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13.10 コレクション・メソッドの起動

コレクション・メソッドは、コレクションに関する情報を戻したり、コレクションに対する操作を実行するPL/SQLサブプログラムです。

ここでのトピック

構文

collection_method_call ::=

セマンティクス

collection_method_call

collection

起動するメソッドを持つコレクションの名前。

COUNT

コレクション内の要素の数を戻すファンクション。詳細は、「COUNTコレクション・メソッド」を参照してください。

DELETE

コレクションから要素を削除するプロシージャ。詳細は、「DELETEコレクション・メソッド」を参照してください。

DELETEの制限

collectionがVARRAYの場合、DELETEを使用して索引を指定することはできません。

index

データ型PLS_INTEGERまたはPLS_INTEGERに暗黙的に変換可能なデータ型を持つ数式である必要があります(後者の詳細は「s」を参照してください)。

EXISTS

コレクションにindex番目の要素が存在する場合はTRUE、それ以外の場合はFALSEを戻すファンクション。詳細は、「EXISTSコレクション・メソッド」を参照してください。

EXTEND

コレクションの末尾に要素を追加するプロシージャ。詳細は、「EXTENDコレクション・メソッド」を参照してください。

EXTENDの制限

collectionが連想配列の場合は、EXTENDは使用できません。

FIRST

コレクション内の最初の索引を戻すファンクション(詳細は、「FIRSTおよびLASTコレクション・メソッド」を参照)。

LAST

コレクション内の最後の索引を戻すファンクション(詳細は、「FIRSTおよびLASTコレクション・メソッド」を参照)。

LIMIT

コレクションに格納できる要素の最大数を戻すファンクション。コレクションに最大サイズがない場合、LIMITNULLを戻します。例は、「LIMITコレクション・メソッド」を参照してください。

NEXT

後続の要素が存在する場合、そのコレクション要素の索引を戻すファンクション。存在しない場合、NEXTNULLを戻します。詳細は、「PRIORおよびNEXTコレクション・メソッド」を参照してください。

PRIOR

先行する要素が存在する場合、そのコレクション要素の索引を戻すファンクション。存在しない場合、NEXTNULLを戻します。詳細は、「PRIORおよびNEXTコレクション・メソッド」を参照してください。

TRIM

コレクションの末尾から要素を削除するプロシージャ。詳細は、「TRIMコレクション・メソッド」を参照してください。

TRIMの制限

collectionが連想配列の場合は、TRIMは使用できません。

number

コレクションの末尾から削除する要素の数。デフォルトは1です。

  • 例5-19ネストした表でのDELETEメソッド

  • 例5-20文字列で索引付けされている結合配列でのDELETEメソッド

  • 例5-21ネストした表でのTRIMメソッド

  • 例5-22ネストした表でのEXTENDメソッド

  • 例5-23ネストした表でのEXISTSメソッド

  • 例5-24PLS_INTEGERで索引付けされている連想配列のFIRSTとLASTの値

  • 例5-25文字列で索引付けされている結合配列のFIRSTとLASTの値

  • 例5-26FOR LOOP内のFIRSTおよびLASTによるVARRAYの出力

  • 例5-27FOR LOOP内のFIRSTおよびLASTによるネストした表の出力

  • 例5-28VARRAYのCOUNTとLASTの値

  • 例5-29ネストした表のCOUNTとLASTの値

  • 例5-30様々なコレクション型のLIMITとCOUNTの値

  • 例5-31PRIORおよびNEXTメソッド

  • 例5-32疎であるネストした表の要素の出力

関連トピック

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