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Oracle Database Extensions for .NET開発者ガイドのこのリリースでの変更

この章の内容は次のとおりです。

Oracle Database 12cリリース2 (12.2)での変更点

Oracle Database 12cリリース2 (12.2)の『Oracle Database Extensions for .NET開発者ガイド』では、次の点が変更されました。

新機能

このリリースの新機能は次のとおりです。

  • 未処理の例外が、自動的には処理されなくなりました。

    Oracle Database Extensions for .NETのこのリリース以降、.NETストアド・プロシージャまたはファンクションの未処理の例外によってプロセスが終了するようになったことで、発生直後に問題を検出しやすくなりました。この動作は、extproc.exe.config構成ファイルを使用して変更できます。

  • Oracleアセンブリをグローバル・アセンブリ・キャッシュに置かなくなりました

    Oracle Database Extensions for .NETでは、グローバル・アセンブリ・キャッシュ(GAC)にアセンブリを置かなくなりました。実行時に検索してロードできるように、インストーラによってextproc.exe.config構成ファイルにこれらのアセンブリの場所が適切に構成されるようになりました。

  • 新しいTraceFileLocationレジストリ・キー

    TraceFileLocationレジストリ・キーによって、トレース・ファイルを生成するディレクトリを選択できるようになりました。

    関連項目:

    TraceFileLocation

Oracle Database 12cリリース1 (12.1)での変更点

Oracle Database 12cリリース1 (12.1)のOracle Database Extensions for .NET開発者ガイドでは、次の点が変更されました。

新機能

このリリースの新機能は次のとおりです。

  • 現在、Oracle CLRサービスは、データベースのインストール時に定義されるより権限の低いユーザーの可能性があるOracleホーム・ユーザーとして実行されます。これらのサービスは、インストーラによって自動的に作成されなくなりました。かわりに、新しいユーティリティであるOraClrCtl.exeを使用して作成します。