B.3 oclumon dumpnodeview local

oclumon dumpnodeview localコマンドを使用して、ノード・ビューの形式でシステム監視サービスからログ情報を表示します。

使用上のノート

ノート:

oclumon dumpnodeview localコマンドはGIMRまたはMGMTDBに依存せず、構成されているGIMRに関係なくクラスタ状態モニター・データを返すことができます。

構文

dumpnodeview local [[([(-system | -protocols | -v)] |
	 [(-cpu | -process | -procagg | -device | -nic | -filesystem | -nfs)
	 [-detail] [-all] [-sort <metric_name>] [-filter <string>] [-head <rows_count>] [-i <seconds>]])
	 [([-s <start_time>  -e <end_time>] | -last <duration>)]] |
	 [-inputDataDir <absolute_path> -logDir <absolute_path>]
	 [-h]]

パラメータ

表B-10 oclumon dumpnodeview localコマンドのパラメータ

パラメータ	説明
local	クラスタ状態モニターのローカル・ダンプ。ノードのローカル・クラスタ状態モニター・リポジトリからメトリックをダンプします。
-system	システム・メトリックをダンプします。次に例を示します。 oclumon dumpnodeview local -system .
-cpu	CPUメトリックをダンプします。次に例を示します。 oclumon dumpnodeview local -cpu .
-process	プロセス・メトリックをダンプします。次に例を示します。 oclumon dumpnodeview local -process .
-procagg	プロセス集計メトリックをダンプします。次に例を示します。 oclumon dumpnodeview local -procagg .
-device	ディスク・メトリックをダンプします。次に例を示します。 oclumon dumpnodeview local -device .
-nic	ネットワーク・インタフェースのメトリックをダンプします。次に例を示します。 oclumon dumpnodeview local -nic .
-filesystem	ファイルシステム・メトリックをダンプします。次に例を示します。 oclumon dumpnodeview local -filesystem .
-nfs	NFSメトリックをダンプします。次に例を示します。 oclumon dumpnodeview local -nfs .
-protocols	システム起動からの累積値であるネットワーク・プロトコル・メトリックをダンプします。次に例を示します。 oclumon dumpnodeview local -protocols .
-v	ノード・ビューの詳細出力を表示します。次に例を示します。 oclumon dumpnodeview local -v .
-h、--help	コマンドライン・ヘルプを表示して終了します。

表B-11 oclumon dumpnodeview localコマンドのフラグ

フラグ	説明
-detail	このオプションを使用して、詳細なメトリックをダンプします。-processおよび-nicオプションに適用できます。 次に例を示します。 oclumon dumpnodeview local -process -detail .
-all	このオプションを使用して、すべてのエントリのノード・ビューをダンプします。-processオプションに適用可能です。 次に例を示します。 oclumon dumpnodeview local -process -all .
-head rows_count	このオプションを使用して、結果内の指定した数のメトリック行のノード・ビューをダンプします。-processオプションに適用可能です。デフォルトは5に設定されています。 次に例を示します。 oclumon dumpnodeview local -process -head 7 .
-sort metric_name	このオプションを使用して、-process、-device、-nic、-cpu、-procagg、-filesystem、-nfsオプションでサポートされている、指定したメトリック名に基づいてソートします。 次に例を示します。 oclumon dumpnodeview local -device -sort "ioR" .
-i seconds	指定された間隔(秒)で区切られたデータを表示します。5の倍数である必要があります。連続モード問合せに適用可能です。 次に例を示します。 oclumon dumpnodeview local -device -i 5
-filter string	このオプションを使用して、各メトリックの名前列でフィルタ文字列を検索します。 たとえば、-process -filter "ora"と指定すると、名前に"ora"の部分文字列が含まれるプロセス・メトリックが表示されます。 -process、-device、-nic、-cpu、-procagg、-filesystem、-nfsオプションでサポートされています。 次に例を示します。 oclumon dumpnodeview local -process -filter "ora" .
-show_all_sample_with_filter	フィルタが一致しないすべてのサンプルも出力に表示されます。-filterオプションとのみ一緒に使用できます。 次に例を示します。 oclumon dumpnodeview local -filter filter_criteria -show_all_sample_with_filter

表B-12 oclumon dumpnodeview localコマンドのログ・ファイル・ディレクトリ

ディレクトリ	説明
-inputDataDir absolute_dir_path	JSONログ・ファイルが含まれるディレクトリの絶対パスを指定します。 次に例を示します。 oclumon dumpnodeview local -cpu -inputDataDir absolute_path
-logDir absolute_log_dir_path	スクリプト実行ログが格納されるディレクトリの絶対パスを指定します。 次に例を示します。 oclumon dumpnodeview local -cpu -inputDataDir absolute_path -logDir absolute_log_dir_path

表B-13 oclumon dumpnodeview localコマンドの履歴問合せオプション

フラグ	説明
-s start_time -e end_time	-sオプションを使用して一連の問合せを開始するタイム・スタンプを指定し、-eオプションを使用して一連の問合せを終了するタイム・スタンプを指定します。 二重引用符("")で囲んだYYYY-MM-DD HH24:MM:SS形式で時間を指定します。 範囲を取得するには、これら2つのオプションを一緒に指定します。 次に例を示します。 oclumon dumpnodeview local -cpu -s "2019-07-10 03:40:25" -e "2019-07-10 03:45:25"
-last duration	最後のメトリックを取得する時間(二重引用符("")で囲んだHH24:MM:SS形式)を指定するには、このオプションを使用します。 "00:45:00"を指定すると、過去45分間のメトリックがダンプされます。 次に例を示します。 oclumon dumpnodeview local -nic -last "00:45:00" .