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用語集

アクティブなデータベースの複製

ターゲット・データベースのバックアップをリストアせずに、ネットワーク上に複製データベースを作成することです。この方法は、バックアップベースの複製の代替方法です。

祖先インカネーション

親インカネーションは、OPEN RESETLOGS操作後にブランチされた現行のインカネーションの元となるデータベース・インカネーションです。親インカネーションの親が祖先インカネーションです。祖先インカネーションのすべての親も祖先インカネーションです。

アプリケーション・コンテナ

アプリケーション・ルートに接続されたアプリケーションPDBの名前付きセット。

アプリケーションPDB

アプリケーション・コンテナに接続されたPDB。

アプリケーション・ルート

アプリケーション・コンテナ内のルート・コンテナ。各アプリケーション・コンテナにはアプリケーション・ルートが1つずつあります。アプリケーション・ルートには共通オブジェクトを含めることができ、CREATE PLUGGABLE DATABASE文で作成されます。

アーカイブ・バックアップ

通常のバックアップおよびリカバリ計画から除外されたデータベース・バックアップ。通常、このバックアップは、別のストレージ・メディアにアーカイブされ、長期間保存されます。

アーカイブREDOログ

オンラインREDOログ・グループの一杯になったメンバーのコピーであり、データベースがARCHIVELOGモードの場合に作成されます。LGWRプロセスによって各オンラインREDOログがREDOレコードで一杯になると、ログは1つ以上のREDOログのアーカイブ先にコピーされます。このコピーがアーカイブREDOログとなります。RMANは、元のアーカイブREDOログとアーカイブREDOログのイメージ・コピーを区別せず、両方をイメージ・コピーとみなします。

アーカイブREDOログの削除方針

アーカイブREDOログを削除できる場合を制御する構成可能で永続的なRMANの方針の1つ。この方針は、CONFIGURE ARCHIVELOG DELETION POLICYコマンドを使用して構成できます。

アーカイブREDOログ・フェイルオーバー

一部のアーカイブ・ログの出力先でログが欠落している場合またはログに破損ブロックが存在する場合でも、バックアップを完了できるようにするRMANの機能。たとえば、RMANは、高速リカバリ領域にバックアップしたログが破損していると判断すると、他のアーカイブ場所にあるログを検索し、正常であればそのログをかわりにバックアップします。

ARCHIVELOGモード

一杯になったオンラインREDOログをOracle Databaseでディスクにコピーするためのデータベースのモード。このモードは、データベースの作成時に指定するか、またはALTER DATABASE ARCHIVELOG文を使用して指定します。

「アーカイブREDOログ」「NOARCHIVELOGモード」も参照してください。

アーカイブ

一杯になったオンラインREDOログ・ファイルをオフライン・ログのアーカイブ先にコピーする操作。オンラインREDOログのオフライン・コピーは、アーカイブREDOログと呼ばれます。REDOログをアーカイブするには、データベースをARCHIVELOGモードで実行する必要があります。

非同期I/O

RMANがデータの読取りまたは書込みを行っているとき、サーバー・プロセスは、1つのI/Oを開始し、そのI/Oが完了するまで待機している間に別の作業を実行できます。また、1つ目のI/Oの完了の待機に入る前に、複数のI/O操作を開始することもできます。

自動チャネル割当て

ALLOCATE CHANNNELコマンドを使用せずに、バックアップおよびリストアのタスクを実行するRMANの機能。CONFIGUREコマンドを使用すると、ディスクおよびテープのチャネルを指定できます。その後、手動でチャネルを割り当てずに、RMANのコマンド・プロンプトでBACKUPRESTOREなどのコマンドを発行できるようになります。RMANでは、コマンドを実行するために必要なすべての構成済のチャネルが使用されます。

自動診断リポジトリ(ADR)

データベース・トレース・ファイルおよびその他の診断データを格納および整理するためのシステム管理のリポジトリ。ADRでは、データベースで発生したすべての重大なエラーの包括的なビューが示され、問題の診断と最終的な解決に必要なすべての関連データが管理されます。リポジトリには、インシデント、トレース、ダンプ、アラート・メッセージ、データ修復レコード、データ整合性チェック・レコード、SQLトレース情報、コア・ダンプなどについて記述されたデータが含まれています。

ADRベースの場所は、DIAGNOSTIC_DEST初期化パラメータによって指定されます。この場所が、1つ以上のADRホームが含まれるディレクトリとなります。各ADRホームは、適切に定義されたサブディレクトリに診断データを格納するために製品または製品インスタンスで使用されます。たとえば、Oracle Databaseインスタンスの診断データは、専用のADRホームに格納されます。このADRホームには、アラート・メッセージ用のalertサブディレクトリ、トレース・ファイル用のtraceサブディレクトリなどがあります。トレース・ファイルおよびアラート・ログの場所を特定する最も簡単な方法は、SQL問合せSELECT NAME, VALUE FROM V$DIAG_INFOを実行する方法です。

自動ストレージ管理(ASM)

Oracle Databaseファイル専用に構築された、ファイル・システムとボリューム・マネージャの両方の垂直統合。ASMによって、簡単に管理可能なディスク・グループに複数のストレージ・デバイスが統合され、サード・パーティの論理的なボリューム・マネージャを必要とせずにミラー化やストライプ化などのメリットを実現できます。

自動UNDO管理モード

UNDOデータが専用のUNDO表領域に格納されるデータベース・モード。ユーザーが実行する必要があるUNDO管理操作は、UNDO表領域の作成のみです。他のすべてのUNDO管理操作は自動的に実行されます。

補助チャネル

補助インスタンスに接続されているRMANチャネル。補助チャネルは、ALLOCATE CHANNELまたはCONFIGURE CHANNELコマンドのAUXILIARYキーワードで指定します。

補助データベース

(1)RMANのDUPLICATEコマンドを使用して、ターゲット・データベースのバックアップから作成されたデータベース。

(2)表領域のPoint-in-Timeリカバリ(TSPITR)の実行中に新しい場所にリストアされ、その後新しいインスタンス名で起動される一時データベース。TSPITR補助データベースは、リカバリ・セット補助セットで構成されます。

補助の宛先

トランスポータブル表領域の操作で、補助インスタンスのパラメータ・ファイル、データファイル(トランスポートする表領域のデータファイル以外)、制御ファイル、オンライン・ログなどの補助セット・ファイルを格納できるディスク上の場所。

補助インスタンス

補助データベース、あるいは表領域のPoint-in-Timeリカバリ(TSPITR)またはトランスポータブル表領域の操作で使用される一時インスタンスに関連付けられているOracleインスタンス。

補助セット

TSPITRにおいて、リカバリ・セットにはないファイルのセット。ただし、TSPITR操作を正しく実行するには、これらのファイルを補助データベースでリストアする必要があります。トランスポータブル表領域の操作では、データファイル以外に、表領域のトランスポートには必要ですが、それ自体はリカバリ・セットの一部ではないその他のファイルが補助セットに含まれます。

バックアップ

(1)データベース、表領域、表、データファイル、制御ファイル、アーカイブREDOログなどのデータのバックアップ・コピー。バックアップには、(データベース・ファイル・レベルでの)物理的なものと(データベース・オブジェクト・レベルでの)論理的なものがあります。物理バックアップは、RMANを使用して1つ以上のデータファイル、制御ファイルまたはアーカイブREDOファイルをバックアップすることによって作成することができます。論理バックアップは、データ・ポンプ・エクスポートを使用して作成することができます。

(2)RMANのコンテキストでは、BACKUPコマンドの出力。バックアップの出力形式は、バックアップ・セットプロキシ・コピーまたはイメージ・コピーのいずれかです。データベースによってアーカイブされたログは、バックアップではなくコピーとみなされます。

バックアップおよびリカバリ

メディア障害またはユーザー・エラーによるデータの消失からデータベースを保護するために必要な概念、手順および計画のセット。

バックアップベースの複製

ターゲット・データベースのバックアップをリストアおよびリカバリすることによって、複製データベースを作成することです。この方法は、アクティブなデータベースの複製の代替方法です。

バックアップ制御ファイル

制御ファイルのバックアップ。制御ファイルは、RMANのbackupコマンドまたはSQL文のALTER DATABASE BACKUP CONTROLFILE TO 'ファイル名'を使用してバックアップすることができます。

バックアップの暗号化

V$RMAN_ENCRYPTION_ALGORITHMSに表示されているアルゴリズムの1つを使用して行われるバックアップ・セットの暗号化。RMANは、バックアップ・セットに書き込まれるデータを透過的に暗号化し、これらのバックアップ・セットがRESTORE操作で必要になると復号化します。RMANには、透過モード、パスワード保護モードおよびデュアル・モードの3つの暗号化モードがあります。

バックアップ・モード

オンライン・バックアップを実行する前にALTER TABLESPACE ... BEGIN BACKUPまたはALTER DATABASE BEGIN BACKUPコマンドを発行すると開始されるデータベースのモード(ホット・バックアップ・モードとも呼ばれます)。ALTER TABLESPACE ... END BACKUPまたはALTER DATABASE END BACKUPコマンドを発行する場合は、表領域のバックアップ・モードを終了します。

オンラインの表領域のデータファイルのユーザー管理バックアップを実行する場合は、分裂ブロックが作成されないように、表領域をバックアップ・モードにする必要があります。バックアップ・モードでは、データベースへの更新によって通常より多くのREDOが作成されます。データベースでは、バッファ・キャッシュ内のブロックが使用済になるたびに、データに対する変更の記録に加えて、変更されたブロックのイメージをREDOログ・ファイルに書き込む必要があります。RMANでは、データベースをバックアップ・モードにする必要はありません

