第II部 Oracle Net Servicesの構成と管理
第II部では、Oracle Net Servicesの設定方法と構成方法を説明します。
この部は、次の章で構成されています。
- Oracle Net Services接続のクイック・スタート
TCP/IPネットワークによるクライアント・アプリケーションとデータベースの間の接続のように、単純でありながら一般的なネットワーク構成について、初心者でも設定とテストができるように説明します。 - Oracle Net Servicesの管理
Oracle Net Servicesの様々な管理ツールについて学習し、コマンドライン制御ユーティリティについても確認します。 - ネーミング・メソッドの構成
データベース・サーバーへのクライアント接続の接続情報を構成する方法について説明します。 - Oracle Net Listenerの構成および管理
クライアント接続を受け入れるようにリスナーを構成する方法について説明します。 - Oracle Connection Managerの構成
Oracle Connection Managerは、データベースまたは他のプロキシ・サーバーに接続リクエストを転送するプロキシ・サーバーです。これはセッション・レベルで動作し、通常はデータベース・サーバーおよびクライアント・コンピュータとは別のコンピュータに常駐しています。 - 共有サーバー・アーキテクチャの構成
- プロファイルの構成
プロファイルでのクライアント構成パラメータおよびサーバー構成パラメータの構成方法を学習します。プロファイルとは、クライアントまたはデータベース・サーバー上でのOracle Net機能の有効化および構成の優先順位を指定するパラメータの集合です。 - Oracle Net Servicesの拡張機能の有効化
高度な接続データ・パラメータ、ロード・バランシング、フェイルオーバーおよび非データベース・サービスへの接続など、Oracle Net Servicesの拡張機能を構成する方法について理解します。 - パフォーマンスの最適化
接続パフォーマンスの最適化方法を学習します。