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I/O完了ポートの有効化

この手順に従ってIOCPを「有効」に設定し、データベース、クライアントおよびグリッド・インフラストラクチャを正常にインストールできるようにします。

IBM AIX on POWER Systems (64ビット)で、I/O完了ポート(IOCP)を有効化して、データベースおよびグリッド・インフラストラクチャを正常にインストールできるようにします。

IOCPモジュールが有効化どうかをチェックするには、lsdevコマンドを実行します。

$ lsdev | grep iocp

次のサンプル出力は、IOCPステータスがDefinedに設定されているので、有効ではないことを示しています。

iocp0      Defined       I/O Completion Ports 
デフォルトでは、IOCPはDefinedに設定されています。IOCPを有効にするには、次の手順を使用して、IOCPをAvailableに設定します。
  1. rootとしてログインし、次のコマンドを実行します。
    # smitty iocp
  2. I/O完了ポートの特性の変更/表示を選択します。
  3. システムの再起動時に構成された状態をDefinedからAvailableに変更します
  4. lsdevコマンドを実行して、IOCPステータスがAvailableに設定されていることを確認します。
    $ lsdev | grep iocp
    iocp0      Available       I/O Completion Ports
システムを再起動して変更を確定します。