANDEDNAMEプロシージャ/ファンクション

このサブプログラムは、1つのプロシージャおよび2つのファンクションとしてオーバーロードされています。各バージョンの機能と構文宣言を次に示します。

構文

NodeElementタイプまたはAttributeタイプである場合は、そのノードの拡張名を取得し、それ以外の場合はNULLを戻します(関連項目: 「DOMNodeサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.GETEXPANDEDNAME(
   n       IN      DOMNODE
   data    OUT     VARCHAR);

DOMAttrの拡張名を戻します(関連項目: 「DOMAttrサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.GETEXPANDEDNAME(
   a       IN     DOMAttr)
 RETURN VARCHAR2;

DOMElementの拡張名を戻します(関連項目: 「DOMElementサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.GETEXPANDEDNAME(
   elem      IN    DOMELEMENT)
 RETURN VARCHAR2;

パラメータ

表206-54 GETEXPANDEDNAMEプロシージャ/ファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

DOMNODE

data

戻されるNodeの拡張名。

a

DOMATTR

elem

DOMELEMENT

206.7.34 GETFIRSTCHILDファンクション

このファンクションは、ノードの最初の子を取得します。該当するノードがない場合は、NULLを戻します。

構文

DBMS_XMLDOM.GETFIRSTCHILD(
   n      IN      DOMNODE)
 RETURN DOMNODE;

パラメータ

表206-55 GETFIRSTCHILDファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

DOMNODE

206.7.35 GETIMPLEMENTATIONファンクション

このファンクションは、指定したDOMDOCUMENTを処理するDOMIMPLEMENTATIONオブジェクトを戻します。

構文

DBMS_XMLDOM.GETIMPLEMENTATION(
   doc      IN     DOMDOCUMENT)
 RETURN DOMIMPLEMENTATION;

パラメータ

表206-56 GETIMPLEMENTATIONファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

doc

DOMDOCUMENT

206.7.36 GETLASTCHILDファンクション

このファンクションは、ノードの最後の子を取得します。該当するノードがない場合は、NULLを戻します。

構文

DBMS_XMLDOM.GETLASTCHILD(
   n     IN   DOMNODE)
 RETURN DOMNODE;

パラメータ

表206-57 GETLASTCHILDファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

DOMNODE

206.7.37 GETLENGTHファンクション

このファンクションはオーバーロードされています。各バージョンの機能と構文宣言を次に示します。

構文

データの文字数を取得します。CharacterDataノードが空の場合は、ゼロが戻されます(関連項目: 「DOMCharacterDataサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.GETLENGTH(
   cd     IN     DOMCHARACTERDATA)
 RETURN NUMBER;

指定したマップ内のノード数を取得します。子ノードの索引の有効範囲は、0以上かつlength-1以下です(関連項目: 「DOMNamedNodeMapサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.GETLENGTH(
   nnm      IN     DOMNAMEDNODEMAP)
 RETURN NUMBER;

リスト内のノード数を取得します。子ノードの索引の有効範囲は、0以上かつlength-1以下です(関連項目: 「DOMNodeListサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.GETLENGTH(
   nl     IN    DOMNODELIST)
 RETURN NUMBER;

パラメータ

表206-58 GETLENGTHファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

cd

DOMCHARACTERDATA

nnm

DOMNAMEDNODEMAP

nl

DOMNODELIST

206.7.38 GETLOCALNAMEプロシージャ/ファンクション

このファンクションは、1つのプロシージャおよび2つのファンクションとしてオーバーロードされています。各バージョンの機能と構文宣言を次に示します。

構文

ノードの修飾名のうちローカル部分を取得します(関連項目: 「DOMNodeサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.GETLOCALNAME(
   n       IN     DOMNODE,
   data    OUT    VARCHAR2);

DOMAttrのローカル名を戻します(関連項目: 「DOMAttrサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.GETLOCALNAME(
   a       IN     DOMATTR)
 RETURN VARCHAR2;

DOMElementのローカル名を戻します(関連項目: 「DOMElementサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.GETLOCALNAME(
   elem       IN     DOMELEMENT)
 RETURN VARCHAR2;

パラメータ

表206-59 GETLOCALNAMEプロシージャ/ファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

DOMNode

data

戻されるローカル名。

a

DOMAttr

elem

DOMElement

206.7.39 GETNAMEファンクション

このファンクションはオーバーロードされています。機能の特定の形式は、構文宣言の箇所に併記してあります。

構文

属性の名前を戻します(関連項目: 「DOMAttrサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.GETNAME(
   a       IN     DOMATTR)
 RETURN VARCHAR2;

DTDの名前、またはDOCTYPEキーワードの直後の名前を取得します(関連項目: 「DOMDocumentTypeサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.GETNAME(
   dt       IN     DOMDOCUMENTTYPE)
 RETURN VARCHAR2;

パラメータ

表206-60 GETNAMEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

a

DOMATTR

dt

DOMDOCUMENTTYPE

206.7.40 GETNAMEDITEMファンクション

GETNAMEDITEMは、指定された名前のノードを取得します。

構文

指定した名前のノードを取得します。

DBMS_XMLDOM.GETNAMEDITEM(
   nnm    IN  DOMNAMEDNODEMAP,
   name   IN  VARCHAR2)
 RETURN DOMNODE;

指定した名前と名前空間URIのノードを取得します。

DBMS_XMLDOM.GETNAMEDITEM(
   nnm    IN  DOMNAMEDNODEMAP,
   name   IN  VARCHAR2,
   ns     IN  VARCHAR2)
 RETURN DOMNODE;

パラメータ

表206-61 GETNAMEDITEMファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

nnm

DOMNAMEDNODEMAP

name

取得する項目の名前。

ns

ネームスペース

206.7.41 GETNAMESPACEプロシージャ/ファンクション

このサブプログラムは、1つのプロシージャおよび2つのファンクションとしてオーバーロードされています。各バージョンの機能と構文宣言を次に示します。

構文

ノードに関連付けられた名前空間URIを取得します(関連項目: 「DOMNodeサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.GETNAMESPACE(
   n       IN     DOMNODE,
   data    OUT    VARCHAR2);

DOMATTRの名前空間を取得します(関連項目: 「DOMAttrサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.GETNAMESPACE(
   a       IN     DOMATTR)
 RETURN VARCHAR2;

DOMELEMENTの名前空間を取得します(関連項目: 「DOMElementサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.GETNAMESPACE(
   elem       IN     DOMELEMENT)
 RETURN VARCHAR2;

パラメータ

表206-62 GETNAMESPACEプロシージャ/ファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

DOMNODE

data

戻される名前空間URI

a

DOMATTR

elem

DOMELEMENT

206.7.42 GETNEXTSIBLINGファンクション

このファンクションは、指定したノードの直後に続くノードを取得します。該当するノードがない場合は、NULLを戻します。

構文

DBMS_XMLDOM.GETNEXTSIBLING(
   n       IN     DOMNODE)
 RETURN DOMNode;

パラメータ

表206-63 GETNEXTSIBLINGファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

DOMNODE

206.7.43 GETNODETYPEファンクション

このファンクションは、ノードの基礎となるオブジェクトのタイプを表すコードを取得します。

構文

DBMS_XMLDOM.GETNODETYPE(
   n       IN     DOMNODE)
 RETURN NUMBER;

パラメータ

表206-64 GETNODETYPEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

DOMNODE

206.7.44 GETNODENAMEファンクション

このファンクションは、ノードのタイプに応じてノード名を取得します。

構文

DBMS_XMLDOM.GETNODENAME(
   n       IN     DOMNODE)
 RETURN VARCHAR2;