「破損ブロック」も参照してください。

バックアップの最適化

RMANで、すでにバックアップされているファイルのバックアップを自動的にスキップできるようにする構成。バックアップの最適化を有効または無効にするには、CONFIGUREコマンドを使用します。

バックアップ・ピース

RMANバックアップ・セットの格納に使用される物理ファイルの形式。各論理バックアップ・セットには、1つ以上の物理バックアップ・ピースが含まれています。

バックアップの保存方針

メディア・リカバリを実行するためにバックアップおよびアーカイブ・ログを保存しておく必要がある期間を決定するユーザー定義の方針。保存方針は、バックアップ冗長性またはリカバリ期間で定義できます。RMANは、現行の保存方針を満たすために必要なデータファイル・バックアップ、およびこれらのデータファイル・バックアップの完全なリカバリに必要なすべてのアーカイブREDOログを保持します。

バックアップ・セット

1つ以上のデータファイル、制御ファイル、サーバー・パラメータ・ファイルおよびアーカイブREDOログ・ファイルのバックアップ。各バックアップ・セットは、1つ以上のバイナリ・ファイルで構成されます。各バイナリ・ファイルは、バックアップ・ピースと呼ばれます。バックアップ・ピースは、RMANによってのみ作成またはリストアできる独自の形式で書き込まれます。

バックアップ・セットは、RMANのBACKUPコマンドで作成します。バックアップ・セットは、通常は1つのバックアップ・ピースのみで構成されます。RMANは、ユーザーがALLOCATE CHANNELまたはCONFIGURE CHANNELコマンドのMAXPIECESIZEオプションを使用してバックアップ・ピースのサイズを制限した場合にのみ、バックアップ・セットの内容を複数のバックアップ・ピースに分割します。

「未使用ブロックの圧縮」「多重化」「RMAN」も参照してください。

UNDOのバックアップの最適化

RMANバックアップのリカバリに不要なUNDOを除外することです(これには、すでにコミットされたトランザクションが記述され、含まれているため)。たとえば、ユーザーがUSERS表領域内のsalaries表を更新するとします。この変更はUSERS表領域に書き込まれ、データの変更前のイメージはUNDO表領域に書き込まれます。次回、RMANでUNDO表領域をバックアップする際に、給与の変更のUNDOは含まれない場合があります。UNDOのバックアップの最適化は、RMANに組み込まれた動作であり、無効にすることはできません。

バックアップ期間

バックアップ・アクティビティを完了する必要がある時間の長さ。

ベース・リカバリ・カタログ

リカバリ・カタログ・スキーマ全体。ベース・リカバリ・カタログは、リカバリ・カタログのサブセットである仮想プライベート・カタログと区別されます。

バイナリ圧縮

RMANで、バックアップ・セット内のデータに圧縮アルゴリズムを適用する方法。

ブロック・チェンジ・トラッキング

各データベース更新によって影響を受けたデータファイル・ブロックをOracle Databaseで追跡するためのデータベース・オプション。追跡情報は、ブロック・チェンジ・トラッキング・ファイルに格納されます。ブロック変更トラッキングを有効にすると、RMANでは変更トラッキング・ファイルから変更されたブロックの記録を使用して、データファイル全体を読み取るのではなく、変更されたブロックのみを読み取ることで、増分バックアップのパフォーマンスを向上させます。

ブロック・チェンジ・トラッキング・ファイル

RMANで、増分バックアップのパフォーマンスを向上させるために、変更されたブロックの記録に使用されるバイナリ・ファイル。このファイルの作成および名前の変更には、ALTER DATABASE文を使用します。

ブロック・メディア・リカバリ

Recovery ManagerのRECOVER ... BLOCKコマンドを使用して、データファイル内の指定したブロックをリカバリすることです。ブロック・メディア・リカバリでは、影響を受けたデータファイルはオンラインのままで、損傷または破損したブロックのみがリストアおよびリカバリされます。

ミラー化の解除

ディスク・ミラー化プロシージャの中断。ミラー・イメージは最新の状態ではなくなります。

CDB

最低1つのPDBを含むOracle Databaseインストール。CDBには1つのrootと1つのシードも含まれます。すべてのOracle Databaseは、CDBまたは非CDBのいずれかです。

CDBリストア・ポイント

SCNの別名またはマルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)の特定の時点。CDBリストア・ポイントは、CDB内のすべてのPDBからアクセス可能です。

チャネル

RMANのチャネルは、バックアップ・デバイスに対する1つの双方向ストリームを表します。チャネルは、DISKチャネル(ディスクI/Oの実行に使用される)またはSBTチャネル(サード・パーティのメディア管理ソフトウェアを介したI/Oの実行に使用される)のいずれかになります。割り当てられたチャネルごとに、新しいOracle Databaseセッションが開始されます。このセッションで、バックアップ、リストアおよびリカバリの操作が実行されます。

「ターゲット・データベース」も参照してください。

チャネルのパラレル化

RMANの操作に対して複数のチャネルを割り当てることです。

チェックポイント

データベースのREDOスレッドにSCNを定義するデータ構造。チェックポイントは、制御ファイルおよび各データファイル・ヘッダーに記録され、リカバリに不可欠な要素です。

チェックサム

データまたはREDOブロックに格納されているすべてのバイトから、データベースによって計算される数値。DB_BLOCK_CHECKSUM初期化パラメータが有効になっている場合は、データベースによって、すべてのデータファイルまたはオンラインREDOログ・ブロックのチェックサムが計算され、ディスクへの書込み時にブロック・ヘッダーに格納されます。データベースでは、このチェックサムの値を使用して一貫性がチェックされます。

循環再利用レコード

RMANでバックアップおよびリカバリの操作に使用される情報が含まれている制御ファイルのレコード。これらのレコードは、論理的に円形に配置されています。使用可能なレコード・スロットが一杯の場合、制御ファイルを拡大して新規レコード用の領域を確保するか、あるいは最も古いレコードを上書きします。CONTROL_FILE_RECORD_KEEP_TIME初期化パラメータで、レコードを上書きするまでの最短保管日数を制御します。CONTROL_FILE_RECORD_KEEP_TIMEのデフォルト値は7日間です。

「非循環再利用レコード」も参照してください。

クローズ状態のバックアップ

データベースがクローズされている場合に行われる1つ以上のデータベース・ファイルのバックアップ。通常、クローズ状態のバックアップはデータベース全体のバックアップです。データベースを一貫性のある状態でクローズした場合は、バックアップ内のすべてのファイルの一貫性が保たれます。そうしなかった場合は、バックアップの一貫性が保たれません。

「一貫性のある状態での停止」「一貫性バックアップ」も参照してください。

コールド・バックアップ

「クローズ状態のバックアップ」を参照してください。

コマンド・ファイル

RMANのコンテキストでは、RMANの一連のコマンドが含まれているクライアント側のテキスト・ファイル。コマンド・ファイルは、@コマンドまたは@@コマンドを使用してRMAN内から実行するか、@パラメータまたはCMDFILEパラメータを使用してオペレーティング・システム・プロンプトから実行できます。

共通ユーザー

マルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)で、rootおよびすべての既存と将来のすべてのPDBにおいて同じIDを持つデータベース・ユーザー。

完全リカバリ

バックアップのリストア後に生成されたすべてのREDOに適用される1つ以上のデータファイルのリカバリ。通常、完全メディア・リカバリは、1つ以上のデータファイルまたは制御ファイルがメディア障害によって破損した場合に実行されます。損傷されたファイルは、バックアップのリストア以降に生成されたすべてのREDOを使用して、完全にリカバリされます。

「不完全リカバリ」も参照してください。

一貫性バックアップ

メディア・リカバリを実行せずにRESETLOGSオプションを指定してオープンできるデータベース全体のバックアップ。一貫性を保つためにこのバックアップにREDOを適用する必要はありません。ただし、一貫性バックアップを作成した時点以降に生成されたREDOを適用しないかぎり、一貫性バックアップを作成した時点以降のすべてのトランザクションが失われます。

一貫性バックアップは、データベースの一貫性のある状態での停止を実行した後でのみ作成できます。データベースは、バックアップが完了するまで再オープンしないようにする必要があります。

「ファジー・ファイル」「非一貫性バックアップ」も参照してください。

一貫性のある状態での停止

文のIMMEDIATETRASACTIONALまたはNORMALのオプションを使用して、データベースを停止することです。正しく停止されたデータベースにリカバリは不要です。このデータベースはすでに一貫性のある状態になっているためです。

制御ファイルの自動バックアップ

現在の制御ファイルおよびサーバー・パラメータ・ファイルの自動バックアップ。バックアップ後、およびデータベースがARCHIVELOGモードである場合は構造変更後に、RMANによって作成されます。

制御ファイルの自動バックアップにはデフォルトのファイル名があります。この名前によって、RMANは、制御ファイルおよびリカバリ・カタログが消失した場合でも、制御ファイルをリストアできます。 デフォルトのファイル名は変更できます。

変換スクリプト

CONVERT DATABASEコマンドで生成されるスクリプトであり、宛先ホスト上でデータファイル形式を変換するために使用できます。

コピー

Oracleファイル(Oracleのデータファイル、制御ファイルおよびアーカイブREDOログ)のビットごとのイメージをディスクにバックアップすることです。コピーには、次の2つの方法があります。

  • オペレーティング・システムのユーティリティ(UNIXのcpddなど)を使用する方法。

  • RMANのBACKUP AS COPYコマンドを使用する方法。

「バックアップ」も参照してください。

破損ブロック

認識されているOracle形式ではないか、または内容に内部的な一貫性がないOracleブロック。通常、破損は、ハードウェアの障害またはオペレーティング・システムの問題によって発生します。Oracleでは、破損ブロックは、論理的な破損(Oracle内部エラー)またはメディア破損(不正なブロック形式)のいずれかに識別されます。

