2.5.4 ステータスおよび次に計画されているデーモン実行の問合せ

実行中のデーモンのステータスおよび次の自動実行スケジュールを問い合せます。

-d status|info|nextautorun
  • -d status: デーモンが実行中であるかどうかをチェックします。

  • -d info: 実行中のデーモンに関する情報を表示します。

  • -d nextautorun [-id ID]: 次の自動実行時刻を表示します。

ステータスおよび次に計画されているデーモンの実行を問い合せるには:

  1. デーモンが実行中であるかどうかをチェックするには、–d statusを使用します。
    $ ./orachk –d status
    $ ./exachk –d status

    デーモンが実行中である場合、デーモンは確認してPIDを表示します。

  2. デーモンに関する詳細情報を問い合せるには、–d infoを使用します。
    $ ./orachk –d info
    $ ./exachk –d info

    デーモンは次の情報で応答します。

    • デーモンがインストールされているノード

    • バージョン

    • インストールの場所

    • デーモンが起動された時刻

  3. 次にスケジュールされている状態チェックの実行を問い合せるには、–d nextautorunを使用します。
    $ ./orachk –d nextautorun
    $ ./exachk –d nextautorun

    デーモンはスケジュールの詳細で応答します。

    複数のデーモン・オプション・プロファイルを構成している場合は、次に実行するようにスケジュールされているものが出力に表示されます。

    複数のデーモン・オプション・プロファイルを構成している場合、特定のプロファイルの次にスケジュールされている状態チェック実行を問い合せるには、–id ID -d nextautorunを使用します。
    $ ./orachk –d ID –d nextautorun
    $ ./exachk –d ID –d nextautorun

    デーモンは、指定したデーモン・オプション・プロファイルIDのスケジュールの詳細で応答します。