14.21 DROP TYPE BODY文
DROP
TYPE
BODY
文は、ADT、VARRAY
型またはネストした表型の本体を削除します。
型本体を削除しても、型の仕様部は残り、型本体は再作成できます。本体の再作成前でも、型は引き続き使用できますが、そのメンバー・ファンクションは起動できません。
ここでのトピック
前提条件
型本体が自分のスキーマ内にある必要があります。自分のスキーマ内にない場合は、DROP
ANY
TYPE
システム権限が必要です。
構文
drop_type_body ::=
セマンティクス
schema
型が含まれているスキーマの名前。デフォルト: 自分のスキーマ。
type_name
削除する型本体の名前。
type_nameの制限
型依存性または表依存性のない型本体のみ削除できます。
例
例14-38 ADT本体の削除
この文は、ADT本体data_typ1
を削除します。このADTの作成例は、「CREATE TYPE文」を参照してください。
DROP TYPE BODY data_typ1;