メディア破損ブロックは、ブロック・メディア・リカバリを使用して修復するか、または破損ブロックが別のオブジェクトで再利用されるようにそのブロックが含まれているデータベース・オブジェクトを削除することによって修復できます。メディア破損の原因がハードウェア故障の場合、前述のどちらの解決策も、そのハードウェアの故障を直さなければ効果がありません。

クラッシュ・リカバリ

シングル・インスタンス・データベースがクラッシュした後か、またはOracle Real Applications Clusters構成のすべてのインスタンスがクラッシュした後のいずれかで、オンラインREDOレコードがデータベースに自動的に適用されることです。クラッシュ・リカバリでは、オンライン・ログのREDOのみが必要となり、アーカイブREDOログは必要ありません。

「リカバリする」も参照してください。

クロス・プラットフォーム・バックアップ

ソース・データベースで作成され、ソース・プラットフォームとは異なるプラットフォームで実行されている宛先データベースにリストアできるバックアップ。クロス・プラットフォーム・バックアップは、プラットフォーム間でデータをトランスポートするために使用されます。

クロス・プラットフォーム操作は、ソース・データベースまたは宛先データベースのいずれでも実行できます。ただし、宛先データベースは通常、非本番データベースのため、それらの操作の多くは宛先データベースで実行されます。

クロスチェック

ディスクまたはメディア管理カタログのファイルが、RMANリポジトリのデータに対応しているどうかを確認するチェック。テープにはメディア管理ソフトウェアによって期限切れまたは使用不可のマークが付けられることがあり、ファイルはディスクから削除されたり破損することがあるため、RMANリポジトリにはバックアップに関する古い情報が含まれる場合があります。クロスチェックを行うには、CROSSCHECKコマンドを実行します。

「検証」も参照してください。

累積増分バックアップ

レベル0の最新のバックアップ以降に変更されたすべてのブロックをバックアップする増分バックアップ。累積増分バックアップを使用してリカバリするときは、最新の累積増分バックアップを1つのみ適用する必要があります。

「差分増分バックアップ」「増分バックアップ」も参照してください。

現行のインカネーション

データベースでREDOが現在生成されているインカネーション

現行のオンラインREDOログ

現時点において、LGWRバックグラウンド・プロセスでREDOレコードが記録されているオンラインREDOログ・ファイル。

「REDOログ」「REDOログ・グループ」も参照してください。

データ整合性チェック

状態モニターに登録される診断プロシージャであるチェッカの起動。

データ修復

メディア・リカバリまたはOracleフラッシュバック技術を使用して、消失または破損したデータをリカバリすることです。

データ・リカバリ・アドバイザ

永続的なデータ障害を自動的に診断し、ユーザーに修復オプションを提示し、ユーザーの要求に応じて修復を実行するOracle Databaseツール。

データベース領域

Oracleによって管理されるデータファイル、制御ファイルおよびオンラインREDOログ・ファイル用の場所。データベース領域は、DB_CREATE_FILE_DEST初期化パラメータで指定されます。

データベース・チェックポイント

SCNが最も低いスレッド・チェックポイント。データベース・チェックポイントSCNより前のSCNを持つすべての有効なREDOスレッドにおけるすべての変更が、ディスクに書き込まれていることが保証されます。

「チェックポイント」「データファイル・チェックポイント」も参照してください。

データベース識別子

「DBID」を参照してください。

データベースのPoint-in-Timeリカバリ(DBPITR)

指定した過去の目標時点、SCNまたはログ順序番号までデータベース全体をリカバリすることです。

「不完全リカバリ」「表領域のPoint-in-Timeリカバリ(TSPITR)」も参照してください。

データベースの登録

「登録」を参照してください。

データファイル・チェックポイント

特定のデータファイル用のデータベースのREDOスレッドにSCNを定義するデータ構造。すべてのデータファイルにチェックポイントSCNがあります。このSCNは、V$DATAFILE.CHECKPOINT_CHANGE#で参照できます。このSCNより小さいSCNを持つすべての変更がそのデータファイル内に存在することが保証されます。

データファイル・メディア・リカバリ

リストアされたデータファイルをより現在に近い時点までロールフォワードするために、リストアされたデータファイルにREDOレコードを適用することです。ブロック・メディア・リカバリを実行している場合を除いて、リカバリ中はデータファイルをオフラインにする必要があります。

DBID

データベースを区別するために内部で一意に生成される番号。Oracleでは、データベースの作成時にこの番号が自動的に作成されます。

宛先データベース

ソース・データベースのデータがトランスポートされるデータベース。

宛先ホスト

複製データベースが存在するコンピュータ。

宛先プラットフォーム

プラットフォーム間でデータをトランスポートするときに、宛先データベースが実行されているプラットフォーム。

差分増分バックアップ

レベル1またはレベル0の最新のバックアップ以降に変更されたすべてのブロックをバックアップするタイプの増分バックアップ。たとえば、レベル1の差分バックアップでは、RMANは、レベル1またはレベル0の増分バックアップの最新のバックアップを判断し、そのバックアップ後に変更されたすべてのブロックをバックアップします。差分バックアップは、増分バックアップのデフォルト・タイプです。差分増分バックアップを使用してリカバリする場合、RMANは、リストアされたデータファイル・バックアップ以降のすべてのレベル1の差分増分バックアップを適用する必要があります。

「累積増分バックアップ」「増分バックアップ」も参照してください。

直系祖先パス

OPEN RESETLOGS操作が複数回行われた場合の、現行のデータベース・インカネーションの親インカネーションおよび現行のインカネーションのそれぞれの祖先インカネーションを含むインカネーション・パス。

障害時リカバリ

データベースのインストールに関連するすべてのデータの消失に対する計画。たとえば、データ・センターのサーバーが火事によって破壊されたため、Oracle Databaseを新しいサーバーに再インストールして、消失したデータベースをバックアップからリカバリする必要がある場合などです。

ディスク・コントローラ

1つ以上のディスク・ドライブを制御するハードウェア・コンポーネント。

ディスク・グループ

自動ストレージ管理(ASM)によってユニットとして管理されるディスクのコレクション。ディスク・グループの構成要素には、ディスク、ファイルおよび割当て単位が含まれています。

ディスク割当て制限

ユーザーが指定する高速リカバリ領域のサイズの制限。ディスク割当て制限に達すると、Oracleによって不要なファイルが自動的に削除されます。

多重バックアップ・セット

RMANでは、多重バックアップ・セットとは、RMANによって生成される、バックアップ・セットの同一コピーのことです。元のバックアップ・セット内の各バックアップ・ピースがコピーされ、それぞれのコピーに一意のコピー番号(0tcm8u2s_1_10tcm8u2s_1_2など)が付けられます。

複製データベース

RMANのDUPLICATEコマンドを使用して、ターゲット・データベースのバックアップから作成されるデータベース。

「補助データベース」も参照してください。

期限切れのバックアップ

RMANリポジトリ内のステータスが(バックアップが検出されなかったことを意味します)EXPIREDであるバックアップ。CROSSCHECKコマンドの実行時に、バックアップおよびコピーが存在していないか、またはバックアップおよびコピーにアクセスできない場合、RMANはそれらのファイルを期限切れとマークします。

エクスポート

データ・ポンプ・エクスポートを使用して、論理データ(つまり、物理ファイルではないデータ)をデータベースからバイナリ・ファイルに抽出することです。その後、データ・ポンプ・インポートを使用してデータをデータベースにインポートできます。

「論理バックアップ」も参照してください。

エクスポート・ダンプ・ファイル

データ・ポンプ・エクスポート・ユーティリティによって作成されるファイル。ダンプ・ファイル・セットは、表データ、データベース・オブジェクトのメタデータ、制御情報が含まれている1つ以上のディスク・ファイルで構成されます。各ファイルは、独自のバイナリ形式で書き込まれます。

障害

データ・リカバリ・アドバイザでは、障害とは、データベースによって診断された永続的なデータの破損のことです。障害は、エラー・メッセージやアラートなどの目に見える症状として示される場合がありますが、診断された問題を表すため、症状とは異なります。障害は、データベース外にある診断データ用のリポジトリに記録されます。

障害ごとに、その障害を明確に説明する問題陳述文がデータ・リカバリ・アドバイザによって生成されます。障害の例として、アクセスできないデータファイルや破損したUNDOセグメントなどがあります。データ・リカバリ・アドバイザによって、すべての障害が1つの修復オプションまたは修復オプションのセットにマップされます。

障害優先順位

データ・リカバリ・アドバイザによって診断される障害の優先順位。クローズされていないすべての障害のステータスは、CRITICALHIGHまたはLOWのいずれかになります。障害のHIGHおよびLOWのステータスは、CHANGEコマンドを使用して手動で変更できます。

障害ステータス

データ・リカバリ・アドバイザによって診断される障害のステータス。すべての障害のステータスは、OPENまたはCLOSEDのいずれかになります。

高速リカバリ領域

制御ファイルのコピー、オンラインREDOログのコピー、アーカイブREDOログ・ファイル、フラッシュバック・ログ、RMANバックアップなどのリカバリ関連ファイルの格納のために使用可能なオプションのディスクの場所。高速リカバリ領域内のファイルは、Oracle DatabaseおよびRMANによって自動的に管理されます。高速リカバリ領域の最大サイズは、ディスク割当て制限で指定できます。以前はフラッシュ・リカバリ領域と呼ばれていました。