パラメータ

表206-65 GETNODENAMEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

DOMNODE

206.7.45 GETNODEVALUEファンクション

このファンクションは、ノードのタイプに応じてノードの値を取得します。

構文

DBMS_XMLDOM.GETNODEVALUE(
   n       IN     DOMNODE)
 RETURN VARCHAR2;*

パラメータ

表206-66 GETNODEVALUEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

DOMNODE

206.7.46 GETNODEVALUEASBINARYSTREAMファンクションおよびプロシージャ

これらのサブプログラムの操作は、各構文の実装で説明されています。

構文

このファンクションは、PL/SQL XMLBinaryInputStreamのインスタンスを戻します。ノードのデータ・タイプは、RAWまたはBLOBである必要があり、それ以外の場合は、例外が発生します。

DBMS_XMLDOM.GETNODEVALUEASBINARYSTREAM (
   n      IN     DOMNODE)
 RETURN SYS.UTL_BINARYINPUTSTREAM;

このプロシージャを使用して、アプリケーションは、XDBがノードの内容を書き込むSYS.UTL_BINARYOUTPUTSTREAMの実装を渡します。ノードのデータ・タイプは、RAWまたはCLOBである必要があり、それ以外の場合は、例外が発生します。

DBMS_XMLDOM.GETNODEVALUEASBINARYSTREAM (
   n        in   DOMNODE, 
   value    in   SYS.UTL_BINARYOUTPUTSTREAM);

パラメータ

表206-67 GETNODEVALUEASBINARYSTREAMファンクションおよびプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

n

DOMNODE

value

BINARYOUTPUTSTREAM

206.7.47 GETNODEVALUEASCHARACTERSTREAMファンクションおよびプロシージャ

これらのサブプログラムの操作は、各構文の実装で説明されています。

構文

このファンクションは、PL/SQL XMLCharacterInputStreamのインスタンスを戻します。ノード・データが文字の場合は、現行セッションの文字セットに変換されます。ノード・データが文字データでない場合は、最初に文字データに変換されます。

DBMS_XMLDOM.GETNODEVALUEASCHARACTERSTREAM  (
   n        IN     DOMNODE)
 RETURN SYS.UTL_CHARACTERINPUTSTREAM;

このプロシージャを使用して、ノード・データは必要に応じてセッションの文字セットに変換され、次にSYS.UTL_CHARACTEROUTPUTSTREAMに送信されます。

DBMS_XMLDOM.GETNODEVALUEASCHARACTERSTREAM  (
   n        IN   DOMNODE,
   value    IN   SYS.UTL_CHARACTEROUTPUTSTREAM);

パラメータ

表206-68 GETNODEVALUEASCHARACTERSTREAMファンクションおよびプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

n

DOMNODE

value

CHARACTEROUTPUTSTREAM

206.7.48 GETNOTATIONNAMEファンクション

このファンクションは、DOMENTITYの表記法の名前を戻します。

構文

DBMS_XMLDOM.GETNOTATIONNAME(
   ent       IN     DOMENTITY)
 RETURN VARCHAR2;

パラメータ

表206-69 GETNOTATIONNAMEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

ent

DOMENTITY

206.7.49 GETNOTATIONSファンクション

このファンクションは、DTDで宣言された表記法を含むDOMNAMEDNODEMAPを取得します。

構文

DBMS_XMLDOM.GETNOTATIONS(
   dt       IN     DOMDOCUMENTTYPE)
 RETURN DOMNAMEDNODEMAP;

パラメータ

表206-70 GETNOTATIONSファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

dt

DOMDOCUMENTTYPE

206.7.50 GETTARGETファンクション

このファンクションは、DOMPROCESSINGINSTRUCTIONのターゲットを戻します。

構文

DBMS_XMLDOM.GETTARGET(
   pi       IN     DOMPROCESSINGINSTRUCTION)
 RETURN VARCHAR2;

パラメータ

表206-71 GETTARGETファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

pi

DOMPROCESSINGINSTRUCTION

206.7.51 GETOWNERDOCUMENTファンクション

このファンクションは、指定したノードに関連付けられたドキュメント・オブジェクトを取得します。このドキュメント・オブジェクトは、新規ノードの作成にも使用されます。指定したノードがドキュメントによってまだ使用されていないドキュメント・タイプまたはドキュメントの場合は、NULLが戻されます。

構文

DBMS_XMLDOM.GETOWNERDOCUMENT(
   n       IN     DOMNODE)
 RETURN DOMDOCUMENT;

パラメータ

表206-72 GETOWNERDOCUMENTファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

DOMNODE

206.7.52 GETOWNERELEMENTファンクション

このファンクションは、指定した属性が接続される要素ノードを取得します。

構文

DBMS_XMLDOM.GETOWNERELEMENT(
   a       IN     DOMATTR)
 RETURN DOMElement;

パラメータ

表206-73 GETOWNERELEMENTファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

a

属性

206.7.53 GETPARENTNODEファンクション

このファンクションは、指定したノードの親を取得します。AttrDocumentDocumentFragmentEntity、およびNotationを除くすべてのノードは、親ノードを持つ可能性があります。ただし、作成したノードがツリーに追加されていない場合、またはノードがツリーから削除された場合は、NULLが戻されます。

構文

DBMS_XMLDOM.GETPARENTNODE(
   n       IN     DOMNODE)
 RETURN DOMNODE;

パラメータ

表206-74 GETPARENTNODEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

DOMNODE

206.7.54 GETPREFIXファンクション

このファンクションは、ノードの名前空間の接頭辞を取得します。

構文

DBMS_XMLDOM.GETPREFIX(
   n       IN     DOMNODE)
 RETURN VARCHAR2;

パラメータ

表206-75 GETPREFIXファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

DOMNODE

206.7.55 GETPREVIOUSSIBLINGファンクション

このファンクションは、指定したノードの直前にあるノードを取得します。該当するノードがない場合は、NULLを戻します。

構文

DBMS_XMLDOM.GETPREVIOUSSIBLING(
   n       IN     DOMNODE)
 RETURN DOMNODE;

パラメータ

表206-76 GETPREVIOUSSIBLINGファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

DOMNODE

206.7.56 GETPUBLICIDファンクション

このファンクションはオーバーロードされています。各バージョンの機能と構文宣言を次に示します。

構文

指定したDTDの公開識別子を戻します(関連項目: 「DOMDocumentTypeサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.GETPUBLICID(
   dt       IN     DOMDOCUMENTTYPE)
 RETURN VARCHAR2;

DOMENTITYの公開識別子を戻します(関連項目: 「DOMEntityサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.GETPUBLICID(
   ent      IN     DOMENTITY)
 RETURN VARCHAR2;

DOMNOTATIONの公開識別子を戻します(関連項目: 「DOMNotationサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.GETPUBLICID(
   n        IN     DOMNOTATION)
 RETURN VARCHAR2;

パラメータ

表206-77 GETPUBLICIDファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

dt

DTD。

ent

DOMENTITY

n

DOMNOTATION

206.7.57 GETQUALIFIEDNAMEファンクション

このファンクションはオーバーロードされています。各バージョンの機能と構文宣言を次に示します。

構文

DOMATTRの修飾名を戻します(関連項目: 「DOMAttrサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.GETQUALIFIEDNAME(
   a        IN     DOMATTR)
 RETURN VARCHAR2;

DOMElementの修飾名を戻します(関連項目: 「DOMElementサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.GETQUALIFIEDNAME(
   elem     IN     DOMELEMENT)
 RETURN VARCHAR2;

