2.6 サポート・インシデントの追跡

インシデント・タブでは、サポート・インシデントを追跡するための完全なシステムが提供されます。

  • 各顧客の連絡先の詳細、製品およびカテゴリを指定し、インシデントのステータス・コード、重大度および緊急度属性を限定する値を設定します。

  • デルタ(Δ)記号をクリックして、新しいチケットを生成します。Oracle Health Check Collections Managerでは、収集および参照タブのみにデルタ記号が表示されます。

  • 参照タブでは、個々のチェックの新しいチケットを作成できます。

  • 収集タブでは、収集全体の1つのチケットを作成できます。

  • デルタ(Δ)記号は、チケットのステータスに基づいて、赤、青および緑に色分けされています。

    • 赤(インシデント・チケットは存在しない): 収集または個々のチェックの新しいインシデント・チケットを作成するプロセスを開始します。

    • 青(オープンしたインシデント・チケットが存在します): インシデント・チケットを開いて編集します。

    • 緑(クローズしたインシデント・チケットが存在します): クローズしたインシデント・チケットを開いて表示します。

  • チケットの更新領域でチケットの進行状況を追跡したり、添付およびリンクをインシデントに追加します。

  • タグを使用してインシデントを分類し、生成されたタグ・クラウドをレポートで使用します。

  • インシデントへのアクセスおよびインシデントの管理は、アクセス制御の範囲内でのみ行われます。

ノート:

インシデント追跡機能は基本的なスタンドアロン・システムであり、市販されている他のエンタープライズレベルのトラブル・チケット・システムとの統合を目的として設計されたものではありません。

図2-7 インシデント・タブ

図2-7の説明が続きます
「図2-7 インシデント・タブ」の説明

インシデント追跡機能

  • 検索オプション

  • インシデント・チケットの追跡および分析

  • 柔軟性に優れた更新可能なインシデント・ステータス

  • 堅牢なレポート

  • リンク、ノートおよびファイルの添付

  • 柔軟なアクセス制御(リーダー、コントリビュータ、管理者モデル)