ファイル・セクション

データファイル内の連続するブロックの範囲。マルチセクション・バックアップは、各セクションを個別のバックアップ・ピースにコピーすることによって、大規模なファイルをパラレルで処理します。

フラッシュバック・データ・アーカイブ

表内のすべてのレコードに対するトランザクション関連の変更を、それらのレコードの存続期間中保存する履歴リポジトリ。フラッシュバック・データ・アーカイブでは、いくつかの論理フラッシュバック機能を使用して、非常に古い履歴データに透過的にアクセスできます。

フラッシュバック・データベース・ウィンドウ

FLASHBACK DATABASEコマンドをサポートするための十分なフラッシュバック・ログ・データが現在存在するSCNの範囲。フラッシュバック・データベース・ウィンドウは、使用可能なフラッシュバック・ログの最も古いSCNより前に延長することはできません。

フラッシュバック・ログ

フラッシュバック・データベース操作の実行に使用する、Oracleで生成されるログ。データベースでは、高速リカバリ領域へのフラッシュバック・ログの書込みのみを実行できます。フラッシュバック・ログは、順次書き込まれ、アーカイブは行われません。また、ディスクへのバックアップはできません。

フラッシュバック保存目標

データベースのフラッシュバックで戻ることができる最も古い過去の時点を示す、ユーザーが指定する時刻またはSCN。

外部のアーカイブREDOログ

LogMinerセッションのロジカル・スタンバイ・データベースで受信されるアーカイブREDOログ。通常のアーカイブ・ログとは異なり、外部のアーカイブ・ログは異なるDBIDを持ちます。このため、ロジカル・スタンバイ・データベース上ではバックアップまたはリストアできません。

外部データファイル

ターゲット・データベースには属していないが、表領域のトランスポート操作時にターゲット・データベースに組み込まれるデータファイル。

外部データファイル・コピー

クロス・プラットフォーム・バックアップ宛先データベースにリストアされたときに作成されたデータファイル。一貫性がないため、宛先データベースに直接組み込むことはできません。

外部表領域

ソース・データベース内の表領域で構成される外部データファイルのセット。これらの外部データファイルは、ターゲット・データベースに属しませんが、ソース・データベースからターゲット・データベースにトランスポートされます。

分裂ブロック

任意のSCNでヘッダーとフッターが一貫性していないブロック。ユーザー管理バックアップでは、DBWRがファイルを更新するときに、オペレーティング・システム・ユーティリティを使用してデータファイルをバックアップできます。オペレーティング・システム・ユーティリティは、更新途中の状態のブロックを読み取ることができるため、バックアップ・メディアにコピーされるブロックの前半は更新されていても、後半には古いデータが含まれていることがあります。この場合、ブロックは分裂しています。

RMANを使用しないバックアップの場合は、ALTER TABLESPACE ... BEGIN BACKUPまたはALTER DATABASE BEGIN BACKUPコマンドが、分裂ブロック問題の解決策となります。表領域がバックアップ・モードのときにデータ・ブロックを変更した場合は、ブロック・イメージ全体のコピーをログに記録してから変更が行われます。このため、メディア・リカバリによって、このブロックが分裂していることが検出された場合でも、データベースはブロックを再構築できます。

全体バックアップ

増分ではないRMANのバックアップ。全体とは、バックアップされるデータベースの量を表すのではなく、バックアップが増分ではないことを表します。したがって、1つのデータファイルの全体バックアップを作成できます。

完全再同期化

RMANの処理の1つ。データベースの制御ファイル内にある変更されたメタデータを使用して、リカバリ・カタログを更新します。RMANコマンドのRESYNC CATALOGを発行すると、完全なカタログ再同期化を開始できます。(RMANでは必要に応じて再同期化が自動的に行われるため、RESYNC CATALOGを使用する必要はほとんどありません。)

ファジー・ファイル

データファイル・ヘッダーのチェックポイントSCN以上のSCNを持つブロックが1つ以上含まれているデータファイル。データベース・ライターでは、ファイル・ブロックが書込まれるたびにファイル・ヘッダーのSCNが更新されないため、ファジー・ファイルは使用できません。たとえば、バックアップ・モードのデータファイルがOracleによって更新されると、このような状況が発生します。リストアされたファジー・ファイルには、常にメディア・リカバリを実行する必要があります。

保証付きリストア・ポイント

Oracle Flashback Databaseの操作を行うためにフラッシュバック・ログがデータベースで保持されていることが保証されたリストア・ポイント通常のリストア・ポイントとは異なり、保証付きリストア・ポイントは制御ファイルからエージ・アウトされないため、明示的に削除する必要があります。保証付きリストア・ポイントでは高速リカバリ領域内の領域が使用されますが、この領域は定義する必要があります。

ホット・バックアップ

「オンライン・バックアップ」を参照してください。

ホット・バックアップ・モード

「バックアップ・モード」を参照してください。

イメージ・コピー

単一のデータファイル、アーカイブREDOログ・ファイルまたは制御ファイルのビット単位のコピーで、次のようなものを指します。

  • そのまま使用して、リカバリを実行できるもの(未使用ブロックの圧縮を使用する、RMAN固有の形式のバックアップ・セットとは異なります)。

  • RMANのBACKUP AS COPYコマンド、UNIXのcpなどのオペレーティング・システムのコマンド、またはOracleアーカイバ・プロセスによって生成されます。

インカネーション

データベースの個別のバージョン。データベースのインカネーションは、RESETLOGSオプションでデータベースをオープンすると変更されますが、必要なREDOを使用できるかぎり、以前のインカネーションからバックアップをリカバリできます。

非一貫性バックアップ

バックアップ内のファイルの一部に、ファイルのチェックポイント後に行われた変更が含まれているバックアップ。このタイプのバックアップは、一貫性を持たせるためにリカバリが必要です。通常、非一貫性バックアップは、オンライン・データベース・バックアップによって作成されます。次のいずれかの理由でデータベースがクローズされている際にデータファイルをバックアップした場合も、非一貫性バックアップが作成されることがあります。

  • Oracleインスタンスの1つ(Oracle RAC構成ではすべてのインスタンス)がクラッシュした直後

  • SHUTDOWN ABORTを使用してデータベースを停止した後

非一貫性バックアップは、データベースがARCHIVELOGモードで、バックアップ以降に作成されたすべてのアーカイブREDOログを使用できる場合にのみ有効です。

「一貫性バックアップ」「オンライン・バックアップ」「システム変更番号(SCN)」「データベース全体のバックアップ」も参照してください。

増分バックアップ

修正されたブロックのみがバックアップされるRMANのバックアップ。増分バックアップはレベルによって分類されます。レベル0の増分バックアップは、使用されたすべてのブロックをバックアップするという点では全体バックアップと同じです。全体バックアップでは後続の増分バックアップでバックアップされたブロックに影響がないのに対し、増分バックアップでは影響がある点で異なります。

レベル1の増分バックアップでは、前回の増分バックアップ以降に変更されたブロックのみがバックアップされます。変更されなかったブロックはバックアップされません。増分バックアップは、差分増分バックアップまたは累積増分バックアップのいずれかです。

永久増分

完全バックアップ後、増分バックアップのみが格納されます。データベースの現行のイメージ・コピーをすぐに使用できるため、これによってリカバリが高速化されます。

増分更新バックアップ

増分バックアップによって更新される、RMANのデータファイルのコピー。データファイルをコピーして増分バックアップを作成した後、その増分バックアップをイメージ・コピーにマージするバックアップ計画が効率的です。この計画では、データ・ブロックの最新の変更を使用してイメージ・コピーが更新されるため、メディア・リカバリに必要な時間が削減されます。

インスタンス障害

ハードウェアの障害、Oracle内部エラーまたはSHUTDOWN ABORT文が原因でOracleインスタンスが終了することです。インスタンス障害が発生した場合は、常にクラッシュ・リカバリまたはインスタンス・リカバリを実行する必要があります。

インスタンス・リカバリ

Oracle RAC構成で、別のインスタンスがクラッシュしたことを検出したインスタンスによって、オープン状態のデータベースにREDOデータが適用されることです。

「リカバリする」も参照してください。

ブロック間の破損

ブロックの破損の一種。破損がブロック自体内ではなく、ブロック間で発生します。このタイプの破損は、論理的な破損のみです。

ブロック内の破損

ブロックの破損の一種。破損がブロック自体内で発生します。このタイプの破損には、物理的な破損または論理的な破損があります。

レベル0の増分バックアップ

バックアップ対象のデータファイル内のすべてのデータ・ブロックをバックアップする、RMANの増分バックアップ。 レベル0の増分バックアップの内容は全体バックアップと同じです。ただし、レベル0のバックアップは、全体バックアップと異なり、増分バックアップ計画の一部とみなされます。

多重化レベル

同時に読み取られ、RMANの同じバックアップ・ピースに書き込まれる入力ファイルの数。

ローカル・ユーザー

マルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)で、共通ユーザーでないすべてのユーザー。ローカル・ユーザーは、1つのPDBのみに存在します。

LogMiner

SQL文を使用してログ・ファイルの読取り、分析および解析ができるようにするためのユーティリティ。

「アーカイブREDOログ」も参照してください。

ログ順序番号

REDOログ・ファイル内の一連のREDOレコードを一意に識別する番号。Oracleでは、1つのオンラインREDOログ・ファイルが一杯になり、別のオンラインREDOログ・ファイルに切り替わると、その新しいファイルにログ順序番号が自動的に割り当てられます。

「ログ・スイッチ」「REDOログ」も参照してください。

ログ・スイッチ

LGWRによって、アクティブなREDOログ・ファイルへの書込みが停止され、使用可能な次のREDOログ・ファイルに切り替えられる時点。LGWRでの切替えは、アクティブなログ・ファイルがREDOレコードで一杯になるか、ユーザーが手動で強制的に切り替えた場合に行われます。

