Database Clientインストレーション・ガイド LinuxでのOracle Database Clientのオペレーティング・システムの構成 Linuxのカーネルおよびパッケージの要件の確認 Linuxのカーネルおよびパッケージの要件の確認 インストールの最小要件を満たすかどうかカーネルおよびパッケージを確認します。 インストールされているLinuxのディストリビューションおよびバージョンを確認するには、次のコマンドのいずれかを入力します。# cat /etc/oracle-release # cat /etc/redhat-release # cat /etc/os-release # lsb_release -id 次のコマンドを入力して、必要なカーネル・エラータがインストールされているかどうかを確認します。# uname -r このコマンドによりOracle Linux 7システム上で表示された出力例を次に示します。4.14.35-1902.0.18.el7uek.x86_6ご使用のディストリビューションに必要なエラータ・レベルを確認します。エラータ・レベルが必要最小限のエラータ更新より以前の場合は、Linuxのディストリビュータからカーネルの最新の更新を取得してインストールします。 次のコマンドを入力して、必要なパッケージがインストールされているかどうかを確認します。 # rpm -q package_name 特定のシステム・アーキテクチャ情報が必要な場合は、次のコマンドを入力します。 # rpm -qa --queryformat "%{NAME}-%{VERSION}-%{RELEASE} (%{ARCH})\n" | grep package_name 複数のパッケージの問合せをまとめて行い、その出力によって適切なバージョンかどうかを確認することもできます。たとえば:# rpm -q binutils compat-libstdc++ gcc glibc libaio libgcc libstdc++ \ make sysstat unixodbc パッケージがインストールされていない場合は、Linuxの配布メディアからインストールするか、またはLinuxのディストリビュータのサイトから必要なバージョンのパッケージをダウンロードしてインストールします。 親トピック: LinuxでのOracle Database Clientのオペレーティング・システムの構成