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11.9.3 アップグレード後のOracle Enterprise Managerへのリソースの登録

Oracle Grid Infrastructureのアップグレード後に、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlに新しいリソース・ターゲットを追加します。

Oracle Grid Infrastructureのアップグレード後に、新しいリソース・ターゲットを検出してOracle Enterprise Managerに追加します。次の手順は、Oracle Grid Infrastructureのアップグレード後にOracle ASMリスナー・ターゲットを検出する例を示しています。
  1. Oracle Enterprise Manager Cloud Controlにログインします。
  2. 「設定」メニューから、「ターゲットの追加」を選択し、次に「ターゲットの手動追加」を選択します。
    「ターゲットの手動追加」ページが表示されます。
  3. 「ターゲットの追加」ページで、「ガイド付きプロセスを使用した追加」オプションを選択し、「ターゲット・タイプ」として「Oracleデータベース、リスナーおよび自動ストレージ管理」を選択します。
    追加する必要のあるその他のリソースについては、Oracle Enterprise Manager検出ウィザードで適切なターゲット・タイプを選択します。
  4. 「ガイド付きプロセスを使用した追加」をクリックします
    ターゲット検出ウィザードが表示されます。
  5. 「ホストまたはクラスタの指定」フィールドで、「検索」アイコンをクリックし、Hosts「ターゲット・タイプ」を検索して、対応するホストを選択します。
  6. 「次へ」をクリックします。
  7. 「ターゲットの検出: 結果」ページで、検出されたOracle ASMリスナー・ターゲットを選択し、「構成」をクリックします。
  8. 「リスナーの構成」ダイアログ・ボックスで、リスナー・プロパティを指定して「OK」をクリックします。
  9. 「次へ」をクリックして、検出プロセスを完了します。
    リスナー・ターゲットが、Oracle Enterprise Managerでステータス「停止中」として検出されます。
  10. 「ターゲット」メニューから、ターゲットのタイプを選択します。
  11. ターゲット名をクリックして、ターゲットのホーム・ページに移動します。
  12. ターゲットのホーム・ページに表示される、ホスト、データベース、ミドルウェア・ターゲット、またはアプリケーション・メニューから、「ターゲット設定」「監視構成」の順に選択します
  13. リスナーの「モニタリング構成」ページで、「マシン名」フィールドにホスト名を、「パスワード」フィールドにASMSNMPユーザーのパスワードを指定します。
  14. 「OK」をクリックします。
Oracle ASMリスナー・ターゲットが正しいステータスで表示されます。
同じように、Oracle Grid Infrastructureのアップグレード後に、Oracle Enterprise Managerに他のクラスタウェア・リソースを追加できます。