4.1 Java対応のデータベースの初期化

Oracle JVMオプションを指定してOracle Databaseをインストールすると、データベースはJava対応になります。つまり、Javaストアド・プロシージャおよびJava Database Connectivity (JDBC)が実行可能な状態になります。

この項では、次の項目について説明します。

4.1.1 Oracle Databaseテンプレート内でのOracle JVMオプションの構成

Oracle JVMオプションをデータベース・テンプレート内に構成します。Javaのインストールには、この方法をお薦めします。

Database Configuration Assistantを使用すると、各データベース・インスタンスのインストールに含める内容を定義するためのデータベース・テンプレートを作成できます。Javaプラットフォームをデータベース内にインストールする場合は、Oracle JVMオプションを選択してください。

4.1.2 Oracle JVMを組み込むための既存のOracle Databaseの変更

Oracle JVMを組み込まずにOracle Databaseをすでにインストールしている場合は、Oracle Database 12cリリース1 (12.1)のDatabase Configuration Assistantの変更モードを使用してデータベースにJavaを追加できます。変更モードでは、既存のOracle Databaseインスタンス上にインストールする機能(Oracle JVMなど)を選択できます。