11 Oracle Databaseのインストール後の作業
Oracle Databaseのインストール後に構成タスクを完了します。
Oracle Databaseをインストールした後で、いくつかの構成タスクを完了する必要があります。また、インストール直後に追加のタスクを完了することをお薦めします。製品を使用する前に製品固有の構成タスクを完了する必要もあります。
ノート:
この章では、基本構成についてのみ説明します。構成およびチューニングの詳細は、製品固有の管理ガイドおよびチューニング・ガイドを参照してください。- インストール後の必須作業
初期インストールの完了後に、ご使用のソフトウェア・リリースに必要なパッチをダウンロードして適用します。 - インストール後の推奨作業
インストール後にこれらの作業を行うことをお薦めします。 - Oracle DatabaseのデフォルトのSGA権限の変更について
Oracle Database 12cリリース2 (12.2.0.1)以降、デフォルトでは、システム・グローバル領域(SGA)への読取りおよび書込み権限はOracleソフトウェア・インストール所有者のみに限定されます。 - インストール済Oracle Databaseの内容およびディレクトリの場所の確認
Oracle Databaseインストールの内容とディレクトリの場所を確認するには、次のステップを使用します。 - インストール後のOracle Databaseオプションの有効化および無効化
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ツールを使用して、インストール後のデータベース・オプションを変更します。 - Oracle Enterprise Manager Database Expressの起動
これらのステップを使用して、Oracle Enterprise Manager Database Express (EM Express)にログインします。 - 高速リカバリ領域の作成
Oracle Restartのインストール中、1つのディスク・グループのみを作成できます。Oracle Clusterwareのインストール中、ディスク・グループを複数作成できます。スタンドアロン・サーバー用のOracle Database、またはOracle RACデータベースを追加しようとする場合は、データベース・ファイルの高速リカバリ領域を作成する必要があります。 - Oracle Databaseホームのクローニング
Oracleホームのクローニングでは、Oracleホームのコピーを作成し、新しい環境に合せて構成します。