日本語PDF

インストールのための最小パラメータ設定

修正スクリプトを使用できない場合、この表を参照して、パラメータを手動で設定します

ノート:

  • 別の方法で指定されていないかぎり、次の表に示すカーネル・パラメータおよびシェル制限の値は、単なる最小値です。本番データベース・システムでは、これらの値を調整してシステムのパフォーマンスを最適化することをお薦めします。カーネル・パラメータのチューニングの詳細は、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。

  • いずれかのパラメータの現在の値がこの表にリストされている値より大きい場合、修正スクリプトはそのパラメータの値を変更しません。

表B-3 オペレーティング・システム・リソースの最小パラメータ設定

パラメータ ファイル

semmsl

semmns

semopm

semmni

250

32000

100

128

/proc/sys/kernel/sem
shmall

ページ内では、shmmaxの値以上になります。

/proc/sys/kernel/shmall
shmmax

物理メモリー・サイズの半分(バイト)

shmmaxの設定の詳細は、My Oracle SupportのNote 567506.1を参照してください。

/proc/sys/kernel/shmmax
shmmni

4096

/proc/sys/kernelshmmni
panic_on_oops

1

/proc/sys/kernel/panic_on_oops
file-max

6815744

/proc/sys/fsfile-max
aio-max-nr

1048576

ノート: この値は同時未処理リクエストを制限するもので、I/Oサブシステムの障害を防ぐために設定する必要があります。

/proc/sys/fs/aio-max-nr
ip_local_port_range

最小: 9000

最大: 65500

/proc/sys/net/ipv4ip_local_port_range
rmem_default

262144

/proc/sys/net/core/rmem_default
rmem_max

4194304

/proc/sys/net/core/rmem_max
wmem_default

262144

/proc/sys/net/core/wmem_default
wmem_max

1048576

/proc/sys/net/core/wmem_max