「REDOログ」も参照してください。

論理バックアップ

表などのデータベース・スキーマ・オブジェクトのバックアップ。論理バックアップは、Oracle Data Pump Exportユーティリティによって作成およびリストアされます。オブジェクトを論理バックアップからリストアするには、データ・ポンプ・インポート・ユーティリティを使用します。

論理的破損

ブロックのチェックサムが有効で、ヘッダーとフッターは一致しているなどの点は正常ですが、内容に論理的な一貫性がない破損。

論理フラッシュバック機能

Oracle Flashback Database以外のOracleフラッシュバック技術機能のセット。この論理機能を使用すると、過去の時点の個々のデータベース・オブジェクトまたはトランザクションを表示したり、個々のデータベース・オブジェクトまたはトランザクションを過去の時点まで巻き戻すことができます。

長期バックアップ

バックアップ保存方針からは除外しますが、リカバリ・カタログには記録する必要があるバックアップ。通常、長期バックアップとは、将来、レポートの生成に使用する可能性があるデータベースのスナップショットのことです。

書込み欠落

実際には書込みが発生していないにもかかわらず、I/Oサブシステムからの情報に基づいて発生がデータベースで認識された、永続ストレージへの書込み。

平均リカバリ時間(MTTR)

リカバリを実行するために必要な時間。

メディア障害

Oracleで使用されるファイル(データファイル、アーカイブREDOログ・ファイルまたは制御ファイルなど)のいずれかが含まれているディスクの損傷。Oracleでは、メディア障害が検出されると、影響を受けているファイルがオフラインになります。

「メディア・リカバリ」も参照してください。

メディア管理カタログ

メディア管理ソフトウェアによって管理されるレコードのカタログ。このカタログは、RMANのリカバリ・カタログは完全に無関係です。メディア管理カタログの例としては、Oracle Secure Backupカタログがあります。

メディア管理ライブラリ

RMANで3次ストレージへのバックアップに使用できるソフトウェア・ライブラリ。SBTインタフェースは、公開されているAPIに準拠しており、メディア管理ベンダーによって提供されます。Oracle Secure Backupには、RMANで使用するためのSBTインタフェースが含まれています。

メディア管理ソフトウェア

データベース・バックアップが直接SBTデバイスに書き込まれるようにRecovery Managerと統合される、Oracleまたはサード・パーティのソフトウェア・ライブラリ。

メディア・マネージャによる多重化

RMANによるバックアップ中に、RMANではなくメディア管理ソフトウェアによってブロックの組合せが管理される多重化。メディア・マネージャによる多重化のタイプの1つとして、メディア・マネージャが、複数のRMANチャネルからの同時出力を単一のシーケンシャル・デバイスに書き込んだ場合に発生するものがあります。また、別のタイプとして、バックアップによって同じテープ上にデータベース・ファイルとデータベース以外のファイルが混在した場合に発生するものもあります。

メディア・リカバリ

リストアされたバックアップ・データファイルまたは個々のデータ・ブロックにREDOまたは増分バックアップを適用することです。

メディア・リカバリを実行すると、データベース、表領域、データファイル、またはデータファイル内の一連のブロックをリカバリできます。メディア・リカバリは、完全リカバリ(REDOログ内のすべての変更が適用されます)または不完全リカバリ(指定した時点までの変更のみが適用されます)のいずれかで実行できます。メディア・リカバリは、データベースがARCHIVELOGモードの場合にのみ実行できます。

「ブロック・メディア・リカバリ」「リカバリする」も参照してください。

ミラー化

1つ以上のディスクにデータの同一のコピーを保持することです。通常、ミラー化は複製ハード・ディスク上でオペレーティング・システム・レベルで実行されるため、一方のディスクが使用できない場合でも、もう一方のディスクで要求の処理を中断せずに続行できます。ファイルのミラー化では、Oracle Databaseによって1回の書込みが行われますが、オペレーティング・システムによって複数のディスクへの書込みが行われます。ファイルの多重化では、Oracle Databaseによって同じデータが複数のファイルに書き込まれます。

MTTR

「平均リカバリ時間(MTTR)」を参照してください。

多重バックアップ・セット

複数の入力ファイルのブロックが含まれているバックアップ・セット。たとえば、10個のデータファイルを1つのバックアップ・セットに多重化することができます。バックアップ・セットには、ファイルの一部ではなくファイル全体が含まれています。

多重化

この用語の意味は、多重化されるファイルによって次のように異なります。

  • オンラインREDOログ: オンラインREDOログの複数の同一コピーを自動的にメンテナンスすることです。
  • 制御ファイル: データベース制御ファイルの複数の同一コピーを自動的にメンテナンスすることです。
  • バックアップ・セット: データベース・ファイルをディスクから同時に読み取り、そのブロックを同一のバックアップ・ピースに書き込むRMANの機能。
  • アーカイブREDOログ: Oracleアーカイバ・プロセスによってREDOログの複数のコピーがアーカイブされることです。

「ミラー化」も参照してください。

マルチセクション・バックアップ

バックアップ・ピースごとに1つのファイル・セクション(データファイル内の連続するブロックの範囲)が含まれているRMANのバックアップ・セット。マルチセクション・バックアップ・セットには複数のバックアップ・ピースが含まれていますが、バックアップ・セットにはデータファイルの一部のみが含まれるのではありません。

マルチセクション・バックアップは、BACKUPコマンドでSECTION SIZEパラメータを指定して作成します。RMANのチャネルは、各ファイル・セクションをシリアルまたはパラレルのいずれかで個別に処理できます。このため、マルチセクション・バックアップでは、複数のチャネルで単一のファイルをバックアップできます。

マルチテナント・アーキテクチャ

Oracle Databaseがマルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)として機能できるようにするアーキテクチャ。

マルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)

「CDB」を参照してください。

固有の転送レート

テープ・ドライブで、圧縮なしでテープに書き込む場合の速度。この速度は、バックアップ・レートの上限を表します。

NOARCHIVELOGモード

一杯になったオンラインREDOログを上書きする前に、OracleによってそれらのオンラインREDOログのアーカイブを要求されないデータベースのモード。このモードは、データベースの作成時に指定するか、ALTER DATABASE NOARCHIVELOGコマンドを使用して指定します。

NOARCHIVELOGモードで実行すると、消失または破損したデータのリカバリの可能性が著しく制限されます。

「アーカイブREDOログ」「ARCHIVELOGモード」も参照してください。

非CDB

マルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)ではないOracle Database。Oracle Database 11gリリース2 (11.2)以前のバージョンを使用して作成されたすべてのOracle Databaseは非CDBです。

非循環再利用レコード

Oracle Databaseで必要とされる重要な情報が含まれている制御ファイルのレコード。これらのレコードが自動的に上書きされることはありません。非循環再利用レコードに含まれている情報の例としては、データファイルの場所およびオンラインREDOログがあります。

「循環再利用レコード」も参照してください。

通常のリストア・ポイント

SCNまたは時刻のラベル。SCNまたは時刻がサポートされているコマンドには、多くの場合、リストア・ポイントを指定できます。通常のリストア・ポイントは循環リストに含まれており、制御ファイル内で上書きできます。ただし、リストア・ポイントがアーカイブ・バックアップに関連する場合は、リカバリ・カタログに保存されます。

不要なバックアップ

現行のバックアップ保存方針を満たす必要がないバックアップ。たとえば、データファイルごとに1つのバックアップを保持する必要があると保存方針で定められている場合に、データファイル1のバックアップが2つ存在すると、データファイル1の2つ目のバックアップは不要であるとみなされます。

NORMALモードでのオフライン

表領域は、ALTER TABLESPACE ... OFFLINE NORMAL文でオフラインにされた場合、NORMALモードでオフラインにされます。この表領域内のデータファイルにはチェックポイントが設定されるため、オンラインに戻されるまでリカバリは不要となります。表領域がNORMALモードでオフラインされていない場合、その表領域内のデータファイルは、オンラインに戻す前にリカバリする必要があります。

オフサイトのバックアップ

RMANによってリストアされる前にメディア管理ソフトウェアで取得する必要があるSBTバックアップ。RESTORE ... PREVIEWを使用すると、オフサイトのバックアップを表示できます。

オンライン・バックアップ

データベースがオープンされ、データファイルがオンラインである場合に行われる1つ以上のデータファイルのバックアップ。

オンラインREDOログ

オンラインREDOログは、データベースに行われたすべての変更が記録される2つ以上のファイルのセットです。データベースに変更が行われるたびに、OracleによってREDOバッファにREDOレコードが生成されます。LGWRプロセスによって、REDOバッファの内容がオンラインREDOログに書き込まれます。

現行のオンラインREDOログとは、LGWRによって現在書込みが行われているオンラインREDOログを指します。LGWRはファイルの最後に到達すると、ログ・スイッチを実行し、新しいログ・ファイルへの書込みを開始します。データベースをARCHIVELOGモードで実行している場合は、一杯になった各オンラインREDOログ・ファイルをLGWRで上書きする前に、1つ以上のアーカイブ場所にコピーする必要があります。

「アーカイブREDOログ」も参照してください。

オンラインREDOログ・グループ

OracleのオンラインREDOログは、2つ以上のオンラインREDOログ・グループで構成されています。各グループには、1つ以上の同一のオンラインREDOログ・メンバーが含まれています。オンラインREDOログ・メンバーは、REDOレコードを含む物理ファイルです。

オンラインREDOログ・メンバー

オンラインREDOログ・グループ内の物理的なオンラインREDOログ・ファイル。各ログ・グループには、1つ以上のメンバーが必要です。グループの各メンバーの内容は同じです。

