Database Clientインストレーション・ガイド Oracle Database Clientのサーバー・ハードウェアの確認と構成 サーバーのハードウェアとメモリー構成の確認 サーバーのハードウェアとメモリー構成の確認 サーバー構成に関する情報を収集するには、この手順を使用します。 次のコマンドを使用して、サーバー上の物理RAMサイズを確認します。# grep MemTotal /proc/meminfo システムに搭載されている物理RAMのサイズが要件のサイズより少ない場合、次の手順に進む前にメモリーを増設する必要があります。 構成済スワップ領域のサイズを確認します。# grep SwapTotal /proc/meminfo 追加のスワップ領域の構成方法は、必要に応じてオペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。 /tmpディレクトリで使用可能な領域容量を確認します。# df -h /tmp /tmpディレクトリの空き領域が、必要な領域の要件を満たさない場合、次のいずれかのステップを実行します。 ディスク領域の要件が満たされるように、/tmpディレクトリから未使用のファイルを削除します。 ノート:Oracleソフトウェアのインストール後にこのステップを実行する場合は、/tmp/.oracleまたは/var/tmp/.oracleディレクトリとそのファイルを削除しないでください。 Oracleユーザーの環境の設定時に、TMPおよびTMPDIR環境変数も、/tmpではなく使用するディレクトリに設定します。 システムのRAMおよびディスク・スワップの空き領域の容量を確認します。# free システム・アーキテクチャでソフトウェアを実行できるかどうかを確認します。# uname -m プロセッサ・アーキテクチャがインストールするOracleソフトウェアのリリースと適合することを確認します。たとえば、x86-64ビット・システムでは次のように表示されます。x86_64想定した出力が表示されない場合、このシステムにそのソフトウェアはインストールできません。 共有メモリー(/dev/shm)に十分なサイズのメモリーがマウントされていることを確認します。df -h /dev/shm df-hコマンドでは、/dev/shmがマウントされているファイル・システムと、共有メモリーの総容量および空き容量がGBで表示されます。 親トピック: Oracle Database Clientのサーバー・ハードウェアの確認と構成