パラメータ

表206-78 GETQUALIFIEDNAMEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

a

DOMATTR

elem

DOMELEMENT

206.7.58 GETSCHEMANODEファンクション

このファンクションは、ノードに関連付けられたスキーマURIを取得します。

構文

DBMS_XMLDOM.GETSCHEMANODE(
   n       IN     DOMNODE)
 RETURN DOMNODE;

パラメータ

表206-79 GETSCHEMANODEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

DOMNODE

206.7.59 GETSPECIFIEDファンクション

元のドキュメントで属性の値が明示的に指定されている場合はTRUE、それ以外の場合はFALSEを戻します。

構文

DBMS_XMLDOM.GETSPECIFIED(
   a       IN     DOMATTR)
 RETURN BOOLEAN;

パラメータ

表206-80 GETSPECIFIEDファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

a

DOMATTR

206.7.60 GETSTANDALONEファンクション

このファンクションは、DOMDOCUMENTに関連付けられたスタンドアロン・プロパティを戻します。

構文

DBMS_XMLDOM.GETSTANDALONE(
   doc       IN     DOMDOCUMENT)
 RETURN VARCHAR2;

パラメータ

表206-81 GETSTANDALONEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

doc

DOMDOCUMENT

206.7.61 GETSYSTEMIDファンクション

このファンクションはオーバーロードされています。各バージョンの機能と構文宣言を次に示します。

構文

指定したDTDのシステム識別子を戻します(関連項目: 「DOMDocumentTypeサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.GETSYSTEMID(
   dt       IN     DOMDOCUMENTTYPE)
 RETURN VARCHAR2;

DOMENTITYのシステム識別子を戻します(関連項目: 「DOMEntityサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.GETSYSTEMID(
   ent      IN     DOMENTITY)
 RETURN VARCHAR2;

DOMNOTATIONのシステム識別子を戻します(関連項目: 「DOMNotationサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.GETSYSTEMID(
   n        IN     DOMNOTATION)
 RETURN VARCHAR2;

パラメータ

表206-82 GETSYSTEMIDファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

dt

DTD。

ent

DOMEntity

n

DOMNotation

206.7.62 GETTAGNAMEファンクション

このファンクションは、DOMELEMENTの名前を戻します。

構文

DBMS_XMLDOM.GETTAGNAME(
   elem       IN     DOMELEMENT)
 RETURN VARCHAR2;

パラメータ

表206-83 GETTAGNAMEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

elem

DOMELEMENT

206.7.63 GETVALUEファンクション

このファンクションは、属性の値を取得します。

構文

DBMS_XMLDOM.GETVALUE(
   a       IN     DOMATTR)
 RETURN VARCHAR2;

パラメータ

表206-84 GETVALUEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

a

DOMATTR

206.7.64 GETVERSIONファンクション

このファンクションは、DOMDOCUMENTのバージョンを戻します。

構文

DBMS_XMLDOM.GETVERSION(
   doc       IN     DOMDOCUMENT)
 RETURN VARCHAR2;

パラメータ

表206-85 GETVERSIONファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

doc

DOMDOCUMENT

206.7.65 GETXMLTYPEファンクション

このファンクションは、DOMDOCUMENTに関連付けられたXMLTypeを戻します。

構文

DBMS_XMLDOM.GETXMLTYPE(
   doc       IN     DOMDOCUMENT)
 RETURN SYS.XMLTYPE;

パラメータ

表206-86 GETXMLTYPEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

doc

DOMDOCUMENT

206.7.66 HASATTRIBUTEファンクション

指定した属性がDOMELEMENTで定義されているかどうか、またはデフォルト値が存在するかどうかをテストします。

構文

指定した名前を持つ属性がDOMElementで定義されているかどうかをテストします。

DBMS_XMLDOM.HASATTRIBUTE(
   elem     IN  DOMELEMENT,
   name     IN  VARCHAR2)
 RETURN VARCHAR2;

指定した名前と名前空間URIを持つ属性がDOMELEMENTで定義されているかどうかをテストし、名前空間を有効にします。

DBMS_XMLDOM.HASATTRIBUTE(
   elem     IN  DOMELEMENT,
   name     IN  VARCHAR2,
   ns       IN  VARCHAR2)
 RETURN VARCHAR2;

パラメータ

表206-87 HASATTRIBUTEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

elem

DOMELEMENT

name

属性名。ワイルドカード(*)を使用すると、すべての属性が指定されます。

ns

ネームスペース

206.7.67 HASATTRIBUTESファンクション

このファンクションは、ノードに属性が存在するかどうかをテストします。

構文

DBMS_XMLDOM.HASATTRIBUTES(
   n       IN     DOMNODE)
 RETURN BOOLEAN;

パラメータ

表206-88 HASATTRIBUTESファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

DOMNODE

206.7.68 HASCHILDNODESファンクション

このファンクションは、ノードに子ノードが存在するかどうかをテストします。

構文

DBMS_XMLDOM.HASCHILDNODES(
   n       IN     DOMNODE)
 RETURN BOOLEAN;

パラメータ

表206-89 HASCHILDNODESファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

DOMNODE

206.7.69 HASFEATUREファンクション

このファンクションは、DOMIMPLEMENTATIONで特定の機能が実装されているかどうかをテストします。

構文

DBMS_XMLDOM.HASFEATURE(
   di       IN     DOMIMPLEMENTATION,
   feature  IN     VARCHAR2,
   version  IN     VARCHAR2)
 RETURN BOOLEAN;

パラメータ

表206-90 HASFEATUREファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

di

DOMIMPLEMENTATION

feature

チェックする機能。

version

チェックするDOMのバージョン。

206.7.70 IMPORTNODEファンクション

このファンクションは外部のドキュメントからノードをインポートして、その新規ノードを戻します。

構文

DBMS_XMLDOM.IMPORTNODE(
   doc            IN  DOMDOCUMENT,
   importedNode   IN  DOMNODE,
   deep           IN  BOOLEAN)
  RETURN DOMNODE;

パラメータ

表206-91 IMPORTNODEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

doc

ノードをインポートする元のドキュメント。

importedNode

インポートするノード。

deep

再帰的インポートに関する設定。

  • この値をTRUEに設定すると、指定したノードとともに、そのノードのサブツリー全体がインポートされます。

  • この値をFALSEに設定すると、指定したノードのみがインポートされます。

使用上のノート

ADOPTNODEファンクションはソース・ドキュメントからノードを削除します。一方、IMPORTNODEファンクションはノードのクローンをソース・ドキュメント内に作成します。

206.7.71 INSERTBEFOREファンクション

このファンクションは、ノードnewchildを、既存の子ノードrefchildの前に挿入します。refchildNULLの場合、newchildは子リストの最後に挿入されます。

newchildDOCUMENTFRAGMENTオブジェクトの場合は、newchildのすべての子が同じ順序でrefchild.の前に挿入されます。newchildがすでにツリーに追加されている場合は、そのノードが最初に削除されます。

構文

DBMS_XMLDOM.INSERTBEFORE(
   n          IN     DOMNODE,
   newchild   IN     DOMNODE,
   refchild   IN     DOMNODE)
  RETURN DOMNode;

パラメータ

表206-92 INSERTBEFOREファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

DOMNODE

newChild

DOMNODEに挿入される子。

refChild

newchildが挿入される直前の参照ノード。

206.7.72 INSERTDATAプロシージャ

このプロシージャは、文字数単位で指定されたオフセット位置に文字列データを挿入します。

構文

DBMS_XMLDOM.INSERTDATA(
   cd       IN     DOMCHARACTERDATA,
   offset   IN     NUMBER,
   arg      IN     VARCHAR2);

