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『Oracle Database JDBC開発者ガイド』の今回のリリースにおける変更点

内容は次のとおりです。

Changes in Oracle Database 19c

Oracle Database 19c向けのOracle Database JDBC開発者ガイドの変更点は次のとおりです。

新機能

このリリースの新機能は次のとおりです。

非推奨となった機能

次の機能は非推奨であり、将来のリリースではサポートされなくなる可能性があります。

  • 連想配列の拡張サポートの一環として、OraclePreparedStatementおよびOracleCallableStatementクラスから次のAPIが非推奨になりました。

    • setPlsqlIndexTable

    • setPlsqlIndexTableAtName

    • registerIndexTableOutParameter

    • getOraclePlsqlIndexTable

    • getPlsqlIndexTable

  • oracle.sqlパッケージの具象クラス

    oracle.sqlパッケージの具象クラスは非推奨です。これらのクラスのかわりに、新しいJDBCインタフェースを使用します。

    これらのインタフェースの詳細は、MoSノート1364193.1を参照してください。

  • oracle.jdbc.rowsetパッケージは非推奨になりました。この機能にかわる標準のJDBC RowSetパッケージを使用することをお薦めします。

  • defineColumnTypeメソッド

    defineColumnTypeメソッドのほとんどの変数は非推奨です。次の項目の変数がサポートされています。

    • LOBからLONGへの変換

    • LOBプリフェッチ・サイズの構成

    詳細は、JDBC Javadocを参照してください。

  • CONNECTION_PROPERTY_STREAM_CHUNK_SIZEプロパティ

    詳細は、JDBC Javadocを参照してください。

  • Oracleバッチ更新

    Oracleバッチ更新は、Oracle Database 12c リリース1 (12.1)で非推奨となりました。Oracle Database 12cリリース2 (12.2)以降、Oracleバッチ更新はオペレーション・コードなし(no-op)になりました。つまり、Oracle Database 19cのJDBCドライバを使用してアプリケーションでOracleバッチ更新を実装すると、指定したバッチ・サイズが設定されず、バッチ・サイズが1になるということです。バッチがこの設定の場合、アプリケーションは一度に1行ずつを処理します。Oracle Database 19cのJDBCドライバを使用する場合は、標準のJDBCバッチを使用することをお薦めします。

    詳細は、「標準バッチ更新」の項を参照してください。

  • EndToEndMetrics関連のAPI

    EndToEndMetrics関連のAPIは、Oracle Database 12cリリース2 (12.2)以降では非推奨です。

    詳細は、「JDBC DMSメトリック」を参照してください。

その他の変更

ネイティブ暗号化のセキュリティ更新

Oracleでは、Oracle Databaseリリース11.2以降における、ネイティブ・ネットワーク暗号化環境に影響を与える必要なセキュリティ機能強化に対応するために、ダウンロード可能なパッチを提供しています。このパッチは、My Oracle Supportノート2118136.2で入手できます。

関連項目:

詳細は、『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド』を参照してください