オペレーティング・システムのバックアップ

「ユーザー管理バックアップ」を参照してください。

オペレーティング・システムのバックアップおよびリカバリ

「ユーザー管理のバックアップとリカバリ」を参照してください。

Oracle Enterprise Manager Cloud Control

Oracle Enterprise Manager Cloud Control (Cloud Control)は、データベース管理の主要製品であり、Webベースのインタフェースです。Oracle Databaseソフトウェアをインストールし、データベースを作成またはアップグレードしてネットワークを構成すると、データベースの管理にCloud Controlを使用できます。また、Cloud Controlは、パフォーマンス・アドバイザ用のインタフェース、およびSQL*Loader、Recovery Manager (RMAN)などのOracleユーティリティ用のインタフェースも提供します。

Oracle Flashback Database

RMANまたはSQLのFLASHBACK DATABASEコマンドによって、データベース全体を以前の一貫性のあるSCNまで戻すことです。データベース・フラッシュバックは、従来のメディア・リカバリとは異なります。これは、物理ファイルのリストアを必要とせず、かわりに変更されたデータ・ブロックの保存イメージを使用して現在のデータファイルを過去の状態にリストアするためです。この機能では、フラッシュバック・ログおよびアーカイブREDOログが使用されます。

Oracleフラッシュバック技術

データ保護の層を追加するためのOracle Database機能のセット。これらの機能には、Oracle Flashback Query、Oracle Flashback Version Query、Oracle Flashback Transaction Query、Oracle Flashback Transaction、Oracle Flashback Table、Oracle Flashback Drop、Oracle Flashback Databaseなどがあります。

フラッシュバック機能を使用して、データの過去の状態を表示したり、データベースの一部またはすべてを巻き戻すことができます。通常、フラッシュバック機能が適用されるほとんどの場合は、フラッシュバック機能の方がメディア・リカバリより効率的で簡単です。

Oracle Managed Files

Oracle Managed Files機能によって管理されるデータベース・ファイル。

Oracle Managed Files(OMF)

いくつかの初期化パラメータに基づいて、制御ファイル、REDOログ・ファイル、データファイルなどのデータベース・ファイルの名前の指定、場所の設定、作成、削除を自動化するサービス。Oracle Managed Filesは、VxFSやODMなどのホスト・オペレーティング・システムでサポートされている従来のファイル・システムに加えて使用できます。データベース管理の多くの側面について独自の方針を作成する必要をなくすことによって、それらの詳細を簡略化できます。

Oracle Secure Backup

ファイル・システムをテープにバックアップすることによって、信頼性の高いデータ保護を提供するOracleメディア・マネージャ。Oracle Secure BackupのSBTインタフェースを使用すると、RMANを使用してOracle Databaseをバックアップすることもできます。SAN、ギガビット・イーサネットおよびSCSI環境のすべての主要なテープ・ドライブおよびライブラリがサポートされています。

Oracle推奨バックアップ計画

Oracle Enterprise Managerでウィザードを使用して実行できるバックアップ計画。この計画では、定期的にレベル1増分バックアップをレベル0バックアップに適用して、永久増分を作成します。この計画を毎日実行することによって、ディスクからのPoint-in-Timeリカバリが24時間実行できるようになります。

Oracle VSSライター

Oracle Databaseインスタンスとその他のVolume Shadow Copy Service (VSS)のコンポーネントの間のコーディネータとして機能するWindowsシステム上のサービスで、これにより、データ・プロバイダは、Oracleインスタンスで管理されるファイルのシャドウ・コピーを作成できます。たとえば、Oracle VSSライターでは、データファイルをホット・バックアップ・モードにして、それらのデータファイルのリカバリ可能なコピーをシャドウ・コピー・セットに作成できます。

孤立したバックアップ

データベースの現行のインカネーション直系祖先パス内で作成されなかったバックアップ。孤立したバックアップは、現行のインカネーションでは使用できません。

パラレル・リカバリ

複数のプロセスによって、REDOログ・ファイルからの変更が同時に適用されるリカバリの形式。RECOVERY_PARALLELISM初期化パラメータによって、インスタンスおよびクラッシュ・リカバリのパラレル化のレベルを決定します。RECOVERコマンドのPARALLELおよびNOPARALLELオプションを使用して、メディア・リカバリのパラレル化を制御できます。リカバリの最適な並列度は、Oracle Databaseによって自動的に選択されます。通常、インスタンス・リカバリ、クラッシュ・リカバリまたはメディア・リカバリのパラレル化のレベルを手動で設定することは推奨されないか、または不要です。

親インカネーション

OPEN RESETLOGS操作後にブランチされた現行のインカネーションの元となるデータベース・インカネーション

部分再同期化

再同期化のタイプ。この同期化では、RMANはアーカイブ・ログ、バックアップ・セットおよびデータファイルのコピーに関するデータを、ターゲット制御ファイルからリカバリ・カタログに転送します。

パスワード・ファイル

ORAPWDコマンドによって作成され、SYSDBA権限またはSYSBACKUP権限を使用してネットワークを介して接続する場合に必要なファイル。パスワード・ファイルの詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。

PDB

マルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)内で、Oracle Netクライアントに非CDBとして表示されるスキーマ、スキーマ・オブジェクトおよび非スキーマ・オブジェクトのポータブル・コレクション。

PDBリストア・ポイント

SCNの別名または特定のプラガブル・データベース(PDB)の時点。PDBリストア・ポイントは、それが定義されたPDBにのみ該当するもので、他のPDBやCDBでの操作の実行には使用できません。

物理バックアップ

物理ファイルのバックアップ。物理バックアップは、表のエクスポートなどの論理バックアップと対比されます。

物理的破損

破損ブロックがデータベースで認識されない破損。チェックサムが無効であるか、ブロックの内容がすべて0(ゼロ)であるか、またはブロックのヘッダーとフッターが一致していないため、ブロックがデータベースで認識されない場合があります。

物理スキーマ

任意の時点でデータベースに存在するデータファイル、制御ファイルおよびREDOログ。表領域およびデータファイルのリストを取得するには、RMANのREPORT SCHEMAコマンドを発行します。

フィジカル・スタンバイ・データベース

障害保護の目的で使用できる本番データベースのコピー。

プラガブル・データベース(PDB)

「PDB」を参照してください。

Point-in-Timeリカバリ

データベース・ファイルを現在以外の時刻に不完全にリカバリすることです。Point-in-Timeリカバリは、不完全リカバリとも呼ばれます。

「メディア・リカバリ」「リカバリする」も参照してください。

問題

自動診断リポジトリ(ADR)に記録されているデータベースの重大エラー。重大エラーには、内部エラーおよび他のサーバー・エラーが含まれています。それぞれの問題には、その問題を記述する属性のセットである問題キーがあります。問題キーには、ORAエラー番号、エラー・パラメータ値および他の情報が含まれています。

プロキシ・コピー

RMANのバックアップ処理とリストア処理時に、メディア管理ソフトウェアがメディア・ストレージ・デバイスとディスク間のデータ転送を管理するバックアップ。

RAWデバイス

ファイル・システムを持たないディスクまたはパーティション。このため、ls、Windowsエクスプローラなどでこれらの内容を確認することはできません。RAWパーティションは、Oracle Databaseでは単一ファイルとして表示されます。

リカバリする

データベース・ファイルまたはデータベースのリカバリとは、通常、メディア・リカバリクラッシュ・リカバリまたはインスタンス・リカバリを実行することを指します。この用語は、消失したデータをなんらかの方法で再構築または再作成する操作の総称として使用される場合もあります。

「完全リカバリ」「不完全リカバリ」も参照してください。

リカバリ

データベース・ファイルまたはデータベースに関して使用する場合は、消失した変更を再構築するために、REDOデータまたは増分バックアップをデータベース・ファイルに適用することです。リカバリには、インスタンス・リカバリクラッシュ・リカバリおよびメディア・リカバリの3つのタイプがあります。Oracle Databaseでは、オンラインのREDOレコードを使用して最初の2つのタイプのリカバリが自動的に実行されます。メディア・リカバリにのみ、バックアップの リストア およびコマンドの発行が必要です。

「完全リカバリ」「不完全リカバリ」も参照してください。

リカバリ・カタログ

1つ以上のOracle Databaseに関するRMANのリポジトリ情報を格納するために、RMANで使用されるOracleの表およびビューのセット。RMANは、このメタデータを使用して、Oracle Databaseのバックアップ、リストアおよびリカバリを管理します。

リカバリ・カタログの使用は任意ですが、使用することを強くお薦めします。たとえば、Oracle Database 11g以上では、Data Guard環境で単一のリカバリ・カタログ・スキーマがすべてのデータベースのデータベース・ファイル名を追跡できます。また、このカタログ・スキーマは、すべてのデータベースのオンラインREDOログ、スタンバイREDOログ、一時ファイル、アーカイブREDOログ、バックアップ・セットおよびイメージ・コピーが作成される場所も追跡します。

データベースに関するRMANのリポジトリ情報の1次ストレージは、常にデータベースの制御ファイル内となります。リカバリ・カタログは、制御ファイルからのRMANのリポジトリ・データで定期的に更新されます。制御ファイルが消失した場合、データベースのリストアおよびリカバリに必要な失われたメタデータのほとんど、またはすべてをリカバリ・カタログから提供できます。リカバリ・カタログには、アーカイブ・バックアップのレコード、およびターゲット・データベースで使用するRMANストアド・スクリプトのレコードも記録できます。

