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11.9.2 アップグレード後のEnterprise Managerエージェント・ベース・ディレクトリの更新

Oracle Grid Infrastructureのアップグレード後に、エージェントを実行する各クラスタ・メンバー・ノードでEnterprise Managerエージェント・ベース・ディレクトリを更新します。

エージェント・ベース・ディレクトリは、管理エージェント・ホームが作成されるディレクトリです。管理エージェント・ホームは、パスAgent_Base_directory\core\EMAgent_Versionにあります。たとえば、エージェント・ベース・ディレクトリがC:\app\emagentの場合、管理エージェント・ホームはC:\app\emagent\core\13.1.1.0のように作成されます

  1. 管理エージェントのホームのbinディレクトリに移動します。
  2. C:\app\emagent\core\13.1.1.0\binディレクトリのemctlファイルをテキスト・エディタで開きます。
  3. CRS_HOMEパラメータを検索し、これを新しいGridホーム・パスに更新します。
  4. Enterprise Managerエージェントを含むクラスタの各ノードでステップ1-3を繰り返します。