パラメータ

表206-93 INSERTDATAプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

cd

DOMCHARACTERDATA

offset

データを挿入するオフセット。

arg

挿入する値。

206.7.73 ISNULLファンクション

このファンクションはオーバーロードされています。各バージョンの機能と構文宣言を次に示します。

構文

指定したDOMNODENULLかどうかをチェックします。NULLの場合はTRUEを、それ以外の場合はFALSEを戻します(関連項目: 「DOMNodeサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.ISNULL(
  n        IN     DOMNODE) 
 RETURN BOOLEAN;

指定したDOMATTRNULLかどうかをチェックし、NULLの場合はTRUEを、それ以外の場合はFALSEを戻します(関連項目: 「DOMAttrサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.ISNULL(
   a       IN     DOMATTR)
 RETURN BOOLEAN;

指定したDOMCDATASECTIONNULLかどうかをチェックし、NULLの場合はTRUEを、それ以外の場合はFALSEを戻します(関連項目: 「DOMCDataSectionサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.ISNULL(
   cds      IN     DOMCDATASECTION)
 RETURN BOOLEAN;

指定したDOMCHARACTERDATANULLかどうかをチェックし、NULLの場合はTRUEを、それ以外の場合はFALSEを戻します(関連項目: 「DOMCharacterDataサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.ISNULL(
   cd       IN     DOMCHARACTERDATA)
 RETURN BOOLEAN;

指定したDOMCOMMENTNULLかどうかをチェックし、NULLの場合はTRUEを、それ以外の場合はFALSEを戻します(関連項目: 「DOMCommentサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.ISNULL(
   com       IN     DOMCOMMENT)
 RETURN BOOLEAN;

指定したDOMDOCUMENTNULLかどうかをチェックし、NULLの場合はTRUEを、それ以外の場合はFALSEを戻します(関連項目: 「DOMDocumentサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.ISNULL(
   doc       IN     DOMDOCUMENT)
 RETURN BOOLEAN;

指定したDOMDOCUMENTFRAGMENTNULLかどうかをチェックし、NULLの場合はTRUEを、それ以外の場合はFALSEを戻します(関連項目: 「DOMDocumentFragmentサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.ISNULL(
   df       IN     DOMDOCUMENTFRAGMENT)
 RETURN BOOLEAN;

指定したDOMDOCUMENTTYPENULLかどうかをチェックし、NULLの場合はTRUEを、それ以外の場合はFALSEを戻します(関連項目: 「DOMDocumentTypeサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.ISNULL(
   dt       IN     DOMDOCUMENTTYPE)
 RETURN BOOLEAN;

指定したDOMELEMENTNULLかどうかをチェックし、NULLの場合はTRUEを、それ以外の場合はFALSEを戻します(関連項目: 「DOMElementサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.ISNULL(
   elem     IN     DOMELEMENT)
 RETURN BOOLEAN;

指定したDOMENTITYNULLかどうかをチェックし、NULLの場合はTRUEを、それ以外の場合はFALSEを戻します(関連項目: 「DOMEntityサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.ISNULL(
   ent       IN     DOMENTITY)
 RETURN BOOLEAN;

指定したDOMENTITYREFERENCENULLかどうかをチェックし、NULLの場合はTRUEを、それ以外の場合はFALSEを戻します(関連項目: 「DOMEntityReferenceサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.ISNULL(
   EREF       IN     DOMENTITYREFERENCE)
 RETURN BOOLEAN;

指定したDOMIMPLEMENTATIONNULLかどうかをチェックし、NULLの場合はTRUEを戻します(関連項目: 「DOMImplementationサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.ISNULL(
   di       IN     DOMIMPLEMENTATION)
 RETURN BOOLEAN;

指定したDOMNAMEDNODEMAPNULLかどうかをチェックし、NULLの場合はTRUEを、それ以外の場合はFALSEを戻します(関連項目: 「DOMNamedNodeMapサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.ISNULL(
   nnm       IN     DOMNAMEDNODEMAP)
 RETURN BOOLEAN;

指定したDOMNODELISTNULLかどうかをチェックし、NULLの場合はTRUEを、それ以外の場合はFALSEを戻します(関連項目: 「DOMNodeListサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.ISNULL(
   nl       IN     DOMNODELIST)
 RETURN BOOLEAN;

指定したDOMNOTATIONNULLかどうかをチェックし、NULLの場合はTRUEを、それ以外の場合はFALSEを戻します(関連項目: 「DOMNotationサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.ISNULL(
   n       IN     DOMNOTATION)
 RETURN BOOLEAN;

指定したDOMPROCESSINGINSTRUCTIONNULLかどうかをチェックし、NULLの場合はTRUEを、それ以外の場合はFALSEを戻します(関連項目: 「DOMProcessingInstructionサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.ISNULL(
   pi       IN     DOMPROCESSINGINSTRUCTION)
 RETURN BOOLEAN;

指定したDOMTEXTNULLかどうかをチェックし、NULLの場合はTRUEを、それ以外の場合はFALSEを戻します(関連項目: 「DOMTextサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.ISNULL(
   t       IN     DOMTEXT)
 RETURN BOOLEAN;

パラメータ

表206-94 ISNULLファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

チェックするDOMNODE

a

チェックするDOMATTR

cds

チェックするDOMCDATASECTION

cd

チェックするDOMCHARACTERDATA

com

チェックするDOMCOMMENT

doc

チェックするDOMDOCUMENT

dF

チェックするDOMDOCUMENTFRAGMENT

dt

チェックするDOMDOCUMENTTYPE

elem

チェックするDOMELEMENT

ent

チェックするDOMENTITY

eref

チェックするDOMENTITYREFERENCE

di

チェックするDOMIMPLEMENTATION

nnm

チェックするDOMNAMENODEMAP

nl

チェックするDOMNODELIST

n

チェックするDOMNOTATION

pi

チェックするDOMPROCESSINGINSTRUCTION

t

チェックするDOMTEXT

206.7.74 ITEMファンクション

このファンクションはオーバーロードされています。各バージョンの機能と構文宣言を次に示します。

構文

マップ内の項目のうち、指定した索引(INDEXパラメータ)に対応する項目を戻します。索引(INDEX)の値がマップ内のノード数以上の場合は、NULLを戻します(関連項目: 「DOMNamedNodeMapサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.ITEM(
   nnm       IN     DOMNAMEDNODEMAP,
   index     IN     NUMBER)
 RETURN DOMNODE;

ノード・リスト内の項目のうち、指定した索引(INDEXパラメータ)に対応する項目を戻します。索引(INDEX)の値がノード・リスト内のノード数以上の場合は、NULLを戻します(関連項目: 「DOMNodeListサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.ITEM(
   nl       IN     DOMNODELIST,
   index    IN     NUMBER)
 RETURN DOMNODE;

パラメータ

表206-95 ITEMファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

nnm

DOMNAMEDNODEMAP

index

ノード・マップ内の索引のうち、取得する項目が存在する位置の索引。

nl

DOMNODELIST

index

NodeList内の索引のうち、取得する項目が存在する位置の索引

206.7.75 MAKEATTRファンクション

このファンクションは、指定したDOMNODEDOMATTRに変換し、そのDOMATTRを戻します。

構文

DBMS_XMLDOM.MAKEATTR(
   n       IN     DOMNODE)
 RETURN DOMATTR;

パラメータ

表206-96 MAKEATTRファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

変換するDOMNODE

206.7.76 MAKECDATASECTIONファンクション

このファンクションは、指定したDOMNODEDOMCDATASECTIONに変換します。

構文

DBMS_XMLDOM.MAKECDATASECTION(
   n       IN     DOMNODE)
 RETURN DOMCDATASECTION;

