187.1.1 BEST_POSSIBLE_RETENTIONファンクション

このファンクションは、指定された期間の履歴情報に基づいて、現行UNDO表領域の使用量を最大限にするために現行UNDO表領域で対応できる、undo_retentionパラメータに設定可能な最良の値を戻します。

構文

メモリー内の履歴情報を使用した出力の表示:

DBMS_UNDO_ADV.BEST_POSSIBLE_RETENTION()
RETURN NUMBER;   

開始時間と終了時間を使用した出力の表示:

DBMS_UNDO_ADV.BEST_POSSIBLE_RETENTION(
    start_time IN DATE,
    end_time   IN DATE)
RETURN NUMBER;  

開始および終了AWRスナップショットIDを使用した出力の表示:

DBMS_UNDO_ADV.BEST_POSSIBLE_RETENTION(
    begin_snap IN NUMBER,
    end_snap   IN NUMBER)
RETURN NUMBER;   

パラメータ

表187-2 BEST_POSSIBLE_RETENTIONファンクションのパラメータ

パラメータ	説明
start_time	指定期間の開始時間。
end_time	指定期間の終了時間。
begin_snap	開始スナップショット識別子。これは、AWRでのbegin_snap識別子からの履歴情報に基づいています。
end_snap	終了スナップショット識別子。これは、AWRでのend_snap識別子までの履歴情報に基づいています。