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クラスタ・ノードでのSSHユーザー等価関係の有効化

すべてのキーが含まれているauthorized_keysファイルをクラスタ内の各ノードにコピーしたら、次の手順を実行します。

この例では、Oracle Grid Infrastructureソフトウェア所有者の名前はgridです。
次を実行します。
  1. OUIを実行するシステムにgridユーザーとしてログインします。
  2. 次のコマンド構文を使用して、ローカル・ノードから各ノードにSSHを実行します(ローカル・ノードからローカル・ノード自体へのSSHの実行、各ノードから他の各ノードへのSSHの実行を含みます)。hostname1hostname2などは、クラスタ内のノードのパブリック・ホスト名(別名および完全修飾されたドメイン名)です。
    [grid@nodename]$ ssh hostname1 date [grid@nodename]$ ssh hostname2 date     .     .     .
    この処理の終了時に、各メンバー・ノードのパブリック・ホスト名を、他のすべてのクラスタ・ノードのknown_hostsファイルに登録する必要があります。リモート・クライアントを使用してローカル・ノードに接続しているときに、xauthデータがなく、X11転送に偽の認証データを使用することを示す警告メッセージが表示された場合は、認証キー・ファイルは適切に構成されているが、SSH構成でX11転送が有効になっていることを示しています。この問題を解決するには、リモート表示およびX11転送の構成の設定を参照してください。
  3. 各クラスタ・ノード・メンバーに対してステップ2を繰り返します。
SSHが適切に構成されていれば、パスワードを求めるプロンプトは表示されることなくsshscpコマンドを使用できます。次に例を示します。
[grid@node1 ~]$ ssh node2 date
Mon Feb 26 23:34:42 UTC 2009
[grid@node1 ~]$ ssh node1 date
Mon Feb 26 23:34:48 UTC 2009

パスワードを求めるノードがある場合、そのノードの~/.ssh/authorized_keysファイルに適切な公開キーが含まれていること、および同じグループ・メンバーシップおよびIDを持つOracleソフトウェア所有者が作成されていることを確認します。