187.1.2 RBU_MIGRATIONファンクション

このファンクションは、手動から自動UNDO管理に移行するために必要なUNDO表領域を見積ります。

構文

現在、手動UNDO管理(ロールバック・セグメント)を使用してUNDO領域を管理している場合は、自動UNDO管理に移行してください。新しくアップグレードしたデータベースをオープンする前に、まずUNDO表領域を作成する必要があります。UNDO表領域の必要サイズは、システムのワークロードおよびフラッシュバックの要件によって異なります。

ノート:

RBU_MIGRATIONファンクションは、undo_management = manualの場合にのみコールする必要があります。

メモリー内の履歴情報を使用した出力の表示:

DBMS_UNDO_ADV.RBU_MIGRATION()
RETURN NUMBER; 

開始時間と終了時間を使用した出力の表示:

DBMS_UNDO_ADV.RBU_MIGRATION(
    START_TIME IN DATE,
    END_TIME   IN DATE)
RETURN NUMBER; 

パラメータ

表187-3 RBU_MIGRATIONファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

START_TIME

指定期間の開始時間。

END_TIME

指定期間の終了時間。