日本語PDF Grid Infrastructureインストレーションおよびアップグレード・ガイド Oracle Grid Infrastructureのアップグレード Oracle Grid Infrastructureへのパッチの適用 Oracle Grid Infrastructureへのパッチ適用 Oracle Clusterwareの起動に失敗した場合のパッチの適用 Oracle Clusterwareの起動に失敗した場合のパッチの適用 エラーのためにOracle Clusterwareスタックが起動しない場合は、OPatchユーティリティを使用してOracle Grid Infrastructureにパッチを適用できます。 適用するパッチをMy Oracle Supportからダウンロードします。https://support.oracle.com 「パッチと更新版」タブを選択してパッチを検索します。 「推奨パッチ・アドバイザ」を選択して、ご使用のソフトウェアの製品グループ、リリースおよびプラットフォームを入力することをお薦めします。My Oracle Supportでは、最新のリリース更新(RU)とリリース更新リビジョン(RUR)のリストが提供されます。 /tmpなど、アクセス可能なディレクトリにパッチを配置します。 適用するパッチについてパッチ・ドキュメントを確認し、パッチのアップグレードを開始する前に必要なステップをすべて完了します。 rootユーザーとして、最初のノードのOracle Clusterwareスタックを停止します。 # $ORACLE_HOME/bin/crsctl stop crs 最初のノードでOracle Grid Infrastructureホームをロック解除します。 # $ORACLE_HOME/crs/install/rootcrs.sh -unlock gridユーザーとして、パッチ・ドキュメントの指示に従って最初のノードにパッチを適用します。 $ $ORACLE_HOME/OPatch/opatch apply patch_directory_location/patch_ID 最初のノードでパッチの適用が終了するまで、他のクラスタ・ノードへのパッチの適用を待機します。 rootユーザーとして、最初のノードでOracle Grid Infrastructureホームをロックします。 # $ORACLE_HOME/rdbms/install/rootadd_rdbms.sh # $ORACLE_HOME/crs/install/rootcrs.sh -lock Oracle Local Registry (OLR)を最初のノードのパッチ・レベルに更新します。 # $ORACLE_HOME/bin/clscfg -localpatch 最初のノードでOracle Clusterwareスタックを起動します。 # $ORACLE_HOME/bin/crsctl start crs Oracle Cluster Registry (OCR)を最初のノードのパッチ・レベルに更新します。 # $ORACLE_HOME/bin/clscfg -patch ステップ3から9を他のすべてのクラスタ・ノードで繰り返します。 他のすべてのクラスタ・ノードに並行してパッチを適用できます。 親トピック: Oracle Grid Infrastructureへのパッチ適用