パラメータ

表206-97 MAKECDATASECTIONファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

変換するDOMNODE

206.7.77 MAKECHARACTERDATAファンクション

このファンクションは、指定したDOMNODEDOMCHARACTERDATAに変換し、そのDOMCHARACTERDATAを戻します。

構文

DBMS_XMLDOM.MAKECHARACTERDATA(
   n       IN     DOMNode)
 RETURN DOMCharacterData;

パラメータ

表206-98 MAKECHARACTERDATAファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

変換するDOMNODE

206.7.78 MAKECOMMENTファンクション

このファンクションは、指定したDOMNODEDOMCOMMENTに変換し、そのDOMCOMMENTを戻します。

構文

DBMS_XMLDOM.MAKECOMMENT(
   n       IN     DOMNODE)
 RETURN DOMCOMMENT;

パラメータ

表206-99 MAKECOMMENTファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

変換するDOMNODE

206.7.79 MAKEDOCUMENTファンクション

このファンクションは、指定したDOMNODEDOMDOCUMENTに変換し、そのDOMDOCUMENTを戻します。

構文

DBMS_XMLDOM.MAKEDOCUMENT(
   n       IN     DOMNODE)
 RETURN DOMDocument;

パラメータ

表206-100 MAKEDOCUMENTファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

変換するDOMNODE

206.7.80 MAKEDOCUMENTFRAGMENTファンクション

このファンクションは、指定したDOMNODEDOMDOCUMENTFRAGMENTに変換し、そのDOMDOCUMENTFRAGMENTを戻します。

構文

DBMS_XMLDOM.MAKEDOCUMENTFRAGMENT(
   n       IN     DOMNODE)
 RETURN DOMDOCUMENTFRAGMENT;

パラメータ

表206-101 MAKEDOCUMENTFRAGMENTファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

変換するDOMNODE

206.7.81 MAKEDOCUMENTTYPEファンクション

このファンクションは、指定したDOMNODEDOMDOCUMENTTYPEに変換し、そのDOMDOCUMENTTYPEを戻します。

構文

DBMS_XMLDOM.MAKEDOCUMENTTYPE(
   n       IN     DOMNODE)
 RETURN DOMDOCUMENTTYPE;

パラメータ

表206-102 MAKEDOCUMENTTYPEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

変換するDOMNODE

206.7.82 MAKEELEMENTファンクション

このファンクションは、指定したDOMNODEDOMELEMENTに変換し、そのDOMELEMENTを戻します。

構文

DBMS_XMLDOM.MAKEELEMENT(
   n       IN     DOMNODE)
 RETURN DOMELEMENT;

パラメータ

表206-103 MAKEELEMENTファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

変換するDOMNODE

206.7.83 MAKEENTITYファンクション

このファンクションは、指定したDOMNODEDOMENTITYに変換し、そのDOMENTITYを戻します。

構文

DBMS_XMLDOM.MAKEENTITY(
   n       IN     DOMNODE)
 RETURN DOMENTITY;

パラメータ

表206-104 MAKEENTITYファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

変換するDOMNODE

206.7.84 MAKEENTITYREFERENCEファンクション

このファンクションは、指定したDOMNODEDOMENTITYREFERENCEに変換し、そのDOMENTITYREFERENCEを戻します。

構文

DBMS_XMLDOM.MAKEENTITYREFERENCE(
   n       IN     DOMNODE)
 RETURN DOMENTITYREFERENCE;

パラメータ

表206-105 MAKEENTITYREFERENCEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

変換するDOMNODE

206.7.85 MAKENODEファンクション

このファンクションはオーバーロードされています。各バージョンの機能と構文宣言を次に示します。

構文

指定したDOMATTRDOMNODEに変換し、そのDOMNODEを戻します(関連項目: 「DOMAttrサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.MAKENODE(
   a        IN     DOMATTR)
 RETURN DOMNODE;

指定したDOMCDATASECTIONDOMNODEに変換し、そのDOMNODEを戻します(関連項目: 「DOMCDataSectionサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.MAKENODE(
   cds      IN     DOMCDATASECTION)
 RETURN DOMNODE;

指定したDOMCHARACTERDATADOMNODEに変換し、そのDOMNODEを戻します(関連項目: 「DOMCharacterDataサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.MAKENODE(
   cd       IN     DOMCHARACTERDATA)
 RETURN DOMNODE;

指定したDOMCOMMENTDOMNODEに変換し、そのDOMNODEを戻します(関連項目: 「DOMCommentサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.MAKENODE(
   com      IN     DOMCOMMENT)
 RETURN DOMNODE;

指定したDOMDOCUMENTDOMNODEに変換し、そのDOMNODEを戻します(関連項目: 「DOMDocumentサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.MAKENODE(
   doc      IN     DOMDOCUMENT)
 RETURN DOMNODE;

指定したDOMDOCUMENTFRAGMENTDOMNODEに変換し、そのDOMNODEを戻します(関連項目: 「DOMDocumentFragmentサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.MAKENODE(
   df       IN     DOMDOCUMENTFRAGMENT)
 RETURN DOMNode;

指定したDOMDOCUMENTTYPEDOMNODEに変換し、そのDOMNODEを戻します(関連項目: 「DOMDocumentTypeサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.MAKENODE(
   dt       IN     DOMDOCUMENTTYPE)
 RETURN DOMNODE;

指定したDOMELEMENTDOMNODEに変換し、そのDOMNODEを戻します(関連項目: 「DOMElementサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.MAKENODE(
   elem       IN     DOMELEMENT)
 RETURN DOMNODE;

指定したDOMENTITYDOMNODEに変換し、そのDOMNODEを戻します(関連項目: 「DOMEntityサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.MAKENODE(
   ent       IN     DOMENTITY)
 RETURN DOMNODE;

指定したDOMENTITYREFERENCEDOMNODEに変換し、そのDOMNODEを戻します(関連項目: 「DOMEntityReferenceサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.MAKENODE(
   eref       IN     DOMENTITYREFERENCE)
 RETURN DOMNODE;

指定したDOMNOTATIONDOMNODEに変換し、そのDOMNODEを戻します(関連項目: 「DOMNotationサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.MAKENODE(
   n       IN     DOMNOTATION)
 RETURN DOMNODE;

指定したDOMPROCESSINGINSTRUCTIONDOMNODEに変換し、そのDOMNODEを戻します(関連項目: 「DOMProcessingInstructionサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.MAKENODE(
   pi       IN     DOMPROCESSINGINSTRUCTION)
 RETURN DOMNODE;

指定したDOMTEXTDOMNODEに変換し、そのDOMNODEを戻します(関連項目: 「DOMTextサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.MAKENODE(
   t       IN     DOMTEXT)
 RETURN DOMNODE;

パラメータ

表206-106 MAKENODEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

a

変換するDOMATTR

cds

変換するDOMCDATASECTION

cd

変換するDOMCHARACTERDATA

com

変換するDOMCOMMENT

doc

変換するDOMDOCUMENT

df

変換するDOMDOCUMENTFRAGMENT

dt

変換するDOMDOCUMENTTYPE

elem

変換するDOMELEMENT

ent

変換するDOMENTITY

eref

変換するDOMENTITYREFERENCE

n

変換するDOMNOTATION

pi

変換するDOMPROCESSINGINSTRUCTION

t

変換するDOMTEXT

206.7.86 MAKENOTATIONファンクション

このファンクションは、指定したDOMNODEDOMNOTATIONに変換し、そのDOMNOTATIONを戻します。

構文

DBMS_XMLDOM.MAKENOTATION(
   n       IN     DOMNODE)
 RETURN DOMNOTATION;

