OracleホームでのWindowsサービスの実行について
データベースのインストールのタイプおよびOracleホーム・ユーザーとして使用されるユーザー・アカウントにより、Windowsサービスは、LocalServiceなどの、権限の低い、管理者以外のアカウントまたは認証されたWindowsユーザー・アカウントで、またはOracleホームで権限の高いローカル・システム・アカウント(LSA)として、実行されます。
表C-1 Windowsサービスの実行
インストールのタイプ | Oracleホーム・ユーザー | サービス用のWindowsサービス・ユーザー |
---|---|---|
Oracle Databaseサーバー |
Windowsユーザー・アカウント |
Windowsユーザー・アカウント |
Oracle Databaseサーバー |
組込みアカウント |
ローカル・システム・アカウント |
Oracle Databaseクライアント |
Windowsユーザー・アカウント |
Windowsユーザー・アカウント |
Oracle Databaseクライアント |
組込みアカウント |
LocalService |
Oracle Grid Infrastructure (グリッド・インフラストラクチャ管理リポジトリを含む) |
Windowsユーザー・アカウント |
LocalServiceを使用するグリッド・リスナー Windowsユーザー・アカウントを使用するデータベース・サービス 脚注 1ローカル・システム・アカウントを使用するクラスタウェア・サービス |
Oracle Grid Infrastructure (グリッド・インフラストラクチャ管理リポジトリを含まない) |
組込みアカウント |
LocalServiceを使用するグリッド・リスナー ローカル・システム・アカウントを使用するクラスタウェア・サービス |
脚注1
クラスタウェアは管理権限を必要とするので、常にローカル・システム・アカウントを使用してWindowsサービスを実行します。