A.5 デーモン・モードの構成

デーモンを使用して、スケジュールされた間隔での自動状態チェック実行を構成します。

ノート:

デーモン・モードはLinuxおよびSolarisオペレーティング・システムでのみサポートされます。

ノート:

Oracle Engineered Systemがある場合は、次の使用ステップに加えて、システム固有のステップに従います。

  1. デーモンのプロパティを設定します。

    少なくとも、AUTORUN_SCHEDULEおよびNOTIFICATION_EMAILを設定します。

    たとえば、ツールを毎日曜日の午前3時に実行するよう設定し、結果をsome.body@example.comに電子メールで送信するには、次のコマンドを実行します。

    $ ./orachk –set “AUTORUN_SCHEDULE=3 * * 0 ;NOTIFICATION_EMAIL=some.body@example.com”
    $ ./exachk –set “AUTORUN_SCHEDULE=3 * * 0 ;NOTIFICATION_EMAIL=some.body@example.com”
  2. 状態チェック・デーモンを構成します。
  3. root (推奨)として、またはOracle DatabaseやOracle Grid Infrastructureのホーム所有者としてデーモンを起動します。
    # ./orachk –d start
    # ./exachk –d start
  4. 起動時に表示される質問に答えます。