パラメータ

表206-107 MAKENOTATIONファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

変換するDOMNODE

206.7.87 MAKEPROCESSINGINSTRUCTIONファンクション

このファンクションは、指定したDOMNODEDOMPROCESSINGINSTRUCTIONに変換し、そのDomprocessinginstructionを戻します。

構文

DBMS_XMLDOM.MAKEPROCESSINGINSTRUCTION(
   n       IN     DOMNODE)
 RETURN DOMPROCESSINGINSTRUCTION;

パラメータ

表206-108 MAKEPROCESSINGINSTRUCTIONファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

変換するDOMNODE

206.7.88 MAKETEXTファンクション

このファンクションは、指定したDOMNODEDOMTEXTに変換し、そのDOMTEXTを戻します。

構文

DBMS_XMLDOM.MAKETEXT(
   n       IN     DOMNODE)
 RETURN DOMTEXT;

パラメータ

表206-109 MAKETEXTファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

変換するDOMNODE

206.7.89 NEWDOMDOCUMENTファンクション

このファンクションは、新規のDOMDOCUMENTインスタンスを戻します。

構文

新規のDOMDOCUMENTインスタンスを戻します。

DBMS_XMLDOM.NEWDOMDOCUMENT
 RETURN DOMDOCUMENT;

指定したXMLTypeオブジェクトから作成された新規のDOMDOCUMENTインスタンスを戻します。

DBMS_XMLDOM.NEWDOMDOCUMENT(
   xmldoc    IN SYS.XMLTYPE)
 RETURN DOMDOCUMENT;

指定したCLOBから作成された新規のDOMDOCUMENTインスタンスを戻します。

DBMS_XMLDOM.NEWDOMDOCUMENT(
   cl       IN    CLOB)
 RETURN DOMDOCUMENT;

パラメータ

表206-110 NEWDOMDOCUMENTファンクションのパラメータ 

パラメータ 説明

xmldoc

DOMDOCUMENTを作成するためのXMLTypeソース。

cl

DOMDOCUMENTを作成するためのCLOBソース。

206.7.90 NORMALIZEプロシージャ

このプロシージャは、DOMELEMENTのテキストの子を正規化します。

構文

DBMS_XMLDOM.NORMALIZE(
   elem       IN     DOMELEMENT);

パラメータ

表206-111 NORMALIZEプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

elem

DOMELEMENT

206.7.91 REMOVEATTRIBUTEプロシージャ

このプロシージャは、指定した名前の属性をDOMELEMENTから削除します。

構文

指定した名前のDOMELEMENTの属性値を削除します。

DBMS_XMLDOM.REMOVEATTRIBUTE(
   elem     IN    DOMELEMENT,
   name     IN    VARCHAR2);

指定した名前と名前空間URIのDOMELEMENTの属性値を削除します。

DBMS_XMLDOM.REMOVEATTRIBUTE(
   elem     IN    DOMELEMENT,
   name     IN    VARCHAR2,
   ns       IN    VARCHAR2);

パラメータ

表206-112 REMOVEATTRIBUTEプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

elem

DOMELEMENT

name

属性名

ns

ネームスペース

206.7.92 REMOVEATTRIBUTENODEファンクション

このファンクションは、指定した属性ノードをDOMELEMENTから削除します。削除された属性ノードを戻します。

構文

DBMS_XMLDOM.REMOVEATTRIBUTENODE(
   elem       IN     DOMELEMENT,
   oldAttr    IN     DOMATTR)
  RETURN DOMAttr;

パラメータ

表206-113 REMOVEATTRIBUTENODEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

elem

DOMELEMENT

oldAttr

削除するDOMATTR

206.7.93 REMOVECHILDファンクション

このファンクションは、oldchildパラメータで指定される子ノードを子ノード・リストから削除し、その子ノードを戻します。

構文

DBMS_XMLDOM.REMOVECHILD(
   n          IN     DOMNode,
   oldchild   IN     DOMNode)
 RETURN DOMNODE;

パラメータ

表206-114 REMOVECHILDファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

DOMNODE

oldCHild

削除されるノードnの子ノード。

206.7.94 REMOVENAMEDITEMファンクション

このファンクションは、指定した名前のノードをマップから削除し、そのノードを戻します。

このマップに要素に追加された属性が含まれているとき、削除された属性にデフォルト値があるならば、名前空間URI、ローカル名、接頭辞(適切な場合)のほかにデフォルト値を持つ新しい属性が即座に作成されます。

構文

指定した名前のノードを削除します。

DBMS_XMLDOM.REMOVENAMEDITEM(
   nnm      IN     DOMNamedNodeMap,
   name     IN     VARCHAR2)
 RETURN DOMNode;

指定した名前と名前空間URIのノードを削除します。

DBMS_XMLDOM.REMOVENAMEDITEM(
   nnm      IN     DOMNamedNodeMap,
   name     IN     VARCHAR2,
   ns       IN     VARCHAR2)
 RETURN DOMNode;

パラメータ

表206-115 REMOVENAMEDITEMファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

nnm

DOMNamedNodeMap

name

マップから削除する項目の名前。

ns

ネームスペース

206.7.95 REPLACECHILDファンクション

このファンクションは、子ノード・リスト内において、既存の子ノードoldchildを新しい子ノードnewchildで置き換え、そのoldchildノードを戻します。

newchildDocumentFragmentオブジェクトの場合、oldchildは、DocumentFragmentのすべての子ノードで置き換えられます(これらの子ノードは、DocumentFragment内と同じ順序で挿入されます)。newchildがすでにツリーに追加されている場合は、そのノードが最初に削除されます。

構文

DBMS_XMLDOM.REPLACECHILD(
   n           IN     DOMNode,
   newchild    IN     DOMNode,
   oldchild    IN     DOMNode)
 RETURN DOMNode;

パラメータ

表206-116 REPLACECHILDファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

DOMNode

newchild

既存の子ノードを置き換える新規の子ノード。

oldchild

新規の子ノードで置き換えられるノードnの子ノード。

206.7.96 REPLACEDATAプロシージャ

このプロシージャは、ノード内の特定範囲の文字列を新しい文字列で置き換えます。正常に削除されると、データと長さに変更が反映されます。

構文

DBMS_XMLDOM.REPLACEDATA(
   cd        IN     DOMCHARACTERDATA,
   offset    IN     NUMBER,
   cnt       IN     NUMBER,
   arg       IN     VARCHAR2);

パラメータ

表206-117 REPLACEDATAプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

cd

DOMCHARACTERDATA

offset

置換するオフセット。

cnt

置換する文字数。

arg

置換に使用する新しい値。

206.7.97 RESOLVENAMESPACEPREFIXファンクション

このファンクションは、指定した名前空間の接頭辞を解決し、解決済の名前空間を戻します。

構文

DBMS_XMLDOM.RESOLVENAMESPACEPREFIX(
   elem       IN     DOMELEMENT,
   prefix     IN     VARCHAR2) 
 RETURN VARCHAR2;

パラメータ

表206-118 RESOLVENAMESPACEPREFIXファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

elem

DOMELEMENT

prefix

名前空間接頭辞

206.7.98 SETATTRIBUTEプロシージャ

このプロシージャは、DOMELEMENT属性の値を名前別に設定します。

構文

指定した名前のDOMELEMENTの属性値を設定します。

DBMS_XMLDOM.SETATTRIBUTE(
   elem       IN  DOMELEMENT,
   name       IN  VARCHAR2,
   newvalue   IN  VARCHAR2);

