4 オペレーティング・システム・リソースのメトリックの収集

CHMは大量のオペレーティング・システム・メトリックを収集、分析、集計および格納する高パフォーマンスの軽量デーモンで、システムの問題の診断およびトラブルシューティングに役立ちます。

Oracle Cluster Health Monitorをローカル・モードで動作するよう構成し、GIMRをデプロイしていない場合でもoclumon dumpnodeview localコマンドを使用してオペレーティング・システム・メトリックをレポートできるようになりました。

ローカル・モードでは、ローカル・ノード・データのみを取得できます。以前のリリースのOracle Cluster Health Monitorでは、oclumon dumpnodeviewコマンドを使用してオペレーティング・システム・メトリックをレポートするにはGIMRが必要でした。

サポートされているプラットフォーム

Linux、Microsoft Windows、Solaris、AIX、IBM Z SeriesおよびARM

CHMがユニークである理由

CHM 一般的なOSコレクタ

抜群の安定性 - デーモンではメモリー・ロックされたRTスケジューリング・クラスを実行し、システム負荷があっても一貫したデータ収集が保証されます。

システム負荷によるスケジュール遅延に起因する一貫性のないデータ・ドロップアウト。

5秒という高忠実度のデータ・サンプリング・レート。5秒のサンプリング・レートでのリソース使用率プロファイルが非常に低い。

複数のユーティリティを実行すると、モニター対象のシステムに追加のオーバーヘッドが発生し、サンプリング・レートが高くなって悪化します。

高可用性デーモンによる、複数のリソース・カテゴリにわたる照合済のデータ収集。高度に最適化されたコレクタ(データはオペレーティング・システムから直接読み取られ、これはユーティリティと同じソースです)。

toppsvmstatiostatなどのスクリプト/コマンドライン・ユーティリティのセットで、各コレクション・サンプルについて1つ以上のファイルに出力をリダイレクトします。

収集されたデータは、サンプルごとにシステム・スナップショットの概要(Nodeview)に照合されます。Nodeviewにはさらに、複数のリソース・カテゴリにまたがって収集されたデータの要約および分析も含まれます。

異なるリソース・カテゴリにまたがるシステム・スナップショットの概要は、照合が非常に面倒です。

Nodeviewへのデータの収集および照合時の意味深いインライン分析およびサマリーにより、面倒な手作業での時間のかかる分析が大幅に削減され、意味のあるインサイトが得られます。

複数のファイルにわたる様々なユーティリティの出力を照合、解析、解釈し、それから意味のあるインサイトが得られるように分析する必要があるため、分析には時間がかかり、処理が集中します。

Clusterware対応の固有のメトリック収集(プロセス集計、ASM/OCR/VDディスク・タグ付け、プライベート/パブリックNICタグ付け)を実行します。また、詳細なデータ分析および視覚化のための豊富なツールセットも提供します。

なし