1 C++用のOracleXml APIパッケージ

OracleXmlは、Oracleによって実装されたすべてのXML C++インタフェースの名前空間です。XMLのすべての例外のルート、クラスXmlExceptionと次の名前空間が含まれます。

XmlExceptionインタフェース

XMLExceptionはすべてのXML例外のルート・インタフェースです。表1-1OracleXml パッケージで使用できるメソッドの概要を示します。

表1-1 OracleXmlパッケージ・インタフェースの概要

関数 概要

getCode()

例外に埋め込まれたOracle XMLエラー・コードを取得します。

getMesLang()

エラー・メッセージの現在の言語(エンコーディング)を取得します。

getMessage()

Oracle XMLエラー・メッセージを取得します。

getCode()

これは実行時の例外状況のOracle XMLエラー・コード(xml.hで定義されるエラー・コードなど)を戻す、実装で定義済の関数のプロトタイプを定義する仮想メンバー関数です。

構文

virtual unsigned getCode() const = 0;

戻り値

(unsigned) 数値のエラー・コード(正常に終了した場合は0)。

getMesLang()

これは実行時の例外状況におけるエラー・メッセージの現在の言語(エンコーディング)を戻す、ユーザー定義の関数のプロトタイプを定義する仮想メンバー関数です。

構文

virtual oratext* getMesLang() const = 0;

戻り値

(oratext *) エラー・メッセージの現在の言語(エンコーディング)。

getMessage()

これは実行時の例外状況のOracle XMLエラー・メッセージを戻す、実装で定義済の関数のプロトタイプを定義する仮想メンバー関数です。

構文

virtual oratext* getMessage() const = 0;

戻り値

(oratext *)エラー・メッセージ