指定した名前と名前空間URIのDOMElementの属性値を設定します。

DBMS_XMLDOM.SETATTRIBUTE(
   elem       IN  DOMELEMENT,
   name       IN  VARCHAR2,
   newvalue   IN  VARCHAR2,
   ns         IN  VARCHAR2);

パラメータ

表206-119 SETATTRIBUTEプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

elem

DOMELEMENT

name

属性名

newvalue

属性値

ns

ネームスペース

206.7.99 SETATTRIBUTENODEファンクション

このファンクションは、新規の属性ノードをDOMELEMENTに追加します。

構文

新規の属性ノードをDOMELEMENTに追加します。

DBMS_XMLDOM.SETATTRIBUTENODE(
   elem      IN  DOMELEMENT,
   newAttr   IN  DOMATTR)
 RETURN DOMATTR;

新規の属性ノードをDOMElementに追加し、名前空間を有効にします。

DBMS_XMLDOM.SETATTRIBUTENODE(
   elem      IN  DOMELEMENT,
   newAttr   IN  DOMATTR,
   ns        IN  VARCHAR2)
 RETURN DOMATTR;

パラメータ

表206-120 SETATTRIBUTENODEファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

elem

DOMELEMENT

newAttr

新規のDOMATTR

ns

名前空間

206.7.100 SETCHARSETプロシージャ

このファンクションは、DOM文書の文字セットを設定します。

構文

DBMS_XMLDOM.SETCHARSET(
   doc      IN    DOMDocument,
   charset  IN    VARCHAR2);

パラメータ

表206-121 SETCHARSETプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

doc

DOM文書

charset

文字セット

使用上のノート

その時点で明示的に指定されていない場合、これはWRITETOFILEプロシージャに使用します。

206.7.101 SETDATAプロシージャ

このオーバーロードされたプロシージャは、文字データまたはDOMPROCESSINGINSTRUCTIONコンテンツ・データを設定します。特定の機能は、構文宣言に記載してあります。

構文

インタフェースを実装するノードの文字データを設定します(関連項目: 「DOMCharacterDataサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.SETDATA(
   cd       IN     DOMCHARACTERDATA,
   data     IN     VARCHAR2);

DOMPROCESSINGINSTRUCTIONのコンテンツ・データを設定します(関連項目: 「DOMProcessingInstructionサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.SETDATA(
   pi       IN     DOMPROCESSINGINSTRUCTION,
   data     IN     VARCHAR2);

パラメータ

表206-122 SETDATAプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

cd

DOMCHARACTERDATA

data

ノードに設定するデータ。

pi

DOMPROCESSINGINSTRUCTION

data

新規の処理命令のコンテンツ・データ。

206.7.102 SETDOCTYPEプロシージャ

DOM文書の場合、このプロシージャは、指定した名前、システム識別子、および公開識別子を持つ新しいDTDを作成して、DOM文書に設定します。

このDTDは、後でGETDOCTYPEファンクションを使用して取得できます。

構文

DBMS_XMLDOM.SETDOCTYPE(
  doc     IN   DOMDocument, 
  name    IN   VARCHAR2,
  sysid   IN   VARCHAR2, 
  pubid   IN   VARCHAR2);

パラメータ

表206-123 SETDOCTYPEプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

doc

DTDを設定するドキュメント。

name

doctypeの初期化で使用する名前。

sysid

doctypeの初期化で使用するシステム識別子。

pubid

doctypeの初期化で使用する公開識別子。

206.7.103 SETNAMEDITEMファンクション

このファンクションは、NodeName属性に基づいてノードを追加します。

指定した名前のノードがすでにマップ内に存在する場合は、そのノードは新規のノードで置き換えられます。このような置換が発生した場合は、既存のノードが戻り値となり、置換が発生しなかった場合は、NULLが戻されます。

ノードが格納される名前は、NodeName属性に基づいて決定されるため、特定タイプの複数のノード(特殊な文字列値を持つ複数のノード)は、名前が競合するために格納できません。このため、ノードに別名を付けることをお薦めします。

構文

NodeName属性に基づいて、ノードを追加します。

DBMS_XMLDOM.SETNAMEDITEM(
   nnm     IN     DOMNAMEDNODEMAP,
   arg     IN     DOMNODE)
 RETURN DOMNode;

NodeName属性と名前空間URIに基づいて、ノードを追加します。

DBMS_XMLDOM.SETNAMEDITEM(
   nnm     IN     DOMNAMEDNODEMAP,
   arg      IN    DOMNODE,
   ns      IN     VARCHAR2)
 RETURN DOMNode;

パラメータ

表206-124 SETNAMEDITEMファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

nnm

DOMNAMEDNODEMAP

arg

NodeName属性に基づいて追加されるノード。

ns

ネームスペース

206.7.104 SETNODEVALUEプロシージャ

このプロシージャは、ノードのタイプに応じて、ノードの値を設定します。ノードの値をNULLに設定した場合は、この値を設定しても無効になります。

構文

DBMS_XMLDOM.SETNODEVALUE(
   n         IN     DOMNODE,
   nodeValue IN     VARCHAR2);

パラメータ

表206-125 SETNODEVALUEプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

n

DOMNode

nodeValue

ノードに設定する値。

206.7.105 SETNODEVALUEASBINARYSTREAMファンクションおよびプロシージャ

これらのサブプログラムの操作は、構文の項で説明されています。

構文

このファンクションは、コール元がノード値を書き込むことができるPL/SQL XMLBINARYOUTPUTSTREAMのインスタンスを戻します。ノードのデータ・タイプは、RAWまたはBLOBである必要があり、それ以外の場合は、例外が発生します。

DBMS_XMLDOM.SETNODEVALUEASBINARYSTREAM (
   n      IN     DOMNODE)
 RETURN SYS.UTL_BINARYOUTPUTSTREAM;

このプロシージャを使用して、アプリケーションは、XDBがノードに移入するデータを読み込むsys.utl_BinaryInputStreamの実装を渡します。ノードのデータ・タイプは、RAWまたはBLOBである必要があり、それ以外の場合は、例外が発生します。

DBMS_XMLDOM.SETNODEVALUEASBINARYSTREAM (
   n        in   DOMNODE, 
   value    in   SYS.UTL_BINARYINPUTSTREAM);

パラメータ

表206-126 SETNODEVALUEASBINARYSTREAMファンクションおよびプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

n

DOMNODE

value

BINARYINPUTSTREAM

206.7.106 SETNODEVALUEASCHARACTERSTREAMファンクションおよびプロシージャ

これらのサブプログラムの操作は、構文の項で説明されています。

構文

このファンクションは、コール元がノード値を書き込むことができるPL/SQL XMLCHARACTEROUTPUTSTREAMタイプのインスタンスを戻します。ノードのデータ・タイプは、任意の有効なXDBデータ・タイプを使用できます。タイプが文字またはCLOBでない場合、ストリームに書き込まれる文字データは、ノードのデータ・タイプに変換されます。ノードのデータ・タイプが文字またはCLOBの場合、ストリームに書き込まれる文字データは、PL/SQLセッションの文字セットからノードの文字セットに変換されます。

DBMS_XMLDOM.SETNODEVALUEASCHARACTERSTREAM  (
   n        IN     DOMNODE)
 RETURN SYS.UTL_CHARACTEROUTPUTSTREAM;

このプロシージャを使用して、アプリケーションは、XDBがノードに移入するデータを読み込むSYS.UTL_CHARACTERINPUTSTREAMの実装を渡します。ノードのデータ・タイプは、XDBでサポートされている任意の有効なタイプを使用できます。文字以外のデータ・タイプの場合、ストリームから読み取られた文字データは、ノードのデータ・タイプに変換されます。ノードのデータ・タイプが文字またはCLOBの場合、変換は行われず、ノードの文字セットがPL/SQLセッションの文字セットとなります。

