サイレント・モードまたはレスポンス・ファイル・モードを使用する理由

サイレント・モードまたはレスポンス・ファイル・モードでインストーラを実行する場合のユースケースについては、この項を確認します。

表B-1 サイレント・モードまたはレスポンス・ファイル・モードを使用する理由

モード 用途

サイレント

サイレント・モードは、次のように使用します。

  • atなどのオペレーティング・システム・ユーティリティを使用してスケジュールを設定し、自動インストールを実行する。

  • ユーザーの介入なしで、複数のシステムで同様のインストールを数回実行する。

  • X Window Systemソフトウェアがインストールされていないシステムにソフトウェアをインストールする。

インストーラは起動元の端末に進捗情報を表示しますが、インストーラ画面はまったく表示しません。

レスポンス・ファイル

レスポンス・ファイル・モードは、インストーラ・プロンプトの全部ではなく一部にデフォルトの応答を提供し、複数のシステムに同様のOracleソフトウェア・インストールを行う場合に使用します。

インストーラ画面の必要な情報をレスポンス・ファイルに指定していないと、インストーラによってその画面が表示されます。必要な情報をすべて指定した画面は表示されません。