「リカバリ・カタログ・データベース」も参照してください。

リカバリ・カタログ・データベース

リカバリ・カタログ・スキーマが含まれているOracle Database。

リカバリ・カタログ・スキーマ

リカバリ・カタログの表およびビューが含まれている、リカバリ・カタログ・データベースのスキーマ。

Recovery Manager (RMAN)

Oracle Databaseの物理バックアップおよびリカバリに使用されるプライマリ・ユーティリティ。RMANは、RMANリポジトリと呼ばれる独自の構造にOracle Databaseのレコードを保持し、バックアップのストレージを管理し、バックアップを検証します。これは、リカバリ・カタログと呼ばれる中央情報リポジトリとあわせて使用することも、またリカバリ・カタログなしで使用することもできます。リカバリ・カタログを使用しない場合、RMANは、バックアップおよびリカバリの操作に必要な情報を格納するために、データベースの制御ファイルを使用します。RMANをサード・パーティのメディア管理ソフトウェアとともに使用すると、ファイルを3次ストレージにバックアップできます。

「バックアップ・ピース」「バックアップ・セット」「コピー」「メディア管理ソフトウェア」「リカバリ・カタログ」も参照してください。

リカバリ・セット

表領域のPoint-in-Timeリカバリ(TSPITR)の実行時、以前の時点までのリカバリが行われる1つ以上の表領域。TSPITRの実行後は、リカバリ・セット内のすべてのデータベース・オブジェクトが同じ時点までリカバリされています。

「補助セット」も参照してください。

リカバリ期間

RMANバックアップ保存方針のタイプの1つ。DBAが期間を指定し、RMANが、リカバリ期間内の任意の時点までのPoint-in-Timeリカバリに必要なバックアップおよびアーカイブREDOログが保存されることを保証します。この期間は常に、現在の時刻で終了し、ユーザーが指定した日数までさかのぼります。

たとえば、保存方針が7日間のリカバリ期間で設定されている場合、現在の時刻が火曜日の午前11時であれば、RMANは前の週の火曜日の午前11時までのPoint-in-Timeリカバリに必要なバックアップを保持します。

ごみ箱

削除されたオブジェクトに関する情報が含まれているデータ・ディクショナリ表。削除された表および関連するオブジェクト(索引、制約、ネストした表など)は、実際には削除されず、領域を占有しています。フラッシュバック・ドロップ機能では、削除されたオブジェクトを取得するためにごみ箱が使用されます。

REDOログ

オンラインREDOログ or an アーカイブREDOログのいずれかを指します。オンラインREDOログは、Oracleデータファイルおよび制御ファイルに対するすべての変更を記録する複数のREDOログ・グループのセットです。アーカイブREDOログは、オフラインの宛先に書き込まれたオンラインREDOログのコピーです。

REDOログ・グループ

オンラインREDOログの各メンバー(それぞれがオンラインREDOログ・ファイルに対応する)は、1つのREDOログ・グループに属しています。REDOログ・グループには、1つ以上のメンバーが含まれています。複数のメンバーが含まれているREDOログ・グループは、多重REDOログ・グループと呼ばれます。REDOログ・グループのすべてのメンバーの内容は同一です。

REDOスレッド

インスタンスによって生成されるREDO。データベースがシングル・インスタンス構成で実行されている場合、そのデータベースにはREDOのスレッドが1つのみ存在します。

冗長性

保存方針において、バックアップされた各ファイルの多数のコピーを保持するように指定する設定。冗長性ベースの保存方針は、リカバリ期間を使用する保存方針と対比されます。

冗長性セット

任意のOracle Databaseファイルの障害または消失からのリカバリを可能にするバックアップのセット。

登録

RMANで、REGISTER DATABASEコマンドを実行し、ターゲット・データベースの存在をリカバリ・カタログに記録します。ターゲット・データベースは、そのDBIDによってカタログ内で一意に識別されます。複数のデータベースを同じカタログに登録することも、同じデータベースを複数のカタログに登録することもできます。

修復

データ・リカバリ・アドバイザでは、修復とは1つ以上の障害を修正するための単一または一連の処理のことです。修復の例としては、ブロック・メディア・リカバリデータファイルのメディア・リカバリOracle Flashback Databaseなどがあります。

修復オプション

データ・リカバリ・アドバイザでは、障害を修復するために使用可能な方法の1つ。同じ問題を修正するための様々な修復オプションがありますが、それぞれの方法に、修復時間およびデータ消失の点で異なるメリットおよびデメリットがあります。

RESETLOGS

データベースをオープンする方法の1つ。現行のオンラインREDOログをアーカイブし(ARCHIVELOGモードを使用している場合)、ログ順序番号を1にリセットし、オンラインREDOログをクリアする方法です。ALTER DATABASE OPEN RESETLOGS文によって、新しいデータベース・インカネーションが開始されます。新しいインカネーションの開始SCN(RESETLOGS SCNとも呼ばれます)は、OPEN RESETLOGSの前に行われたメディア・リカバリの不完全リカバリSCNに1を足したものになります。

不完全リカバリまたはバックアップ制御ファイルを使用したリカバリの後には、ALTER DATABASE OPEN RESETLOGS文を実行する必要があります。OPEN RESETLOGS操作は、データベースのリカバリ可能性には影響を与えません。OPEN RESETLOGS操作前からのバックアップは有効なままであり、OPEN RESETLOGS操作後に行われたバックアップとともに、データベースの損傷の修復に使用できます。

分割されたミラーの復元

分割されたミラーの内容を、分割元のストレージ・デバイスの内容と同一にするプロセス。ミラーを管理しているオペレーティング・システムまたはハードウェアは、破損したミラーを最新のミラーから更新し、両方のミラーを保持します。

再開可能バックアップ

RMANで、指定した日付以降にバックアップされていないファイルのみをバックアップできるようにする機能。再開可能単位は最後に完了したバックアップ・セットまたはイメージ・コピーです。バックアップが失敗した場合にこの機能を使用すると、失敗したバックアップで処理されなかったデータベースの部分をバックアップできます。

リストア

消失または損傷したファイルをバックアップと置き換えることです。ファイルをリストアするには、UNIXのcpなどのコマンドまたはRMANのRESTOREコマンドを使用します。

リストア・フェイルオーバー

破損したバックアップまたはアクセスできないバックアップが検出された場合にリストア操作で使用できるバックアップをRMANで自動的に検索することです。

リストアの最適化

RMANで、可能な場合、バックアップからデータファイルがリストアされないようにするデフォルトの動作。

リストア・ポイント

データベースのSCNに関連付けられているユーザー定義の名前。SCNはリストア・ポイントが作成された時刻に対応します。リストア・ポイントには、保証付きリストア・ポイントまたは通常のリストア・ポイントがあります。

再同期化

ターゲット・データベースの制御ファイルの現行のメタデータを使用して、リカバリ・カタログを更新する操作。RESYNC CATALOGコマンドを発行すると、カタログの完全再同期化を開始できます。部分再同期化では、アーカイブREDOログ・ファイル、バックアップ・セットおよびデータファイルのコピーに関する情報をリカバリ・カタログに転送します。RMANは、必要に応じてリカバリ・カタログを自動的に再同期化します。

保存方針

「バックアップの保存方針」を参照してください。

逆再同期化

Data Guard環境では、リカバリ・カタログから取得したメタデータを使用して、プライマリ・データベースまたはスタンバイ・データベースの制御ファイルを更新することです。たとえば、接続されているターゲット・データベースではないスタンバイ・データベースにRMANの永続設定を構成すると、次回RMANがターゲットとしてスタンバイ・データベースに接続する際に逆再同期化が実行されます。このようにして、リカバリ・カタログではData Guard環境での制御ファイル内のメタデータが最新に保たれます。

RMAN

「Recovery Manager (RMAN)」を参照してください。

RMANバックアップ・ジョブ

単一のRMANセッション内で実行されるBACKUPコマンドのセット。たとえば、RMANクライアントを起動し、BACKUP DATABASEBACKUP ARCHIVELOGおよびRECOVER COPYを実行してRMANクライアントを終了します。RMANバックアップ・ジョブは、データベースのバックアップおよびアーカイブREDOログのバックアップで構成されます。

RMANクライアント

コマンドを解釈し、それらのコマンドを実行するようにサーバー・セッションに指示し、そのアクティビティをターゲット・データベースの制御ファイルに記録するOracle Database実行可能ファイル。このRMAN実行可能ファイルは、データベースとともに自動的にインストールされ、通常、他のデータベース実行可能ファイルと同じディレクトリに配置されます。たとえば、Linux上のRMANクライアントはrmanと名付けられ、$ORACLE_HOME/binに格納されます。

RMANジョブ

RMANセッションで実行されるRMANコマンドのセット。たとえば、RMANクライアントを起動し、BACKUP DATABASEBACKUP ARCHIVELOGおよびRECOVER COPYを実行してRMANクライアントを終了します。RMANジョブは、2回のバックアップ、およびデータファイルのコピーのロールフォワードで構成されます。

RMANのメンテナンス・コマンド

RMANのメタデータ・レコードおよびバックアップの管理に使用できるコマンド。メンテナンス・コマンドには、CATALOGCHANGECROSSCHECKおよびDELETEがあります。

RMANリポジトリ

ターゲット・データベース上で行われたバックアップおよびリカバリ操作に関するRMANのメタデータのレコード。RMANリポジトリの正式なコピーは、常にターゲット・データベースの制御ファイルに格納されます。リカバリ・カタログを使用して、RMANリポジトリを長期間保存することもできます。また、リカバリ・カタログは、データベースの制御ファイルが消失した場合にRMANリポジトリ・データの代替ソースとして使用できます。