DBMS_XMLDOM.SETNODEVALUEASCHARACTERSTREAM  (
   n        IN   DOMNODE,
   value    IN   SYS.UTL_CHARACTERINPUTSTREAM);

パラメータ

表206-127 SETNODEVALUEASCHARACTERSTREAMファンクションおよびプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

n

DOMNODE

value

CHARACTERINPUTSTREAM

206.7.107 SETPREFIXプロシージャ

このプロシージャは、ノードの名前空間の接頭辞を指定の値に設定します。

構文

DBMS_XMLDOM.SETPREFIX(
   n       IN     DOMNODE,
   prefix  IN     VARCHAR2);

パラメータ

表206-128 SETPREFIXプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

n

DOMNODE

prefix

ノードに設定する名前空間の接頭辞の値。

206.7.108 SETSTANDALONEプロシージャ

このプロシージャは、DOMDOCUMENTのスタンドアロン・プロパティを設定します。

構文

DBMS_XMLDOM.SETSTANDALONE(
   doc         IN     DOMDOCUMENT,
   newvalue    IN     VARCHAR2);

パラメータ

表206-129 SETSTANDALONEプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

doc

DOMDOCUMENT

newvalue

ドキュメントのスタンドアロン・プロパティの値。

206.7.109 SETVALUEプロシージャ

このプロシージャは、属性の値を設定します。

構文

DBMS_XMLDOM.SETVALUE(
   a       IN     DOMATTR,
   value   IN     VARCHAR2);

パラメータ

表206-130 SETVALUEプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

a

DOMATTR

value

属性に設定する値。

206.7.110 SETVERSIONプロシージャ

このプロシージャは、DOMDOCUMENTのバージョンを設定します。

構文

DBMS_XMLDOM.SETVERSION(
   doc        IN     DOMDOCUMENT,
   version    IN     VARCHAR2);

パラメータ

表206-131 SETVERSIONプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

doc

DOMDOCUMENT

version

ドキュメントのバージョン。

206.7.111 SPLITTEXTファンクション

このファンクションは、指定したオフセット位置で、1つのDOMTEXTノードを2つのDOMTEXTノードに分割します。

構文

DBMS_XMLDOM.SPLITTEXT(
   t        IN     DOMTEXT,
   offset   IN     NUMBER)
 RETURN DOMText;

パラメータ

表206-132 SPLITTEXTファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

t

DOMTEXT

offset

分割を行うオフセット。

206.7.112 SUBSTRINGDATAファンクション

このファンクションは、指定された範囲のデータ(サブストリング)をノードから抽出します。

構文

DBMS_XMLDOM.SUBSTRINGDATA(
   cd        IN     DOMCHARACTERDATA,
   offset    IN     NUMBER,
   cnt       IN     NUMBER)
 RETURN VARCHAR2;

パラメータ

表206-133 SUBSTRINGDATAファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

cd

DOMCHARACTERDATA

offset

取得するデータの開始オフセット。

cnt

取得するデータの(オフセットからの)文字数。

206.7.113 USEBINARYSTREAMファンクション

このファンクションは、ノードのデータ・タイプがRAWまたはBLOB,の場合、UTL_BINARYINPUTSTREAMまたはUTL_BINARYOUTPUTSTREAMを使用してノード値を読取りまたは書込みできるように、TRUEを戻します。

FALSEの値が返された場合、ノード値はUTL_CHARACTERINPUTSTREAMまたはUTL_CHARACTEROUTPUTSTREAMでのみアクセスできます。

構文

DBMS_XMLDOM.USEBINARYSTREAM   (
   n        IN     DOMNODE)
 RETURN BOOLEAN;

パラメータ

表206-134 USEBINARYSTREAMファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

n

DOMNODE

206.7.114 WRITETOBUFFERプロシージャ

WRITETOBUFFERは、XMLノード、XML文書またはドキュメント・フラグメントを指定のバッファに書き込むオーバーロードされたプロシージャです。

このプロシージャはオーバーロードされています。各バージョンの機能と構文宣言を次に示します。

構文

データベース文字セットを使用して、XMLノードを指定のバッファに書き込みます(関連項目: 「DOMNodeサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.WRITETOBUFFER( 
   n        IN      DOMNODE, 
   buffer   IN OUT  VARCHAR2);

データベース文字セットを使用して、XML文書を指定のバッファに書き込みます(関連項目: 「DOMDocumentサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.WRITETOBUFFER( 
   doc       IN      DOMDOCUMENT, 
   buffer    IN OUT  VARCHAR2);

データベース文字セットを使用して、指定のドキュメント・フラグメントの内容をバッファに書き込みます(関連項目: 「DOMDocumentFragmentサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.WRITETOBUFFER(
   df        IN      DOMDOCUMENTFRAGMENT,
   buffer    IN OUT  VARCHAR2);

パラメータ

表206-135 WRITETOBUFFERプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

n

DOMNODE

buffer

書込み先のバッファ。

doc

DOMDOCUMENT

df

DOMDocumentFragment

206.7.115 WRITETOCLOBプロシージャ

WRITETOCLOBは、XMLノードまたは文書を指定のCLOBに書き込むオーバーロードされたプロシージャです。

各バージョンの機能と構文宣言を次に示します。

構文

データベース文字セットを使用して、XMLノードを指定のCLOBに書き込みます(関連項目: 「DOMNodeサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.WRITETOCLOB(
   n       IN      DOMNODE, 
   cl      IN OUT  CLOB);

データベース文字セットを使用して、XML文書を指定のCLOBに書き込みます(関連項目: 「DOMDocumentサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.WRITETOCLOB(
   doc     IN      DOMDOCUMENT, 
   cl      IN OUT  CLOB);

パラメータ

表206-136 WRITETOCLOBプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

n

DOMNODE

cl

書込み先のCLOB

doc

DOMDOCUMENT

206.7.116 WRITETOFILEプロシージャ

このオーバーロードされたプロシージャは、XMLノードまたはXML文書を指定のノードに書き込みます。

各バージョンの機能と構文宣言を次に示します。

構文

データベース文字セットを使用して、XMLノードを指定のファイルに書き込みます(関連項目: 「DOMNodeサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.WRITETOFILE(
   n          IN      DOMNODE,
   fileName   IN      VARCHAR2);

指定した文字セットを使用して、XMLノードを指定のファイルに書き込みます。この文字セットは、個別のパラメータとして渡されます(関連項目: 「DOMNodeサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.WRITETOFILE(
   n          IN      DOMNODE,
   fileName   IN      VARCHAR2,
   charset    IN      VARCHAR2);

データベース文字セットを使用して、XML文書を指定のファイルに書き込みます(関連項目: 「DOMDocumentサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.WRITETOFILE(
   doc        IN   DOMDOCUMENT,
   filename   IN   VARCHAR2);

指定した文字セットを使用して、XML文書を指定のファイルに書き込みます(関連項目: 「DOMDocumentサブプログラム」)。

DBMS_XMLDOM.WRITETOFILE(
   doc       IN   DOMDOCUMENT,
   fileName  IN   VARCHAR2,
   charset   IN   VARCHAR2);

パラメータ

表206-137 WRITETOFILEプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

n

DOMNODE

fileName

書込み先のファイル。ファイル名は、たとえばmydir/filenameのように、database_directory_object_name/filenameの形式に従っている必要があります(Windowsでは、 /のかわりに\を使用します)。

charset

指定した文字セット。

doc

DOMDOCUMENT

charset

文字セット。