28.4 データ・マイニングSQLスコアリング関数
様々なデータ・マイニングのSQLスコアリング関数について理解します。
データ・マイニングSQL言語関数は、Oracle Data Miningを使用してデータをスコアリングします。これらの関数は、マイニング・モデルのスキーマ・オブジェクトをデータに適用することも、分析句の実行によって動的にデータをマイニングすることもできます。SQL関数は、スコアリング操作をサポートするすべてのデータ・マイニング・アルゴリズムに使用できます。次の表にリストされている、すべてのデータ・マイニングSQL関数は、対応するマイニング機能とともにRマイニング・モデルで動作できます。ただし、関数は、ここにリストされているものに限られません。
表28-4 データ・マイニングSQL関数
次の例では、CLUSTER_ID
関数の結果を戻す問合せを示しています。この問合せでは、特定の特性を共有する顧客のグループを検出するモデルem_sh_clus_sample
を適用します。この問合せでは、クラスタの識別子および各クラスタの顧客数が戻されます。
例28-9 CLUSTER_ID関数
-- -List the clusters into which the customers in this -- -data set have been grouped. -- SELECT CLUSTER_ID(em_sh_clus_sample USING *) AS clus, COUNT(*) AS cnt FROM mining_data_apply_v GROUP BY CLUSTER_ID(em_sh_clus_sample USING *) ORDER BY cnt DESC; SQL> -- List the clusters into which the customers in this SQL> -- data set have been grouped. SQL> -- SQL> SELECT CLUSTER_ID(em_sh_clus_sample USING *) AS clus, COUNT(*) AS cnt 2 FROM mining_data_apply_v 3 GROUP BY CLUSTER_ID(em_sh_clus_sample USING *) 4 ORDER BY cnt DESC; CLUS CNT ---------- ---------- 9 311 3 294 7 215 12 201 17 123 16 114 14 86 19 64 15 56 18 36