指定したOracleホームでの新しいデータベースの作成
POST
/environment/homes/{homeName}/databases/
Oracleホームで新しいデータベースを作成します。このOracleホームは、Oracle REST Data Servicesサーバー・インスタンスと同じホスト上にある必要があります。クライアントは、このサービスを起動するにはシステム管理者ロールが必要です。
リクエスト
サポートされるメディア・タイプ
- application/json
パス・パラメータ
- homeName: string
Oracleホームの名前。
レスポンス
サポートされるメディア・タイプ
- application/json
202 レスポンス
例
次の例は、cURLを使用してRESTリソースに対するPOSTリクエストを発行することによって、指定したOracleホームに新規データベースを作成する方法を示しています。
curl -i -X POST -u username:password
-d @request_body.json
-H "Content-Type:application/json" https://rest_server_url/ords/_/db-api/stable/environment/homes/OraDB18Home1/databases/
リクエスト本文の例
ノート:
前述のコマンドで使用されるURL構造
https://rest_server_url/resource-path
には、次の要素があります。
rest_server_url
はOracle Rest Data Serverが実行されているRESTサーバーです- URLの残りの部分には、ORDSコンテキスト・ルート、使用するORDSデータベースAPIのバージョン、およびこの操作のパスが含まれます。
OraDB18Home1
は、パスのhomeName
パラメータ値として指定されています。すべてのDBCA操作は、Oracleホームで実行されます。
次に、非コンテナ・データベースを作成するためのリクエスト本文の例を示します。非コンテナ・データベースはGeneral_Purpose.dbc
テンプレートに基づいてdevdb1
と呼ばれ、追加の構成プロパティの設定に事前定義レスポンス・ファイルが使用されます。このリクエストに対するレスポンスは、リクエストを処理するために作成されたDBCAジョブの場所になります。
{
"global_database_name": "devdb1",
"template_name": "General_Purpose.dbc",
"sys_user_password": "W3lc0m31",
"system_user_password": "W3lc0m31",
"response_file": "/disk1/oracle/install_oracle_for_dev.rsp"
}
レスポンス・ヘッダーの例
次の例に、レスポンス・ヘッダーを示します。Location
ヘッダーは、DBCAジョブのステータスの表示に使用できるURIを返します。
HTTP/1.1 202 Accepted
Date: Fri, 06 Sep 2019 18:17:26 GMT
X-Frame-Options: SAMEORIGIN
Location: https://rest_server_url/ords/_/db-api/stable/environment/dbca/jobs/Buq5Mm395gZgvXlwPFRSJv/
Transfer-Encoding: chunked
レスポンス本文の例
データベース作成リクエストが有効であり受け入れられた場合、レスポンス本文は空です。レスポンス・ヘッダーには、DBCAジョブに必要な情報が含まれます。