Oracle Exadata Database ServiceでのOracle GoldenGate Microservices Architectureの構成の概要

Oracle GoldenGate Microservices ArchitectureをホストするターゲットOracle Exadata Database Serviceは、ソース・データベース、ターゲット・データベース、または場合によってOracle GoldenGateのソース・データベースとターゲット・データベースの両方として機能できます。これらのベスト・プラクティスは、Oracle Exadata Database Service on Dedicated InfrastructureまたはCloud@Customerを使用したOracle GoldenGate Microservices Architectureの構成に適用できます。

このロードマップに従って、Oracle Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure (ExaDB-D)またはOracle Exadata Database Service on Cloud@CustomerでOracle GoldenGateを構成します。

• タスク1 - 始める前に: Oracle Exadata Cloud InfrastructureまたはCloud@CustomerでOracle GoldenGateを構成するには、ExaDB-DまたはExaDB-C@Cシステム、CA証明書および追加のソフトウェアの構成が必要です。
• タスク2 - GoldenGateに向けたOracle Databaseの構成: ベスト・プラクティスを使用して、Oracle GoldenGateのレプリケート環境でソース・データベースとターゲット・データベースを構成します。
• タスク3 - Oracle GoldenGateデプロイメントを格納する共有ファイル・システムの作成: Oracle GoldenGateを使用してOracle Cloud InfrastructureでHAを構成するために、Oracle DBFSまたはOracle ACFSを設定します。アーキテクチャのGoldenGateレプリカ・データベースがクラウド・フィジカル・スタンバイ・データベース(Oracle Data Guard)によって保護されている場合は、Oracle DBFSを使用します。それ以外の場合はACFSを使用します。
• タスク4 - Oracle GoldenGateのインストール: ベスト・プラクティスを使用して、Oracle Cloud InfrastructureにOracle GoldenGateコンポーネントをインストールし、構成します。
• タスク5 - Oracle GoldenGateデプロイメントの作成: Oracle GoldenGate Configuration Assistantを使用してGoldenGateデプロイメントを作成するための、レスポンス・ファイルを作成します。
• タスク6 - ネットワークの構成: Oracle GoldenGateが正しく機能するように、プライベートDNSゾーン、VIP、要塞、セキュリティ・リスト、ファイアウォールなどの仮想クラウド・ネットワーク(VCN)のコンポーネントを構成します。
• タスク7 - Oracle Grid Infrastructure Agentの構成: Oracle Cloud InfrastructureでHA用にOracle GoldenGateを構成します。
• タスク8 - NGINXリバース・プロキシの構成: NGINXを使用して、リバース・プロキシとHAを構成します。
• タスク9 - Oracle GoldenGateデータベース接続用のOracle Net TNS別名の作成: TNS別名を作成して、Oracle RACノード間を切り替えるときのOracle GoldenGateプロセスのデータベース接続を簡素化します。
• タスク10 - 新規プロファイルの作成: Oracle GoldenGate Administration Serverの起動時にExtractプロセスとReplicatプロセスを自動的に起動する、新しいプロファイルを作成します。
• タスク11 - Oracle GoldenGateプロセスの構成: データ・レプリケーションに必要なOracle GoldenGate Extract、ReplicatおよびPathプロセスを作成し、構成します。