「リカバリ・カタログ・データベース」「再同期化」も参照してください。

RMANセッション

RMANセッションは、RMANクライアントの起動時に開始され、クライアントの終了時またはRMANプロセスの完了時に終了します。単一のRMANセッションで複数のRMANコマンドを実行できます。

ロールバック・セグメント

データベースに対する変更の変更前のイメージが記録されたデータベース・セグメント。

ロールバック

リカバリのロールフォワード段階でデータベースに適用される、コミットされていない変更を、ロールバック・セグメントを使用して取り消すことです。

ロールフォワード

データファイルおよび制御ファイルに行われた変更のリカバリを行うために、それらのファイルに対してREDOレコードまたは増分バックアップを適用することです。

「ロールバック」も参照してください。

root

マルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)で、PDBの親として機能するスキーマのシステム提供のセット、スキーマ・オブジェクトおよび非スキーマ・オブジェクト。すべてのCDBにはrootが1つのみあり、すべてのPDBはrootに属します。

RUNブロック

順次実行される、一連のRMANコマンド。

SBT

テープへのシステム・バックアップ。この用語は、ディスク以外のバックアップ・デバイス・タイプを表します。通常はテープ・ライブラリまたはテープ・ドライブです。RMANでは、ディスクおよびSBTのタイプのチャネルがサポートされています。

シャドウ・コピー

Windows上のVolume Shadow Copy Service(VSS)インフラストラクチャでは、コンポーネントまたはボリュームの一貫性のあるスナップショットのことです。

スナップショット制御ファイル

Recovery Managerによって、オペレーティング・システム固有の場所に作成されたデータベース制御ファイルのコピー。RMANは、リカバリ・カタログの再同期化または制御ファイルのバックアップを行う際に使用する制御ファイルの一貫性のあるバージョンを確保するために、スナップショット制御ファイルを作成します。

ソース・データベース

複製データベースの作成時にコピーするデータベース。別のプラットフォームにデータをトランスポートする場合、ソース・データベースは、トランスポートするデータを含むデータベースです。

ソース・ホスト

ソース・データベースが存在するホスト。

ソース・プラットフォーム

データをトランスポートするときに、ソース・データベースが実行されているプラットフォーム。ソース・データベースには、異なるプラットフォームで実行されている宛先データベースにトランスポートされるデータが含まれています。

スパース・バックアップ

1つ以上のスパース・データファイルをバックアップするRMANバックアップ。スパース・データファイルごとに、シャドウ・ファイル(ベースファイルではない)の完全バックアップが作成されます。

スパース・データベース

1つ以上のスパース・データファイルが含まれるデータベース。

スパース・データファイル

ベース・データファイルのシャドウとして作成される、論理Oracleオブジェクト。ベース・データファイルは読取り専用です。スパース・データファイルは読取り/書込みができ、ベース・データファイルに加えられた更新が含まれます。

ミラーの分割によるバックアップ

以前にミラー化されたデータベース・ファイルのバックアップ。サード・パーティ・ツールには、ディスクまたは論理デバイスのセットをミラー化(プライマリ・データの正確な複製を別の場所に保持)できるものがあります。ミラーを分割すると、ファイルのコピーが分離されるため、それぞれを別々に使用できます。データベース機能のALTER SYSTEM SUSPEND/RESUMEを使用すると、データベースに対するI/Oを一時停止した後、ミラーを分割し、分割されたミラーのバックアップを作成できます。

ストアド・スクリプト

リカバリ・カタログに格納された一連のRMANコマンド。ストアド・スクリプトには、グローバルとローカルの2種類があります。グローバル・スクリプトは、リカバリ・カタログに登録されたすべてのデータベースで共有できます。

同期I/O

RMANがデータの読取りまたは書込みをするとき、サーバー・プロセスは一度に1つのタスクのみを実行できます。

システム変更番号(SCN)

過去のある時点でのデータベースのコミットされたバージョンを定義するスタンプ。Oracleでは、コミットされたすべてのトランザクションに一意のSCNが割り当てられます。

表領域の格納場所

トランスポータブル表領域の操作では、表領域のトランスポートコマンドの完了時にデータファイルのコピーおよびその他の出力ファイルが(デフォルトで)含まれるディスク上の場所。

表領域のPoint-in-Timeリカバリ(TSPITR)

SYSTEM以外の1つ以上の表領域を現在以外の時刻にリカバリすることです。TSPITRの実行にはRMANを使用します。

タグ

RMANのバックアップの識別子。バックアップ・セットを生成した場合、タグはそのバックアップ・セットではなく、各バックアップ・ピースに割り当てられます。バックアップのタグを指定しなかった場合、RMANはタグを自動的に割り当てます。

ターゲット・データベース

RMAN環境では、TARGETとして接続されたデータベースのことです。ターゲット・データベースは、RMANの操作を実行するデータベースです。

ターゲット・ホスト

ターゲット・データベースが存在するコンピュータ。

ターゲット・インスタンス

RMAN環境では、ターゲット・データベースに関連付けられているインスタンスのことです。

一時ファイル

一時表領域に属し、TEMPFILEオプションで作成されたファイル。一時表領域には、表などの永続的なデータベース・オブジェクトを含めることはできません。通常、一時表領域はソートの目的で使用されます。一時ファイルには永続的オブジェクトが含まれていないため、RMANは一時ファイルをバックアップしません。ただし、RMANは制御ファイルの一時ファイルの場所を追跡し、リカバリ中、必要に応じてその場所に一時ファイルを再作成します。

トランスポート・スクリプト

CONVERT DATABASEコマンドによって生成されるスクリプト。このスクリプトには、宛先プラットフォーム上の新しいデータベースの作成に使用するSQL文が含まれています。

トランスポータブル表領域

表領域のセットを、1つのデータベースから別のデータベースに、または1つのデータベースからそのデータベース自身にトランスポートする機能。表領域をデータベースにトランスポートすることは、ロードされたデータを使用して表領域を作成することに似ています。

トランスポータブル表領域セット

トランスポータブル表領域操作での表領域のセットのデータファイル、および表領域のセットのメタデータが含まれているエクスポート・ファイル。データ・ポンプ・エクスポートを使用して、メタデータのエクスポートを実行します。

試行リカバリ

RMANまたはSQL*PlusのRECOVER ... TESTコマンドで開始されるリカバリのシミュレーション。試行リカバリは、通常のメディア・リカバリのような方法でREDOを適用しますが、ディスクに変更を書き込むことはなく、必ず変更をロールバックします。試行リカバリはメモリー内でのみ発生します。

UNDO保存期間

Oracle Databaseで、UNDO表領域内の古いUNDOデータを上書きするまでの最短保存期間。現行のUNDO保存期間より前の古い(コミットされた)UNDOデータは、期限切れと呼ばれます。現行のUNDO保存期間内の古いUNDOデータは、期限内と呼ばれます。

UNDO表領域

データベースが自動UNDO管理モードで実行されているときに、ロールバック情報のみが格納される専用表領域。

未使用ブロックの圧縮

RMANで、データ・ブロックをスキップすることによってデータファイル・バックアップ・セットのサイズを小さくする機能。RMANでは、一度も使用されていないブロックが常にスキップされます。特定の条件(『Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・リファレンス』BACKUP AS BACKUPSETエントリに関する項を参照)では、以前に使用されていましたが、現在は使用されていないブロックもRMANによりスキップされます。

ユーザー管理バックアップ

オペレーティング・システムのユーティリティを使用する方法などのRMAN以外の方法を使用して行われるバックアップ。たとえば、Linuxでcpコマンドを実行するか、またはWindowsでCOPYコマンドを実行することによって、ユーザー管理バックアップを作成できます。ユーザー管理のバックアップは、オペレーティング・システムのバックアップとも呼ばれます。

ユーザー管理のバックアップとリカバリ

RMANを使用しないOracle Databaseのバックアップおよびリカバリ計画。オペレーティング・システムのバックアップおよびリカバリとも呼ばれます。オペレーティング・システムのユーティリティ(UNIXのcpコマンドなど)を使用してデータベース・ファイルをバックアップおよびリストアしてから、SQL*PlusのRECOVERコマンドを使用してリカバリできます。

検証

RMANのコンテキストでは、データベース・ファイルにブロックの破損がないかどうかをチェックするテスト、またはバックアップ・セットをチェックしてリストア可能かどうかを判断するテスト。RMANではブロックの物理的および論理的な破損をチェックできます。

仮想プライベート・カタログ

データベース・ユーザーがアクセス権限を付与されている、リカバリ・カタログ内のメタデータのサブセット。ベース・リカバリ・カタログの所有者は、他のデータベース・ユーザーに対してリカバリ・カタログへの制限付きアクセス権限の付与または取消しを行うことができます。制限付きユーザーは、それぞれ独自の仮想プライベート・カタログへの完全な読取り/書込み権限を持っています。

Volume Shadow Copy Service (VSS)

Windowsサーバー・プラットフォームのインフラストラクチャの一種。これによって、リクエスタ、ライターおよびプロバイダは、シャドウ・コピーと呼ばれる一貫性のあるスナップショットの作成に参加できます。VSSサービスでは、適切に定義されたCOMインタフェースが使用されます。VSSとともにRMANを使用する方法を学習するには、『Oracle Databaseプラットフォーム・ガイドfor Microsoft Windows』を参照してください。

データベース全体のバックアップ

データベースに属する制御ファイルおよびすべてのデータファイルのバックアップ

Zero Data Loss Recovery Appliance (リカバリ・アプライアンス)

エンタープライズ・レベルでクラウド規模のエンジニアド・システム。すべてのOracle Databaseのバックアップ用として一元化された単一のリポジトリを提供します。RMANコマンドを使用して、ターゲット・データベースをリカバリ・アプライアンスにバックアップできます。