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A.6 レスポンス・ファイルを使用したOracle Net Configuration Assistantの実行

サイレント・モードでOracle Net Configuration Assistant(NETCA)を実行して、システム上でOracle Net Listenerを構成して起動し、ネーミング・メソッドを構成し、Oracleネット・サービス名を構成できます。

NETCAをサイレント・モードで実行するには、レスポンス・ファイル・テンプレートをコピーして編集する必要があります。Oracleでは、%ORACLE_HOME%\assistants\netcaディレクトリに、netca.rspという名前のレスポンス・ファイル・テンプレートが用意されています。

レスポンス・ファイルを使用してNETCAを実行するには:

  1. レスポンス・ファイルのディレクトリからシステム上のディレクトリに、レスポンス・ファイル・テンプレートnetca.rspをコピーします。
    copy \directory_path\assistants\netca\netca.rsp local_directory
    この例では、directory_pathは、インストール・バイナリをコピーしたディレクトリのパスです。
    ソフトウェアがハード・ドライブでステージングされている場合、またはすでにインストールされている場合は、かわりにローカル・ディスクのresponseディレクトリのファイルを編集することもできます。
  2. テキスト・エディタでレスポンス・ファイルを開きます。
  3. ファイルに記載された説明に従って編集します。

    ノート:

    レスポンス・ファイルを正しく構成しないと、NETCAが失敗します。
  4. 管理者ユーザーとしてログインし、%ORACLE_HOME%環境変数に正しいOracleホーム・ディレクトリを指定します。
  5. 次のようなコマンドを入力して、NETCAをサイレント・モードで実行します。
    C:\> Oracle_home\bin\netca -silent -responsefile X:\local_dir\netca.rsp

    コマンドの説明は次のとおりです。

    • -silentオプションは、NETCAをサイレント・モードで実行します。

    • X:\local_dirは、netca.rspレスポンス・ファイル・テンプレートをコピーしたディレクトリのフルパスです。Xはそのファイルが存在するドライブで、local_dirはそのドライブのパスです。