B.4 oclumon manage

oclumon manageコマンドを使用して、システム監視サービスから構成情報を表示して変更します。

構文

oclumon manage -repos {{changeretentiontime time} | {changerepossize memory_size}} | -get {key1 [key2 ...] | alllogger [-details] | mylogger [-details]}

パラメータ

表B-14 oclumon manageコマンドのパラメータ

パラメータ 説明

-repos {{changeretentiontime time} | {changerepossize memory_size}}

次のクラスタ状態モニターのリポジトリ関連オプションを指定するには、-reposフラグが必要です。

  • changeretentiontime time: 特定の期間に蓄積できるクラスタ状態モニター・データ量を保持するために十分な表領域があるかを確認するには、このオプションを使用します。

    ノート: このオプションは保存時間を変更しません

  • changerepossize memory_size: 指定したMB数にクラスタ状態モニター・リポジトリの領域制限を変更する場合に、このオプションを使用します。

    注意: クラスタ状態モニター・リポジトリの容量制限を小さくした場合、サイズの変更操作を行う前に収集したすべてのデータは永続的に削除されます。

-get key1 [key2 ...]

次のキーワードを使用してクラスタ状態モニター・リポジトリ情報を取得する場合に、このオプションを使用します。

  • repsize: クラスタ状態モニター・リポジトリのサイズ(秒)
  • reppath: クラスタ状態モニター・リポジトリへのディレクトリ・パス
  • master: マスター・ノードの名前
  • alllogger: クラスタ・ログ出力サービスが実行されているすべてのノードのリストを取得するための特殊キー
  • mylogger: 現在のノードにサービスを提供しているクラスタ・ログ出力サービスが実行されているノードを取得するための特殊キー
  • -details: クラスタ・ログ出力サービスが機能しているノードをリストするために、このオプションをallloggerおよびmyloggerとともにを使用します。

-getフラグの後のスペース区切りリストに、任意の数のキーワードを指定できます。

-h

oclumon manageコマンドのオンライン・ヘルプを表示します。

使用上のノート

  • クラスタ状態モニター・リポジトリの保存時間を変更するために、ローカル・システム監視サービスが実行される必要があります。

  • クラスタ状態モニター・リポジトリの保存時間を変更するために、クラスタ・ログ出力サービスが実行される必要があります。

例B-6 oclumon manage

次の例では、コマンドと出力例を示します。
$ oclumon manage -get MASTER
Master = node1
$ oclumon manage -get alllogger -details
Logger = node1
Nodes = node1,node2
$ oclumon manage -repos changeretentiontime 86400
$ oclumon manage -repos changerepossize 6000